7歳の子供が「いっしゅやまごぼう」
「いっしゅやまごう」と繰り返す。
このムラサキ色の実から色を出して
紙に染色したのがうれしかったみたいで
見ては喜び指さす。
うれしいことや楽しかったことが
記憶に刻まれるのは幸せと感じれる時間
が増えること。
季節ごとに小さいけど身近に感じれる
喜びが、小さい子供に刻まれていることを
幸せに感じる
美しい出会いが目の前にある。
いっしゅやまごぼう
梅本亜祐子
「いっしゅやまごう」と繰り返す。
このムラサキ色の実から色を出して
紙に染色したのがうれしかったみたいで
見ては喜び指さす。
うれしいことや楽しかったことが
記憶に刻まれるのは幸せと感じれる時間
が増えること。
季節ごとに小さいけど身近に感じれる
喜びが、小さい子供に刻まれていることを
幸せに感じる
美しい出会いが目の前にある。
いっしゅやまごぼう
梅本亜祐子


朝の光に照らされて
水面に小さな白い花をみつけた。
冷たくなった朝の空気に水蒸気が
空に帰っていく
水面に浮かぶ小さな小さな花
透き通る白い花に
光が当たる
光は咲いてる花を知っているかのように
光をあてる
咲く花に光があたるのか
光のあたるところで花がさくのか
考えなくても光に照らされいる
今のままでいいんだよ
私なんて勝手に咲くんだから。
人に見られようが見られまいが
私のタイミングでしか咲けないんだから
きれいな花を咲かせるには自分のタイミングで
いきることよね
白い小さな水草はそう言ってた
梅本亜祐子