今日12月14日は、赤穂浪士(四十七士)討ち入りの日。劇場版や映画、更にはドラマ等で内容を知ってる方もいらっしゃるかと思いますが、こと「忠義」に付いて考えてみたことはありますでしょうか。今の教育現場からすれば、かなり縁遠い言葉かと思います。ましてや、文部省唱歌「桜井の決別」など、小中高生は勿論、若手の先生なども知らないのではないでしょうか。
日本の情操教育の根幹をなしていた唱歌も、戦後から今日に至るまでは完全にこき下ろされておりました。しかし、昨今では一部再評価もされており、願わくば復活をして欲しいものと考えております。
現代の利己・個人主義 ばかりの時代、かえって生きにくい社会を形成してしまっています。「己をむなしくして生き、他人を思いやり、信義・忠節を尽くす」。この思いこそが、人間関係を形成出来るのではないでしょうか。戦後、何でもかんでも軍国主義の弊害に結び付けて全否定したきた、日本の伝統的な考え方や思想を少しづつ復活させていかなければと考えています。
例えの是非もあるかと思いますが、70年代~80年代におけるマル走の人間関係や上下関係、更には規律といったものが、今の歪んだ社会構造には一番必要なのではとも思っています。先日、歌舞伎役者の事件がありましたが、まさに忠義だったのかも知れません。
今一度、生かされてる意味を熟考してみてはどうでしょう。思想と片付けるのではなく、プラクティカルに考えてみれば、結論は簡単だと思います。真に美しい日本を、大切にして欲しいと切願しています。
最後に、今の老輩忠義とあらば、微力ながら今出来うる業務で会社に恩返しをしたいとの一念なり。
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