浅間の麓から

張替本舗 金沢屋浅間店の張替日誌

軽井沢

2010年10月19日 19時05分29秒 | 旅行
 本日午後、軽井沢のお客様へ打ち合わせに伺った際、雲場池の前を通ってみました。
平日にも関わらず、他府県ナンバーの車、また散策の方や、紅葉始まりの写真を収めてる方など、思った以上に賑わっていました。

ここ最近、あちこちで熊の出没ニュースが多い中、「雲場池を散策してる方も、十分気を付けて欲しい。」と車窓より遠目に思う次第でありました。
軽井沢も、ついこの前までの猛暑は一体何だったのだろうか?と思うような気温になり、朝晩はそれなりに冷え込んで来ましたね。
そんな中、雲場池も綺麗な色合いになり、水面とのコントラストが一段と映えているんですね。

そもそも雲場池は、御膳水からの清冽な水を源とする、六本辻近くにある静かな池なんです。「スワンレイク」とも呼ばれており、カラマツやモミジの木々に映え、とても落ち着いた雰囲気の場所なんです。

 水面に映る木々、のどかにたたずむカルガモ、そして軽井沢の気候が織成す情緒豊かな景色がなんともいえない雰囲気を持っています。また、1周20分ほどの、のんびり散策するのにもってこいの場所なんですね。
 天皇陛下も、軽井沢を訪れた際は必ず、この雲場池でのお散歩を1~2回は楽しまれるそうです。

 新幹線や高速道路が出来るまでは、軽井沢が妙に遠く感じたのを覚えております。今のように日帰りという事はなく、軽井沢で一泊してた事を思い出しますね。開通以前、東京から車で来る場合、軽井沢手前の
国道18号線碓井峠県境が最後の鬼門でした。特に冬場の時は、最悪でしたね。普通に雪道を上って行くと、時折対向から下ってくる車がスリップして、突っ込んでくるんですよ!何とか避けたら、その車は運良くガードレールとキスして止まってましたけど。

またレールでは、何と言っても信越本線の横川-軽井沢(車同様碓井越え)間の急勾配ですね。当時は、峠のシェルパと言われた電気機関車、
EF63が両駅間で活躍していたんです。今では廃線となってしまい、バスによる振替輸送になっています。ただ、国道18号線旧道を走りますと(所々ガードレールがないです)、当時の信越本線急勾配の面影が見られますので、時間があればゆっくりと秋の軽井沢を旧道で堪能されてはいかがでしょうか。
これから紅葉真っ盛りの軽井沢、それぞれ自分たちの今昔物語に盛り上がって 下さい。

紅葉の雲場池      春間近の雲場池



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