地デジの完全移行まで半年をきった現在、更なる地デジ「接続弱者」が問題視されている。総務省はじめ、関係各所において地デジ化とやたら騒いで推進を目論んでいるが、
肝心な移行後の支援対策が整っていない状況であります。特に、チューナーの接続やリモコンの使い方等、ご年配の方には大変難しい問題に直面しています。
「いざTVを買い換えました。若しくは地デジチューナーを買いました。」といっても、最近のデジタル家電を簡単には使いこなせるものではないでしょう。
従来のアナログTVであれば、スイッチを入れてチャンネルボタンの選択やボリュームの上げ下げだけで十分でしたよね。アンテナからのケーブルがTVに繋がってれば、スイッチオンと同時に勝手に画面に写しだされたんですからね。
ところが、地デジとなれば、PCや携帯の操作同様に受信する為の専用カード(B-CAS)をTVにセットしたり、TVを視聴する所在地を登録して受信できる放送局をスキャンするなど、結構面倒なんですよね。慣れてる方であれば問題ないですが、総務省はじめやたら地デジと騒いでる方々もその様な後方支援をきちんと拡充して欲しいものですよ。
以前もブログにアップさせていただきましたが、今のVHF帯でも十分デジタル放送は可能なんですがね...
電波放送利権の反動しわ寄せが、結局のところ個人の費用負担になるとは情けない話です。
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http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/galac.html