浅茅ヶ原 (あさじがはら)
奈良公園、春日大社一ノ鳥居付近の丘陵。
ここではいつもろうそくを使った斬新なオブジェが展示されています
今年はどんなオブジェかな
公益社団法人奈良市観光協会マスコットキャラクター
しかまろくん
腕を思いっきり上に伸ばして上方から写真を撮ると
形がよく分かります
可愛いっ
毎年デザインの変わる竹のオブジェ
今年は背の高い竹の棒の中にろうそくの明かり灯る丸いボール状のオブジェをちりばめた
おしゃれなデザインです
暗闇を高い位置まで照らして、
とても幻想的ですね
こちらは噴水のような形をした大きなオブジェ
中に入れるのが面白い。
混雑の中、奇跡的に人が一人も居なくなった
いよいよ春日大社
長い長い暗闇の道を通って御本殿まで向かいます
毎朝夕の神事の御奉仕を始め年間1000回に及ぶお祭りが行われるこの春日大社と春日山原始林は
1998年12月には、古都奈良の文化財としてユネスコの世界遺産に登録されました。
と、ここで通りがかったお店で大仏サイダーと鹿せんべいを購入
サイダーは柚子みつ味でとても美味しく、蒸し暑い夏の夜の
歩き疲れを癒してくれた
お店横でサイダーを飲んでいると通りがかりのカップルの女の子が、
「ゆず味絶対美味しいって~!」
と続いてサイダーを購入
なかなかの売れ行きのようだ
春日大社の伏鹿の手水所(ふせしかのてみずしょ)
ここで鹿のくわえている巻物から出る神聖な水で
手と口を清めます。
夫婦大国社の水占い
初穂料¥200でたくさんの水占いおみくじの中から直感で1枚引き、
水甕の水につけてみると文字が浮かび上がるといったもの
せっかくだからやってみる
なんと!大吉!
恋愛の他にも学問と願望といった3種類のジャンルで
占ってくれる。
暗い夜道で薄く浮かび上がる文字を何とか読み取ろうとしたが
どうもどのカテゴリーも努力を怠るな的な内容であった。
日頃の怠け癖が神様にもバレているようだ。
赤く浮かび上がる御本殿
初穂料500円で御本殿の特別参拝に入れます
境内の3000に及ぶ燈籠は、800年の昔より藤原氏をはじめ
貴族や武士と広く一般国民より奉納されたもので、
2月の節分と8月14日,15日の夜の、年2回のみ全燈籠に火が入ります。
釣燈籠に灯った火が廻廊を幻想的に照らし出し、
参拝者も嘆声を漏らす見事な世界を作り上げています
こんな可愛い鹿の燈籠も見つけました
年にたった2回、たった3日間の夜にだけ灯される釣燈籠が作り上げる世界
365分の3の確率にも関わらず、狙わずしてこの日に来てしまった。
”知らんかったんかいっ!!”と自分でも突っ込みたい。
歴史を見つめてきた燈籠に彩られ時代を超えた趣有る光の廻廊と御本殿に
珍しい物を見ました
おせんべい大好きで、
媚びることを覚えたちょっぴり生意気で可愛いこいつ
さっき購入した鹿せんべいを見えるや否や”ちょうだい”とおじぎ。
奈良の鹿は皆おじぎを覚えている
人から餌がもらえるとは思いもしないといった感じでキョトンとしている
安芸の宮島の鹿とは大違いだ。
奈良に住む鹿達は鹿せんべいに目が無いのを知っている。
たくさんの群れの中で鞄から取り出そうものなら一瞬でたかられ若干怖い為、
それでも餌をあげたい私はいつも角切り後の小ぶりな1~2頭を探して
ひっそりと鹿せんべいを与えるのです
目立つと大量の鹿に気付かれる為、注意が必要だ。
真っ暗でiPhoneのフラッシュではおじぎしまくる鹿を
ブレずに撮影するのは非常に難しい。デジカメを持ってくればよかった。
周りに鹿が居ない為、
この鹿は私の鹿せんべいをほぼ独占状態。
要求速度はどんどん早まり、おじぎではなく私の服の腰辺りに
下顎を擦り付けて媚びだしてきた!
あまりの接近ぶりに私の方がおじけづき、いつもの癖で反射的にうっかり”待て!”と叫んでしまった。
当然家の犬とは違うので言うことを聞く訳もなく、今にも前足を肩に乗り掛けてくるのではないかという
鹿の勢いにとりあえず撤退!
鹿が可愛いと集まり出した周りの女の子やおばちゃん達に笑われる。
生まれて初めて奈良公園に行った時から、奈良には鹿がいるのが当然
でも、なぜ鹿がいるのか、という素朴な疑問が湧き上がってきた。
調べてみるとその起源は奈良時代まで遡るようで。。
奈良に都ができたころ、藤原氏の氏神として茨城県にある鹿島神宮から祭神の武甕槌命
(タケミカヅチノミコト)を春日山に移して祀りました。
このとき、タケミカヅチは神鹿に乗って来たと伝えられており、
以来、奈良で鹿は神様の使いとして保護されるようになったとのことです。
(それ故古代より間違っても鹿を傷つけたり、万一殺してしまおうものなら事故であろうと
厳しい刑が科せられました。)
今奈良に当たり前のように繁殖している鹿さん達にも
そんな由来があったのですね
語り継がれる伝説は奈良時代より発祥し、現代に至る今日もその伝説を更新し続けている。
今夜も伝説が生まれた。
大きく身を反らしたが小鹿はあまりに素早く、しかも一度くわえるとそれが最期。
力強い首を大きく振り切り、人間が手で紙を破るよりも器用なのではないかと思うほど、
一瞬にしてビリビリっと音を立てて紙袋は破れた。
口一つでこんなに綺麗に破れるものなのか。
若干持って帰りにくくなったが紙袋はもういい。
それより鹿のお腹が心配だ。
彼らは想像以上に器用な為、奈良に来る時は手荷物に注意です。
~ 奈良 燈花会 2014. 8 終わり ~
奈良公園、春日大社一ノ鳥居付近の丘陵。
ここではいつもろうそくを使った斬新なオブジェが展示されています
今年はどんなオブジェかな
公益社団法人奈良市観光協会マスコットキャラクター
しかまろくん
腕を思いっきり上に伸ばして上方から写真を撮ると
形がよく分かります
可愛いっ
毎年デザインの変わる竹のオブジェ
今年は背の高い竹の棒の中にろうそくの明かり灯る丸いボール状のオブジェをちりばめた
おしゃれなデザインです
暗闇を高い位置まで照らして、
とても幻想的ですね
こちらは噴水のような形をした大きなオブジェ
中に入れるのが面白い。
混雑の中、奇跡的に人が一人も居なくなった
いよいよ春日大社
長い長い暗闇の道を通って御本殿まで向かいます
毎朝夕の神事の御奉仕を始め年間1000回に及ぶお祭りが行われるこの春日大社と春日山原始林は
1998年12月には、古都奈良の文化財としてユネスコの世界遺産に登録されました。
と、ここで通りがかったお店で大仏サイダーと鹿せんべいを購入
サイダーは柚子みつ味でとても美味しく、蒸し暑い夏の夜の
歩き疲れを癒してくれた
お店横でサイダーを飲んでいると通りがかりのカップルの女の子が、
「ゆず味絶対美味しいって~!」
と続いてサイダーを購入
なかなかの売れ行きのようだ
春日大社の伏鹿の手水所(ふせしかのてみずしょ)
ここで鹿のくわえている巻物から出る神聖な水で
手と口を清めます。
夫婦大国社の水占い
初穂料¥200でたくさんの水占いおみくじの中から直感で1枚引き、
水甕の水につけてみると文字が浮かび上がるといったもの
せっかくだからやってみる
なんと!大吉!
恋愛の他にも学問と願望といった3種類のジャンルで
占ってくれる。
暗い夜道で薄く浮かび上がる文字を何とか読み取ろうとしたが
どうもどのカテゴリーも努力を怠るな的な内容であった。
日頃の怠け癖が神様にもバレているようだ。
赤く浮かび上がる御本殿
初穂料500円で御本殿の特別参拝に入れます
境内の3000に及ぶ燈籠は、800年の昔より藤原氏をはじめ
貴族や武士と広く一般国民より奉納されたもので、
2月の節分と8月14日,15日の夜の、年2回のみ全燈籠に火が入ります。
釣燈籠に灯った火が廻廊を幻想的に照らし出し、
参拝者も嘆声を漏らす見事な世界を作り上げています
こんな可愛い鹿の燈籠も見つけました
年にたった2回、たった3日間の夜にだけ灯される釣燈籠が作り上げる世界
365分の3の確率にも関わらず、狙わずしてこの日に来てしまった。
”知らんかったんかいっ!!”と自分でも突っ込みたい。
歴史を見つめてきた燈籠に彩られ時代を超えた趣有る光の廻廊と御本殿に
珍しい物を見ました
おせんべい大好きで、
媚びることを覚えたちょっぴり生意気で可愛いこいつ
さっき購入した鹿せんべいを見えるや否や”ちょうだい”とおじぎ。
奈良の鹿は皆おじぎを覚えている
人から餌がもらえるとは思いもしないといった感じでキョトンとしている
安芸の宮島の鹿とは大違いだ。
奈良に住む鹿達は鹿せんべいに目が無いのを知っている。
たくさんの群れの中で鞄から取り出そうものなら一瞬でたかられ若干怖い為、
それでも餌をあげたい私はいつも角切り後の小ぶりな1~2頭を探して
ひっそりと鹿せんべいを与えるのです
目立つと大量の鹿に気付かれる為、注意が必要だ。
真っ暗でiPhoneのフラッシュではおじぎしまくる鹿を
ブレずに撮影するのは非常に難しい。デジカメを持ってくればよかった。
周りに鹿が居ない為、
この鹿は私の鹿せんべいをほぼ独占状態。
要求速度はどんどん早まり、おじぎではなく私の服の腰辺りに
下顎を擦り付けて媚びだしてきた!
あまりの接近ぶりに私の方がおじけづき、いつもの癖で反射的にうっかり”待て!”と叫んでしまった。
当然家の犬とは違うので言うことを聞く訳もなく、今にも前足を肩に乗り掛けてくるのではないかという
鹿の勢いにとりあえず撤退!
鹿が可愛いと集まり出した周りの女の子やおばちゃん達に笑われる。
生まれて初めて奈良公園に行った時から、奈良には鹿がいるのが当然
でも、なぜ鹿がいるのか、という素朴な疑問が湧き上がってきた。
調べてみるとその起源は奈良時代まで遡るようで。。
奈良に都ができたころ、藤原氏の氏神として茨城県にある鹿島神宮から祭神の武甕槌命
(タケミカヅチノミコト)を春日山に移して祀りました。
このとき、タケミカヅチは神鹿に乗って来たと伝えられており、
以来、奈良で鹿は神様の使いとして保護されるようになったとのことです。
(それ故古代より間違っても鹿を傷つけたり、万一殺してしまおうものなら事故であろうと
厳しい刑が科せられました。)
今奈良に当たり前のように繁殖している鹿さん達にも
そんな由来があったのですね
語り継がれる伝説は奈良時代より発祥し、現代に至る今日もその伝説を更新し続けている。
今夜も伝説が生まれた。
大きく身を反らしたが小鹿はあまりに素早く、しかも一度くわえるとそれが最期。
力強い首を大きく振り切り、人間が手で紙を破るよりも器用なのではないかと思うほど、
一瞬にしてビリビリっと音を立てて紙袋は破れた。
口一つでこんなに綺麗に破れるものなのか。
若干持って帰りにくくなったが紙袋はもういい。
それより鹿のお腹が心配だ。
彼らは想像以上に器用な為、奈良に来る時は手荷物に注意です。
~ 奈良 燈花会 2014. 8 終わり ~