海猫の宝物

人生を豊かにする冒険を求めて

アドバンスド・オープンウォーターダイバー の ライセンス取得 2014. 6 - 2日目 後半

2014-08-09 15:53:12 | ダイビング
ダイビングスポット : 沈船~北の根


                            (可愛らしい珊瑚)

残る2ダイブはドリフトダイビング。

通常のボートダイビングでは、ボートがスポット付近に到着した地点でアンカーを降ろし、
ダイバー達はそこからスタートしてダイビング終了後は同じ場所に戻って来なければなりません。

しかし、ドリフトダイビングでは船をアンカーで固定せずに、ダイバー達は
潮の流れに乗って流されながら水中を移動し、最後はダイバー達を追って移動して来た船が
pick upしてくれるという何とも楽ちんなダイビングスタイルです。



ただ、このスタイルにはロープを持たず潜降、浮上するフリー潜降/浮上が出来るということが
求められ、浮上前の5m深度での3分間安全停止も通常船から降りている安全停止バー無しで
行わなければならない為、ある程度の中性浮力を保つ必要もある。

耳抜きに手こずっている内に流れの強い海面を一人だけ流される可能性もある。
非常に心配していたが、多少流されながらも何とか潜降。
(さほど流れも強くなく、初心者の私には運の良いコンディションだった。)
更に心配していた浮上については、慎重に行ったので上がり過ぎることはなかった。ホッ



白浜の名スポット:沈船エリア。

お魚達の住宅街を建設しダイビングスポットを作るべく、2005年6月に人為的に沈められた
白浜の沈船。(水深18m前後)
お世話になっているダイビングショップのオーナーさんによると、
沈没後、一度台風で流されて行方不明になったのだとか。
地元ダイバーの方々の総出の捜索活動により今の場所で見つかった沈船は
崩壊することなく綺麗な形で海底に船底を付けて立っていたとのことです。


沈船エリアではいつでもクロホシイシモチやキンメモドキの大群が群れを成して巡回しています
なんとも幻想的です

コロダイ
コロダイ : ”みんな逃げろ~!!!” (?)


???なんだろうこのお魚?? 黄色と黒のストライプがコロダイの幼魚の頃の
模様に似てるけど、もう大きいしちょっと形も違いますよね???


2ショット

ミノカサゴ:「じゃぁ今日18:00にいつものカフェでね

ミアミラウミウシ:「了解~!遅れるんじゃないわよっ


コノハガニ
本当にコノハチョウのような形をしてますね


ここにも可愛いクマノミさん


出た!ウツボ!
鋭い歯を持つこいつに噛まれるとただでは済まない!
が、こちらがちょっかいを出さない限り攻撃してくることはないかな・・。

よーく見るとクリアクリーナーシュリンプにクリーニングしてもらっている所だった!
邪魔してごめんね~^^


マンジュウヒトデ
こちらも白浜の海には珍しい?!
サイパンでもシーウォーカー中に同じようなのをスタッフから手渡された。
みんなもっと可愛い星型のヒトデなのに私はいつも饅頭・・。

でも可愛いよ

いつも邪魔な場所にいる癖に、こわい毒を持っている厄介なやつ。
ゴンズイ
ヒゲみたいなのが生えてるね。
フェロモンを放出して一塊りになって泳ぐ習性があるがこれをゴンズイ玉と呼びます。


ハコフグ幼魚。
まだミニチュアで可愛い~ 掴んでごめんね。



ダイビングスポット : 色津沖


アーチなども在り、入り組んだ地形の美しい色津に行くのはこれが3度目です。
白浜のお気に入りのスポット

コロダイ

”ふんっ!”


伊勢エビ
「た、食べないで・・」(ぶるぶる)と目を光らせて
岩陰に隠れているようです


海の宇宙人。

嘘です。ごめん。

バディさんライセンス取ったばかりなのに、余裕ですな~。


色津のクマノミさん。
バッチリカメラ目線してくれたね


綺麗な海のブルーと一緒に写真に取り入れたいのだが、クマノミっていつも
暗い珊瑚や岩に寄りついていて初心者の私にはどうしても暗い写真になってしまいがち

タマゴイロウミウシ か タテヒダイボウミウシ。
ごめんなさい、似ててどっちか分からない・・。


オオモンハタ
今にも寝そうな顔をしてサボっている!


狭いアーチを腹ばいになって潜ります


最後に浮上後、自分達の居場所を知らせる派手なオレンジ色のシグナルフロートを
膨らませ船にpick upしてもらうが、既に船は近くまで来てくれていた

こうして2日間の実習は終わり、無事アドバンストとドリフトのライセンスを
取得することが出来ました



白浜の海は大阪からも車で2時間程度と、とっても便利
次回は今回風向き加減でドリフトでは潜れなかった洞窟スポット、ペイマンケーブに行きたいな



~アドバンスド・オープンウォーターダイバー の ライセンス取得 2014. 6 終わり~

アドバンスド・オープンウォーターダイバー の ライセンス取得 2014. 6 - 2日目 前半

2014-08-09 14:22:57 | ダイビング
2014.6.15 2日目 白浜 in 和歌山

ダイビングスポット : 三段壁
                            (チョウチョウウオ)

個人差があるとは言え、ダイバーなら一度は感じたことがある人も多いだろう窒素酔い。
窒素酔いとは、深く潜る程増える窒素の体内吸収量に応じて、お酒に酔ったように
判断力が低下したりする状態のことを指します。

人によって掛かりやすい人もいれば、殆ど影響を受けない人もいる。

通常深く潜るほど体内への窒素吸収量は増え、窒素酔いの可能性も高くなるが、
深度との関わりがどれほどのものなのかを実験すべく、簡単な筆算を
深度25m地点と地上で解き、同じ問題を解くのにどれほど時間差が付くかを試してみる。

筆算は以下のようなシンプルな内容だ。

 52135
-)38628
-------------


【結果】 【所要時間】【正誤】

私:   水深25m 7秒  
     地上  5秒  ×

バディ: 水深25m 8秒  
     地上  4秒  

うん、私の前世は魚類だったんだろうな!
海の中の方が得意だ!

初めての深度25m以上の世界。

個人的に10mを超えると慣れてくるのか耳抜きも楽になり、
潜降してもさほど違いが分からなくなってくる。
それだけに残圧チェックをこまめに欠かさない。

昨日に引き続き水中カメラ撮影をして遊びます。


立派な珊瑚ですね
ここらへんの海では珍しいようです。
中が光って見えますね


あら、クマノミさん、こんにちは
威嚇して怒ってますね~



痛々しそうな棘を持つウニ。
あちこちに潜んでいるので、うっかり手を付かないよう気をつけなければ


モクズショイ (カニ)
体にたくさん海藻や貝殻などをつけてカモフラージュしているつもりです。
実際周囲の岩などに紛れていると気付かないことも・・。


カサゴ
優雅ですが背鰭に毒があり、刺されると激痛が走る。
アーチの底に獲物を狙って溜まってたりするので注意が必要だ。


大きくて綺麗なホラガイ


白浜の海にもたくさんの種類のお魚や甲殻類達が生息しており、
時折巨大なコブダイなどの大物に出会うことが出来ます
私が2009年の10月にここでオープンウォーターのライセンスを取得した時は
記念すべき第1ダイブ目に何とツバクロエイに出会いました。



ランチ休憩
海鮮市場フィッシャーマンズワーフ白浜にて。

マグロ丼
新鮮さ満点の艶つや感 ん美味ぁ~い

シーサイドカフェのバーガー
ボリュームたっぷりです海を見ながらパラダイス


綺麗な海のさざ波を聴きながら・・

1日3ダイブ x 2日間はなかなかのハードスケジュールですな~
小学校時代の夏休み、プールに遊びに行った帰りの倦怠感のように
海に入っている間はテンションが上がっているが、外に出た時に初めて気づく疲労感。

ガンバレ 後2ダイブでライセンスGetだ~


~アドバンスド・オープンウォーターダイバー の ライセンス取得 2014. 6 - 2日目 後半に続きます。~