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フランス旅行記 2012.11 (5日目 ルーヴル美術館/ヴェルサイユ宮殿)  No.1

2014-08-04 19:45:17 | 海外旅行
2012.11.22(木)AM

昨日に引き続き今日も午前中は美術鑑賞日和です
しかも今日は世界的に有名なルーヴル美術館
ワクワクする気持ちを抑えられません

ルーヴル美術館は元々は12世紀にカペー朝の当時の王フィリップ2世が要塞として建設した
ルーヴル城を基に、中世時代に何度も改築を繰り返され、
14世紀にはシャルル5世の命による改修で、要塞から華やかな城館へと造り替えられた。
1546年、当時の国王フランソワ1世がルネサンス様式の宮殿建設に着手し、
3世紀にわたって建設が続けられました。
以後、ルイ14世が中心をヴェルサイユ宮殿に移すまで
王宮として常に王家一族の暮らすフランスの中心地となっていました

午後からヴェルサイユに行くので与えられた時間は限られたもの。
最初から狙いを定めておいて、効率良く館内を回る

ふふっ、そう上手く行くかしら と聞こえた気がしたがそれもそう、
ルーヴル美術館はリシュシュー翼、ドゥノン翼、シュリー翼の3つの広い宮殿からなり、
地下階から3階までフランスを中心に世界各国の絵画、彫刻、その他美術品が
ずらりと立ち並んでいて、全て見ようと思うと2日あっても足りないであろう。



私が手に持っているのはパリ・ミュージアムパスといって、このルーヴル美術館を始め
約60の美術館に提示のみで入ることが出来る。
選択した使用開始日から連続した日数で使用でき、2日券、4日券、6日券がある。
お得感もあるが何といってもチケットブースに並ぶことなく入館出来るのが魅力的です



ピラミッド中央入口は非常に混雑すると聞いていたので、比較的空いているという
ドゥノン翼の入口 Porte des Lionsからの入館を試みるも着いてみると今日は閉鎖とのこと。
この日一番の作戦はいとも簡単に計画倒れとなった。


気を取り直して中央までダッシュ

同じ考えを持っていたとみられる英国風の大人っぽいカップルも
私達を見るやいなや一緒に走り出した!

その狙いはただ一つ
入口からドゥノン翼に進み階段を登って2階、13-15世紀イタリア絵画 国家の間を目指す。


フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻、リーザ・ゲラルディーニの肖像 通称:モナ・リザ
レオナルド・ディ・セル・ピエーロ・ダ・ヴィンチ
1503-1506年

今日の最初の難関、レオナルド・ダ・ヴィンチのモナ・リザを最前列から見る!

しかし案外あっさりと写真に収めることが出来た



モナ・リザ周囲は写真のようにある一定距離を保つようロープが張られている。
常に警備員が横に付いていて、防弾ガラスケースでがっちりガードされている。

動かないモナ・リザの動画を撮る私。

【 国家の間 13-15世紀イタリア絵画 】

モナ・リザから真っ直ぐ後ろを振り向くと巨大な油絵が姿を現す。
カナの婚礼
パオロ・ヴェロネーゼ作


エマオの巡礼
パオロ・ヴェロネーゼ作


Jupiter Punishing the Vices
パオロ・ヴェロネーゼ作
全能の神ジュピターが悪を懲らしめている場面を描いた絵画ですね


エマオの晩餐(エマウスの晩餐)
パオロ・ヴェロネーゼ作


国家の間 内
この部屋一つとっても非常に広い
スケールが違いますね


ドゥノン翼2階
おぉおっ あの絵描きさんが描いているの、
ナポレオンの戴冠式ではないか??

と思ったら横に巨大な本物像が姿を現す
ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠
ジャック=ルイ・ダヴィッド作


サビニの女たち
ジャック=ルイ・ダヴィッド作


グランド・ギャラリー
広くて長い回廊に美しい絵画がギッシリ
端から端まで歩くのも大変なほどの距離だというのに
作品は溢れだしている
太陽光を取り入れる天井がまた神秘的な空間を造り出します


【ダリュの階段踊り場】
サモトラケのニケ
ギリシャのサモトラケ島にて発掘

何から何まで圧倒の作品揃いなのに全てを見て回ることは不可能
しかし出来る限り見て回りたいとさっと写真に収めて通り過ぎた場所が
山ほどあります
説明の無い写真につきましてはお許しあれ

アポロンのギャラリー
ルイ14世の為に造られました


~ フランス旅行記 2012.11 (5日目 ルーヴル美術館/ヴェルサイユ宮殿)No.2に続きます。 ~