| 妖術師の館 |
( `m´) 「…娘さん
本日は 月を供養し 拝する事にしましょう。」
|・)…
( `m´) 「…さて まず 宮地神仙道統の五嶽に関して、
宮地神仙道は 北嶽に至った後 中岳に還ると御話しさせて頂きました。」
( `m´) 「…この "還る" という意味でありますが
それは 水位先生が残されたものを ただそのままの形で中嶽に戻すという事ではありません。」
( `m´) 「…東嶽→南嶽→西嶽→北嶽という1回りを経て
水位先生が残されたものを 1回り成長させて中嶽に戻さなくてはいけないのであります。
そのように 1つのサイクルの中で
宮地神仙道を成長・発展させて戻す事が重要であり、
もし 発展も成長もないのであれば そもそも中嶽より出た意味がないのであります。」
( `m´) 「…ただ 発展・成長させると言いましても
既にある教学や論理に あからさまに反する珍説をまぜるとか
全く別宗教のものを加えるというのは論外であります。
また 例え道教出典のものであっても
天仙の道の障害・重荷となるような呪術などを加える事は 破壊となりますので
道教由来であれば 何を加えても良いという事にはなりません。」
( `m´) 「…宮地神道は 既に自己を宮地神仙道から切り離し 道統を否定したので
継承などは何もない、
それなのに 青丘(東岳)を称している事になりますが
伊邪那美命の死んだフリ説などは 宮地として論外、
また 東嶽は時期としては 芽が伸びて 花が咲く前の頃であり
宮地神道は 花が咲く前に枯れてしまったと言えます。」
( `m´) 「…宮地神仙道本部の創建は 南嶽の花盛りの頃であり
神仙道本部とは 宮地の花であります。」
( `m´) 「…では 今夜は道教式で月を拝する事に致しましょう。
魔女道は 月拝中心の体系であり、
夜の元后である伊邪那美命に至るために 月を拝すと説明されていますが」
( `m´) 「…しかし そういった漠然とした説明では
なぜ月を拝すべきかという点で 釈然としない部分が残ります。
我々は 月を拝する事で どのような作用を受けるのかという点が知りたいのであり」
( `m´) 「…それが 道教の中で 具体的に説明されている事を見出します。
基本的に 月を拝し供養する事で
自己の水徳、すなわち幸魂と和魂を増長させ
魄が清まるので 魄より生ずる煩悩なども除かれて
身心が清まり
更に 水徳増長によって
国土の安寧を得させ 水に関わる災害を鎮め
五穀豊穣も得られるとされ
自己だけでなく 国と人民にも益を与える行いとされています。」
( `m´) 「…そして神仙の道とは
無理に自分の頭で 天皇の為に働くと考える事ではなく
自己の四魂を増長させて
自然な形で国や人民に益を与える形とするという事ではないかと思われます。」
( `m´) 「…道教式で 月の供養を行いましょう。
香を焚いて 煙を月宮に捧げて誦します。」
「恭対宝月(きょうたいほうげつ)
請臣職位(せいしんしょくい)
功称職后接聖班(こうしょうしょくこうせつせいはん)
月府太陰(げつふたいいん)
結りん皇君(けつりんこうくん)
宝光幽照如来(ほうこうゆうしょうにょらい)
妙果素月天尊(みょうかそげつてんそん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
蘇摩太陰天尊(そまたいいんてんそん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
霊輝太陰皇君(れいきたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
坤霊太陰皇君(こんれいたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
金耀太陰皇君(きんようたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
金波太陰皇君(きんはたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
金枢太陰皇君(きんすうたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
夜光太陰皇君(やこうたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
陰精太陰皇君(いんせいたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
帝姉太陰皇君(ていしたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
嫦娥太陰皇君(じょうがたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
太素太陰皇君(たいそたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
太空太陰皇君(たいくうたいいんこうくん)
天宮聖月(てんくうせいげつ)
太明太陰皇君(たいめいたいいんこうくん)
天宮聖御(てんくうせいげつ)
望舒机星君(ぼうしょきせいくん)
月宮神兔(げつくうしんと)
得道星眞(とくどうせいしん)
月宮神蟾(げつくうしんと)
得道星君(とくどうせいくん)
暘谷山涌月得道星君(ようこくさんゆうげつとくどうせいくん)
細柳山館月得道星君(さいりゅうさんかんげつとくどうせいくん)
虞洲浦駐月得道星君(ぐしゅうほちゅうげつとくどうせいくん)
月宮衆聖(げっくうしゅうせい)
一切神祗(いっさいじんぎ)
悉仗眞香(しつじょうしんこう)
普同供養(ふどうくよう)。」
(大 物 主)
( `m´) 「…11日は天謝日であるので 母大陸に従わない罪を懺悔するのである。」
|・)
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「なぜ 神仙の道を求めないか!!!!!!!!!!!!!」