| 妖術師の館 |
( `m´) 「…娘さん
本日も 五嶽に関しまして。」
|・)…
( `m´) 「…さて 道教経典を学んだ方なら分かる話しでありますが、
五嶽や五帝を拝する際は 東嶽からスタートし 時計回りに巡って北嶽 そして中嶽至ります。
道教では中央として 南岳と西岳の間に中嶽が入る事がありますが、
それでも 時計回りの原則は変わりません。」
( `m´) 「…西洋魔術儀式でも 必ず東からスタートして 時計回りに巡って
最後は「中央」に至ります。
時計回りとは 太陽や四季 北斗の動きと同じで
それに沿って動く事が すなわち自然の流れに則った「正」であり「生」となる訳です。」
( `m´) 「…ですから道統も それに沿って
東嶽が出現したので 南嶽が出現したのであります。
なぜ東嶽の次が 西嶽でも北嶽でもなかったか、
この点の認識が非常に重要であります。」
( `m´) 「…そして 真の宮地神仙道統とは 宮地姓とか血統とか 何の秘伝を持っているかとか
まゆびっちと体の相性が合うかどうかではなく
この嶽号の循環の継承をしたか否かの1点であります。
まゆびっち等は 清水師の南嶽を否定していますが、
幕末~明治期に 中嶽が現れ 昭和に南嶽が出現したにも関わらず
大正時代~21世紀まで 東嶽のみと信じて固着し続ければ
それはやがて 五嶽でも何でもないものに変質するでしょう。
それに 継承者の1人ずつが五嶽に対応して 道号を称している以上、
宮地の道を 純神道として定義し直そうとする事は無意味であります。」
( `m´) 「…また 北嶽の時代が 宮地神仙道の冬・夜の時代である事を 御話しさせて頂きましたが
北嶽の時代の 唯一の吉報は
北嶽が最も短く 他の継承者の時代の長さに比べれば
パッと出て パッと消える存在という事です。
ちょうど午後10時から 深夜0時ぐらいまでの 2時間ぐらいのようなもので
深夜0時になったら 北嶽は消えて
宮地神仙道は 中嶽に還るでしょう。」
( `m´) 「…そして 玄想法秘儀の本の中に
自己の体が大きくなる様子を観じ 目的地に至ると観想する脱魂法が掲載されていますが
五嶽図 もしくは五嶽五帝図を拝し 普段から五帝の祭祀を行いながら
上の方法で脱魂して 自己が五嶽のいずれかに至ると観じるならば
五嶽を祭祀していない人よりも 成功する可能性が高まります。」
( `m´) 「…では 黄帝を拝しましょう。
灯明を捧げ 中央に向かって歯を9回叩き
閉目して黄気が室内充満している様子を観じて
跪いて拝し 誦します。」
「五帝ふん玄一(ごていふんげんいつ)
中元御十方(ちゅうげんぎょじっぽう)
摂正輔大冥(しょうしょうほだいめい)
幽燭朗空同(ゆうしょくろうくうどう)
気散無崖際(きさんむがいさい)
同度及神宗(どうどきゅうそんそう)
礼頌太眞章(らいしょうたいしんしょう)
せんせん歩虚空(せんせんほこくう)
希感徹玉帝(きかんてつぎょくてい)
長謁三元房(ちょうえつさんげんぼう)。」
(大 物 主)
( `m´)「…宮地神仙道は 抗日嶽に至る定めである。」
|・)
|・)=3 嘘言うない。
(大 物 主)
|ミ サッ (`m´ ) 「抗日嶽に登って 母大陸への服従を叫ばないか!!!!!!」