両手を外縛して
左右の中指を立てて やや曲げるようにして指先同士を合わせる。
左右の人差し指は 中指の背に載せるようにする。
そのようにして手印を結んだ両手を
頭頂の中央部分に載せて 呪を1遍誦し
次に頭頂の右部分に載せて 呪を1遍誦し
次に頭頂の左部分に載せて 呪を1遍誦す。
「オン・サルバ・タタガタ・ラタノウ・アビシャカ・アク。」
「運気を変じ吉祥を招く」
「諸仏正法賢聖三宝尊(しょぶつしょうほうけんせいさんぽうそん)
従今直至菩提永帰依(じゅうこんちょくしぼだいえいきえ)
我以所修施等諸資糧(がじしょしゅうせとうしょしろう)
為利有情故願大覚成(いりうじょうこがんだいがくせい)。」
「一切吉祥之吉祥(いっさいきっしょうしきっしょう)
十方吉祥諸天尊(じっぽうきっしょうしょてんそん)
吉祥義利前敬礼(きっしょうぎりぜんけいらい)
恒常吉祥願繁栄(こうじょうきっしょうがんはんえい)
万物本浄天然成(ばんぶつほんじょうてんねんじょう)
安住十方吉祥刹(あんじゅうじっぽうきっしょうせつ)
三宝聖衆仏法僧(さんぽうせいしゅうぶっぽうそう)
我等遍礼願吉祥(がとうへんらいがんきっしょう)。」
「オン・ヤダマヘイデザバワ
ヘイトンデダンダタガタハヤバダ
デダンザヨニレダ
エワンバデマハシャマナヤ
ソーハー。」(何遍も誦す)
(回向)
「文殊師利勇猛智(もんじゅしりゆうもうち)
普賢慧行亦復然(ふげんけいこうえきふくぜん)
我今回向諸善根(がこんえこうしょぜんこん)
随彼一切常修学(ずいひいっさいじょうしゅうがく)
三世諸仏所称嘆(さんぜしょぶつしょしょうたん)
如是最勝諸大願(にょぜさいしょうしょたいがん)
我今回向諸善根(がこんえこうしょぜんこん)
為得普賢殊勝行(いとくふげんしゅしょうぎょう)
願我臨欲命終時(がんがりんほつめいしゅうじ)
尽除一切諸障碍(じんじょいっさいしょしょうげ)
面見彼仏阿弥陀(めんけんひぶつあみだ)
即得往生安楽刹(そくとくおうじょうあんらくせつ)。」
「白財神の加持を受ける」
(白財神)
「諸仏正法賢聖三宝尊(しょぶつしょうほうけんせいさんぽうそん)
従今直至菩提永帰依(じゅうこんちょくしぼだいえいきえ)
我以所修施等諸資糧(がじしょしゅうせとうしょしろう)
為利有情故願大覚成(いりうじょうこがんだいがくせい)。」
ここで焼香したり供物を捧げて誦します。
「三宝三根本聖衆(さんぽうさんこんぽんせいしゅう)
尤其白財神五尊(ゆきはくざいしんごそん)
護法生住地善神 (ごほうしょうじゅうちぜんしん)
請受如此珍煙香(せいじゅにょしちんこうえん)
長寿無病諸願成 (ちょうじゅむびょうしょがんじょう)
障碍止息富足円(しょうげしそくふそくえん)
消除二障二資満(しょうじょにしょうにしまん)
祈祷所托事業成(きとうしょたくじごうじょう)。」
「オン・ペマ・クロダヤ・アリャ・ザンバラ・フリダヤ・ウン・パッタ。」(3遍か7遍 または21遍か108遍誦す)
「身如白晶須弥虹天衣 (しんにょはくしょうすみこうてんい)
如何観視亦極耀双目(にょかかんしえきごくようそうもく)
止息衆生貧窮諸痛苦(しそくしゅじょうひんきゅうしょつうく)
頂礼至尊聖者白財神(ちょうらいしそんせいじゃはくざいしん)。」
「地之財運精華叶果熟(ちしざいうんせいかきょうかじゅく)
処之財運病除紛争止(しょしざいうんびょうじょふんそうし)
人之財運福寿富足円(じんしざいうんふくじゅふそくえん)
広大円満吉祥願成就(こうだいえんまんきっしょうがんじょうじゅ)。」
(回向)
「此勤清浄之善根(しごんしょうじょうしぜんこん)
凡托事業皆成就(ぼんたくじごうかいじょうじゅ)
消除業障成二利 (しょうじょごうしょうじょうにり)
祈願迅捷獲菩提(きがんじんしょうかくぼだい)。」