
西洋魔術にも幾つもの流派がありますが、英国では、「アーサー王魔術」の
隆盛が、特に80年代末に見られたそうです。
その魔術儀式では、いわゆる「生命の樹」の形通りに参加者を配置
しながらも、「アーサー王物語」の登場人物を召喚するという所が
特徴的です。
霊的完成の象徴である「聖杯」を中心に、「アーサー王物語」の登場人物を
召喚して、儀式の場の守護者とし、丁度「生命の樹」の人々の配置に
沿ってキャンドルが点火される訳ですが、その間には儀式上で、見えない
力が溢れるのが感じられ、その上で、参加者全員で、高次の神殿に向かって
アストラル体投射を行い、そこから帰還して、儀式を終えるのだそうです。
この儀式の中の、「「アーサー王物語の登場人物の召喚」の部分について、
鏡リュウジ氏は、このように書かれていました。
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浄化が終わると、再びJ司祭は、魔術武器を取って、同行し始める。
四大天使の円の内側に、更に円を引いて、第二陣の守りとするのだ。
「わが前、東方にアーサー、わが西方にはギネヴィア、南方にマーリン、
北方にはニムエ……。」
J司祭の唱句に伴って、若々しく力強いアーサー王、美しく優雅な
ギネヴィア姫、老賢者マーリン、妖しげな湖の貴婦人ニムエの、
アストラル・イメージが、鮮明に出現する。
私は、そのイメージの投射に驚いた。
さすがに一流の魔術師の作業だ。
これだけ投射が強力であれば、訓練をつんだ術者でなくとも、これらの
アストラル像を感知出来るのではないだろうか。」
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この儀式を更に簡略化し、儀式上の守護者・霊的監視人として、アーサー王
物語の登場人物を召喚する方法も、同氏は紹介されていました。
この方法の用い方は自由で、魔術や占術など、その場所を魔術的な聖域に
変えたい時に用いると良いそうです。
以下、その紹介されていた方法です。
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① 画像の「アーサリアン・クロス」を切り取り、紐や鎖などで、自分の首にかける。
② 以下の、四者のカードをそれぞれ切り取り、それぞれに合った方角の壁に貼る。


③ 自分は部屋の中央に立ち、東に面して、次のように唱える。
「わが前に、力強きアーサー王、わが後方に、慈悲深きギネヴィア姫、わが右手には
賢者マーリン、わが左手には、妖しきニムエ。
わが聖堂は、四人の大いなる守護者によりて守られたり。」
この時、四人の守護者を、ありありとイメージする事が大切だ。
また、聖域を解消する時には、やはり東を向いて、次のように唱える。
「強きアーサー王、わが後方に、慈悲深きギネヴィア姫、わが右手には
賢者マーリン、わが左手には、妖しきニムエに感謝す。
はるかなるアヴァロンにて、我らを見守り給え。」
その後これらのカードは、机の中になどにしまっておく。
この儀式は連日繰り返す事により、部屋そのものを霊的に封し、他の霊的影響力を
寄せ付けない空間へと変化させる事が出来る。
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「スーパーカリフラジリステックエクスピアリドゥーシャス」
http://www.youtube.com/watch?v=pb2WIxgvq1g
「メリーポピンズ」の中に登場する、有名な魔法の呪文の歌ですが、80年代には、
マイバースデイシリーズの中で、唱えると幸運がやって来るとして紹介されて
いました。