宮地神仙道

「邪しき道に惑うなく わが墾道を直登双手
または 水位先生の御膝にかけて祈り奉れ。つとめよや。」(清水宗徳)

「結び目の魔術」

2009年12月16日 | Weblog




最近は、魔女や魔術に関する日本語の専門書が、90年代初頭に
比べてかなり減ってしまいましたが、80年代に、魔術師の朝松健氏は、
このように書かれていました。

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深まりゆく混迷。
ますますその度を増しつつある迷妄……。
そうした現代と云う時代にあって、私達は、輝く21世紀を見透かす事など、
全く出来ないでいる。
ひるがえって、自分自身をかえりみても、中々思うようにならない事が
目立つ。

そんなあなたに、一筋の光明が差し込んできた。
その「光明」こそ、この本で紹介する西洋魔術に他ならない。
従来、魔術と言えば、他人を呪ったり、陥れたりするものというのが相場
だったが、それだけに終わるものではない。
むしろ自分自身を、命の底から変えてしまう力を持っているがゆえに、
他人をも変える事が出来るものなのである。

………………

次の三点に、どうか留意して頂きたい。

(1)魔術とは何よりもまず、集中力と想像力の業である。

(2)魔術とは、遊びではない。

(3)魔術体系には、強烈な毒がある。

では、これらはどういう事か?

(1)については、魔術に限らず、何らかの術を行う場合に最低限、
必要とされてるのもは、集中力である。
これは、仕事や学問も同じ事だが、集中力のない人間は、魔術に向かない。


(2)の遊びでないとは、魔術は一種のメカニズムであるが、メカニズムの
動力は電気ではなく、霊である。
電気は意思も個性もなく、ただ流れるだけだ。
しかし、霊には意思も個性もある。
霊を敬わずに魔術を行う事は、濡れた手で高圧線を握るに等しい。
繰り返す、魔術は遊びではない。


(3)の毒とは何か。
隠された知恵や技術を身に着けた人間は、必ず自我のインフレーションに
陥るのである。
つまり、自分が他より優れているような錯覚に捉われ、他人を侮り、
軽視し、人格さえ無視する事になりやすい。
そうした精神的な毒を、魔術は他のいかなる霊的体系よりも内含して
いるのだ。

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朝松健氏は、魔術の歴史はエジプトに始まった、つまり「六千年の歴史である」と
繰り返し書かれていましたが、その古代エジプト、そして世界の魔術の全てに
共通しているものの一つに、「糸や紐に結び目を作る魔術」があり、またこういった
種類の魔術は、効果が高いと伝えられています。

結び目を作る魔術で、最も簡単な方法では、願望が叶った所をイメージ
しながら、紐や糸に結び目を作っていくだけのものですが、英国の魔女術では、
結び目を作る順番と個数、そして結び目を作る間に唱える呪文も一緒に
伝えられており、今回はこちらを紹介させて頂きます。

…………

【ナイン・ノットの魔術】

一本の紐に、下図の順に結び目を作っていく。





その時、魔女の呪文を唱え、願望が叶った様子を強くイメージしながら結び目を作っていき、
その紐をお守りとして持ち歩いていると、願望はすぐに叶うと言われている。



【魔女の呪文】

「エコ・エコ・アザラク
エコ・エコ・ザメラク
エコ・エコ・アラディア
エコ・エコ・ケルノーヌス
パン・イオ・パン・イアッコス (最初に戻って繰り返す)」



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「【詳報】小沢幹事長が反論「宮内庁長官は辞表を・・・」
http://www.youtube.com/watch?v=k_l7W1P_9eU

共産党委員長からまで、「国事行為」ではなく「公的行為」であり、幹事長こそ
憲法をよく読んでいないと批判されていました。
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