苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

2017年11月4日(土)静岡県2日目【宝永山(富士山)】其の三 <完>

2017-11-14 | 中部地方
宝永山其の二

宝永山山頂で10分ほど休憩したのち、帰ることにした。






宝永山頂からの帰り道、馬の背は通らずにエスケープルート(?)を下る。







9時50分

第一火口底まで帰って来た。







落下して来たであろう大岩(溶岩塊)の周囲には紡錘形の火山弾が見えている。









10時00分

宝永第一火口縁。







ここから第二火口横を下り、樹林帯へ入って富士宮口五合目駐車場へ向かう。








大砂走りのようにはいかないが、駆け下りれてしまう斜面。
周囲に人もおらず、迷惑にならないことを確認して荒っぽく下る。









うめ子こける。
小石が多い砂利道なので十分注意をして下ることを心がけなければならない。








復活うめ子。








軽快に下り降りる。









道標が見えている。










新富士の下にあった古富士の地層。






・・・・・・なるほど。






10時08分

宝永第二火口縁の道標。
我ながらはっちゃけすぎだろう。
こういう人間は事故を起こさないようにくれぐれも慎重に行動することを願うばかりだ。












10時09分

五合目駐車場への道標。









樹林帯へ入る。
熊が出るようだ。
残念なことにいまだに熊に遭遇したことがない。
カモシカには1度四国の剣山で、猪や猿には何度も遭遇している。
猪は牙もあり危険度は高いが、野生動物は子連れで気が立っていない限り向こうが逃げてくれる(と思っている)。








極端なアップダウンもなく、いたってのんびりとした登山道だ。
向かいから外国の親子連れが歩いて来たりと、観光の方も行き来しはじめる時間のようだ。
欧米系の方だったが樹林帯がよく似合っていた。















10時35分

富士宮口五合目駐車場に到着。


7時25分 富士宮口五合目駐車場
7時50分 六合目の雲海荘・宝永山荘
8時05分 宝永第一火口
9時00分 宝永馬の背
9時20分 宝永山山頂(15分休憩)
9時50分 宝永山第一火口底
10時00分 第一火口縁
10時08分 第二火口縁
10時12分 樹林帯
10時35分 五合目駐車場

コースタイム3時間10分。
お手軽コースだったが十分に堪能することができた。
次来ることがあれば富士山山頂へ登ってみたいものだ。
できれば御殿場口まで大砂走りを下って帰りたい。





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜おまけ〜〜〜〜〜〜〜

宝永山から下り、お昼ご飯は「お好み食堂 伊東」にておでんと富士宮やきそばを食す。
富士宮焼きそばは四角く腰がありかなり美味い。
関西風のソースこってりもいいが、腰があるこちらの方が好みだ。
寝場所へ行く前に昨日も入った天母の湯へ。
満車状態の人気ぶりで男湯すら洗い場に並ばなければならなかった。
あまりにも居心地が悪い。
ただでさえ他人とお風呂に入るのは躊躇するのにこれでは拷問だ。
体を洗うだけで退散する。

すぐ近くにある「奇石博物館」で鉱石や化石を見て温泉での不快感を癒す。
その後北上し「まかいの牧場」でソフトクリームを食べ、道の駅「朝霧高原」第二駐車場(裏手のここは穴場)にて車中泊。
道の駅でもコケモモのソフトクリームを食べた。




道の駅からは大沢崩れのあたりがよく見える。
大沢崩れは富士山の西斜面、大沢川の侵食谷だ。
最大幅500m、深さ150m、頂上の火口直下から標高2,200m付近まで達するとWikipediaにある。







翌日11月5日(日)は白糸の滝を見に行く。





















白糸の滝は観光地化されすぎていて、なんだか味気ない。

また朝霧高原へ戻り、ミルクランドへソフトクリームを食べに行く。
チーズなど美味しそうだったけれど高い。

お昼には道の駅にある「ビュッフェレストランふじさん」でバイキング。
ランチなのにカットステーキなどがあり、食べ放題ランキング上位に食い込む満足度だ。
ソフトクリームがあるバイキングは大好きだ。



ビュッフェの開店待ちをしているの図。
(食べログでは10時半だったが、11時30分からだった)




大沢崩れの砂埃がすごい。
「この時期ならではだよ」と、美味しそうな富士宮やきそばのお店(車)を出しておられる方がおっしゃっていた。
1日275tも崩落し続けているそうだ。


13時00分、帰途についた。

それでは静岡編、これにて終了。
次回はどこの山になるやら。
まったね〜。