苦楽の彼岸 山あるき 森あるき

こんにちは!umebocです。
主に近畿の山々をうめ子と2人で歩いています。

10月16日(日)【高見山・黒石山~北尾根縦走(奈良・三重県境)】 其の二

2011-11-06 | 大和・吉野・赤目エリア
【高見山・黒石山~北尾根縦走(奈良・三重県境) 其の一】(其の三まで続くよ)





ちーっス!!お世話になりますっス!!

高見山山頂の高角神社。
神武天皇東征の際、この山を越えて大和へ入ったそうだ。
その時に道案内をした八咫烏を祀っている神社らしい。

こんな山の上に、りっぱな建物を立てた先人に頭が下がる。

さて、高見山山頂からは奈良・三重の山々はもちろん京都・滋賀の山々まで、
360度の大パノラマが思いのままである。
でも、この日は何も見えない。



地味に三角点だよ

神社の裏手に二等三角点があった。気温は12度。








これから北尾根の稜線歩きとなるのだけれど、
まずは神社から東側の道へ出ると、アマチュア無線をしているハムがいた。
かなり大きな機材が設置されていたが、ここまで担いで来たのだろう。凄い。
さぞ同好の仲間とのやりとりは楽しいのであろう。

ボクも高校時代、アマチュア無線検定に合格したのだけれど、
受験票を無くし、まあいいか、と資格は取らなかった。
修学旅行に無線機を持って来て遊んでいる友人がいて、
それを奪って喚いていたら、聞いていた人に怒られた。







山頂から少し下り、ロープのある岩のコブを越える。
次の突起は左へと巻いて進む。



















危険な箇所にはロープが張られていたよ







うめ子五里霧中




景色はまったく見えないよ

















絶壁。頭の形じゃないよ

9時56分 地すべり跡

ざっくりと地面が無くなっている。











上の画像でうめ子の立っていた所


危ない危ない、とボクの中の警報がビービー鳴っていた。
とてもじゃないけれど、怖くて近づけない。
うめ子は平気な顔して崖をのぞきに行ってるけれど、足下にロープが朽ちて落ちていた。
もとはロープが張り巡らされていた場所なのだろう。
なにせ端の方30センチくらいは表面だけが残ってえぐれているのだ。
















お腹がすいてきたので、スペースを見つけてお昼休憩をとることにした。

10時20分~11時14分 昼休憩



バター乗せ過ぎたよ

大きな椎茸をぶつ切りにしてバターにパセリを練り込んだものとともにアルミに包んで焼いた。
キノコのアルミ焼は簡単だし美味い。
パンがあったら残った汁につけて食べたかった。


稲荷美味い

ロースターで焼いた椎茸、塩を振って食べたのだけれど甚だ美味い。










11時17分 請取峠

休憩場所からすぐに請取峠に到着。地すべりの所からだと30分くらいだろう。
ここから東へと進むと三峰山へと向かうコースとなる。

ボク達は「桃俣」方向へと進む。




きらきらテープ

今回は「きらきらテープの人の足跡を辿るin高見山北尾根」と言っても過言ではない。

















11時34分 天狗山

ここから北東へと下るのが桃俣へのルートになるけれど、
黒石山を目指し尾根道を進む。


















11時56分 大天狗岩

大きな岩の壁が見えてきた。これが大天狗岩なのだろう。ここまで来ると岩の看板は無い。





天狗岩の左手を巻いて進む。
ロープがあり、わりあい危なっかしい。




12時06分 船峰山

地味な船峰山(938m)を通過。














植林が伐採されている所へ出て来た。
ここからはほとんど植林地の尾根道だ。

それでは【其の三 完】につづく。まったねー。