goo blog サービス終了のお知らせ 
不適切な表現に該当する恐れがある内容を一部非表示にしています

宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

梅花祭

2007年02月25日 | 京都風景
今日2月25日は天神さんである。
を置く場所も不安だったので歩いて行く。
今年の『梅花祭』は日曜日と重なりすごい人出となっていた。
予想参拝者は15万人以上とも・・・

元来人ごみはかなりニガテだが、梅も見たいが露天の様子も見たくて今月は頑張ったw

他の月の天神さんよりも着物姿や外人さんが目立ち
やはりこの暖かくなってきた時期&観梅名所ならではである。
以前にもブログで天神さんを紹介したが
今回は食べ物抜き
やはり埃っぽいのと人ごみでその気にならないというのが正直なところ。
そこで着物関連のお店を撮影。

     
   1000円、2000円の古着が中心でハギレや小物もたくさん。

     
   ここは帯が充実。

     
   ちりめん細工や生地を細くくけてある紐を扱ってるお店。飾りにする紐である。
大島生地や縮緬生地の細い紐なのでリフォームや飾り物を作る人の御用達かな。

以前より着物を扱っている露天でいろいろ物色しているお客さんが増えているような気がする。着物姿も多いし古着を上手に着ている人も目にする。
男性の着物姿もちらほらあった。
     

     ↓布の素材を扱っているお店。(少し珍しいお店^^)
      
     
     麻製品や野蚕糸、麻繊維などを扱っている。

今回一番手が出そうになったのは苗木だった。
我が家の庭や入り口の築山に“花”を楽しむ木がなく実ものばかりなので
植木やさんの露天を眺めていると“蝋梅”や“枝垂れ梅”などがあるといいなぁと思ってしまう。
     “蝋梅”

 ただし、そこそこの大きさ(120㎝~150㎝)の苗木はどうやって持って帰る・・・?
今日など周囲に車を停めるところはないし、かといって抱えて帰るのにはかなり無理が・・・
仕方ないので今回はあきらめて人の少なそうな天神さんの時(そんな時あるんだろかw)に
近くのコインパーキングへ停めて買いにくるしかなさそう。

ちなみにお隣さんの築山には紅梅がきれいに咲いている。。。

    




「(´へ`;ウーム・・・やっぱり梅はやめとこか・・・・・



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

風物詩?

2007年02月17日 | 京都風景
買物に京都駅隣の伊勢丹へ行く。
駅地下の本屋さんへも行こうと京都駅名物のながーーいエスカレータへ向かうと
やたら人ごみが・・・

土曜日ということでイベントをしている様子である。
ふと大階段を見上げるとゼッケンを付けた人が駆け上がっていくではないか・・・
小雨の中気温も下がり階段も濡れてるというのに
掛け声もろとも2~3段飛ばしで駆け上がっていくのだ。
階段の一番下には大勢の選手達がスタートを待って並んでいた。

  

ここで色々なイベントを催しているのは知っているが
コンサートなどが中心だったように思う。
っへ~~・・・こんなのもやってるんやぁ・・・
と看板を見ると『JR京都駅ビル 大階段駆け上がり大会』とある。


  

MCを呼んで実況中継もされ、協賛も多い。
風物詩と言えるかどうかは定かでないが
第10回を数える歴史(?)ある大会のようである。
段数は171段あるそうで約11階建てのビルに相当する高さまで
30秒前後で駆け上がる。
1チーム4名構成で100チーム400人の参加という盛況さだ。

最初は猛烈な勢いでスタートしてもゴール近くになると、もう足が利かなくなって
ゴールより数段下でヘタってしまう人もいる。。。
しかし競輪選手なども参加者の中にいて階段を駆け上がる脚力自慢の大会とも言えるかなw


京都駅を通る時にこの長い階段はどう役に立っているのか・・・と
疑問が頭をもたげる時もあるが
このような“有効”利用の方法があったとは・・・
階段は座るものではなくやはり登ったり降りたりするものなのだという事を
アピールしているw

毎年1回2月の第三土曜日に行われているらしい。
が、参加するつもりはないw・・・というか無理です・・・
11階のフロアまではやっぱりエレベータ乗ってしまうw







コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちょっと早い・・・

2007年02月04日 | 京都風景
数日の寒い日があったが今日は比較的暖かい日。
もしかして・・・と思い天神さんへてくてくと歩いていく。

ぅー・・ 少し早かったか。。
      

おおむね蕾の状態なのだが
木によってだいぶ差があり、陽のよく当たる早い木は

      
こんな感じ。

蝋梅(ろうばい)は梅より少し早く咲くので今が見ごろの木と
既に散ってしまった木があった。
黄色味がかった優しい色の花。
      

“天神さん”の日ではないので油断して行ったらけっこうな人出でびっくりした。
さすがに梅の名所である。
去年の二月にもやはり梅の開花を観に行ったブログを書いたが
今年はさすがに暖冬だけあって咲き出すのは早い。

ちなみに去年はお豆腐を買って帰ったが
今年はこれw

     

なんでもかの太閤秀吉から命名されたという“長五郎餅”。
北野で神前大献茶会が催された時に茶菓として用いられたとのこと。
羽二重のなめらかな食感と甘さを抑えたこしあんの品の良いお餅だ。

洗濯物を取り入れようと物干しに上がると
近所の家の物置の上で野良ネコが日向ぼっこして船を漕いでいた。

       

軽い疲れもあり、見ている方も眠たくなるw
春はもうそこまで来ているようだ。
 



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地蔵盆が終わり・・・

2006年08月20日 | 京都風景
          

昨日はあちこちで地蔵盆のお祭りを町内でやっていた。
ちょうちんを町内に飾り、灯篭をつけそしてお地蔵さんにお供えをする。
朝から飾りつけをしたりお坊さんにお経を上げてもらったりと
当番の人たちが奔走。

           
(お坊さんはお隣の妙心寺塔頭寺院のひとつ『徳雲院(1506年(永正3))』さん)

この町内へ引っ越してからは初めての地蔵盆である。
いずれその役は回ってくるのだろうがとりあえず来年は違うので
お手伝いものんびりw


それぞれの町内で地蔵盆の過ごし方は違うのだが
我が家が属するお町内は子供が少なくあっさりと1日で終わる。
それでも仲良し同士の子供達がはしゃぐ姿は
なんか久しぶりに目にする光景。

最近の子供達は世の中が物騒にもなり
家の中で遊ぶ内容がゲームやPCなどで豊富になったせいか
こうやって外を走り回る姿をみなくなった。
暑い日は特にクーラーが効いた快適な部屋でゲームに興じているのだろう。

子供が多い他のお町内は地蔵盆が2日間に渡り、
お菓子の用意や日中子供を遊ばせるおもちゃやゲームの景品などの用意がタイヘンだ。
でも、その分当番の人たちも若い夫婦世代なのでこなせるのだろう。

子供がもうすでに成人していたり、お孫さんのいる家庭の多いこの町内では
お盆で里帰りしている息子さん夫婦とそのお子さんも含め地蔵盆をめいっぱい楽しむのにはまだ少し小さい年齢の子供が多い。


主役の子供達が遊ぶ周りをその数より多い大人たちが雑談で集まっている。
陽が落ち、花火で遊んだ子供達の姿が消えると
”の準備をするおとなたちw
知らない顔(私w)も加わって顔合わせの挨拶からこの町内の昔話、周辺の美味しいお店の話まではいいのだが・・・・
どうしても健康や持病の話、お墓の話、そして自分の入る骨壷の話にまで話題が広がるw
そういう話が盛り上がる世代が集まっているのだし仕方がないけどw

そろそろお開きにしようと気がつけばもう11時を回っていた。

まだまだ暑い日が続くが
夏の終わりを告げる地蔵盆が終わるとアキアカネが舞うようになる。
高校野球も決勝戦。
夏が好きな者としては寂しい限りだ。 

人は等しく歳をとり、世代は交代していく。
この少年が我々の世代になる頃にはどういう夏を迎えているのだろう。。。

             



















コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木賊

2006年07月31日 | 京都風景
歩いているとすごいお寺があった。
お寺がすごいというより、そこに植わっている『木賊(とくさ)』(別名『歯磨草』)である。




  

西大路一条を東へ行ったところにある『成願寺』というお寺に
ぐわーーっと生えていた。
お寺内の角を曲がっても



  

・・・と圧巻である。。。

和のしつらいを考える庭の植物としては定番だが
ここまですごいのは見たことがなかった。
びっしり生えてまるで壁の素材のようになっている。


木賊色という色名もあるのだが実際の色とはだいぶ違うかな・・・
祇園の鉾に『木賊山』というのもある。


我が家の庭にも木賊は以前から植えたいと思っていた。
先日仕事先でふと立ち寄った植木やさんで
これだけあれば! と意気揚々と買って植えたのだが
この圧倒される量を見るとうちのはだいぶ寂しい。。。。

まるで・・・

   VS 
   「鍾馗(しょうき)様と無精ヒゲ(byラッセル・クロウ)」 

どうやったらこんなに茂るのだろう。
もっとも庭中が木賊だらけもイヤだがもう少し瑞々しい生え方にはなってほしいものだ。





  


 やっぱり貧相だ・・・( ┰_┰) シクシク


コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイナスイオンたっぷり♪

2006年07月16日 | 京都風景
祇園祭りの真っ最中である。どこへ行っても人や車の大渋滞・・・
そこで街中から脱出~~

久々の大原である。
出発に際し、お小遣いは3000円で・・・というメールももらった(o_□_)o
(京都~♪大原三千円~~♪)
・・・・・・・・  


我が家の近所も緑が多いがここ大原の“緑”は見事だ。
まずは『宝泉院』額縁の庭園。
     
 

  



9時過ぎには大原に着くよう、早めにでかけた甲斐あって  
道もお寺もすいていた。
この後『三千院』へ行ったのだが
会うお坊さん達がみな“おはようございます”(*- -)(*_ _) と挨拶してくれる
他の観光客にはしていないので 私達だけに・・・なのだ。

しばらく三千院の中を歩いて行くと“満中陰法要”のフダ・・・
なるほど・・・そういうことなのねw

友人と私が着物を着ているからのようである。。。。
しかも友人はグレーのしじら。私は黒の夏御召(絣が入ってるんだけどなぁ・・・)w
モノトーン着物の二人はどうみても法事のお客様というところだったようである
法事の時にしか着物を着ないものなのかなぁと思いつつも
挨拶されて悪い気はしないw




まぁ引き続きマイナスイオン画像をw



蹲(つくばい)好きの為、こんなに蹲画像をゲット

 
  

そして

  

ゴルフ場ではないw 三千院の苔庭である
こういう深い緑は見ているだけで元気になるものだ。

このブログも段々観光ブログとなってきた・・・
止むを得ないとは言え、おわびの画像をw


 

  
  



コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宵×4山

2006年07月14日 | 京都風景
仕事へ行くための道を頭の中でぐるぐる模索する日々が始まった。
祇園祭りである。



帰り時間がいつもより早かったので
街中にを置いたついでに“山鉾”が立っている辺りをうろつく。

まだ鉾が立っていないやぐらのみのもあったが
大きなものはもうお囃子が響き、建物から組まれている橋で
直接鉾の上へ乗ることができる。





鉾も壮観だが楽しみは街中の大きな商家や町屋で展開される屏風祭りなのだが
今日は宵×4山(宵々々々山w)とまだ早いので屏風の展示“準備”中w
観ることができなかった。



あったのはうちわの柄の展示。もっと四条の南の方まで足を伸ばせば
観れるところはあったのかもしれないが
なにせ仕事帰りでそう長距離を歩く気力がない

しかしもうムードは盛り上がりつつあり、



このお店の奥では芸妓さんを呼んでのお食事会。
格子越しにカメラを向けて失礼きわまりないのだが
なんともいいムードなのでつい。。。



古い町屋の二階も全開状態で開放感たっぷりである。

大きな鉾が立っている近辺はさすがに人が多かったが
それ以外の場所はまだすいすいと歩ける状態。
これが宵山が近づくにつれ、人出が加速し牛歩状態になるのである。
そうなったらゆっくりカメラを構えることもできないかもしれない

そして明日・明後日は渋滞が緩く“走れる”道を予測しながら
どうしても街中へ切り込まなければならない時は
京都府警の祇園祭り規制地図を見ての走行と相成る。
過去に適当に走っていたら道々に立っている警察の人の誘導によって
30分かけてもとの場所に戻った。。。

走れる道でも詰まってしまって先に進めなくなる場所もあるので
『この道を行くことが吉と出るか凶とでるか。。。』と
ギャンブルをしない私がこの時期だけは“賭け”をする・・・

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満開!御室桜

2006年04月18日 | 京都風景
そろそろかなぁ~ と思っていたご近所の仁和寺の桜。
名勝“御室桜”として遅咲きの見事な桜である。

天気も花曇かはたまた黄砂かというようなもや~っとした日。
徒歩約5分だったが着いた時には幸運にも陽がしっかりさしてきた。

樹高が低くこんもりと湧き上がる雲のような満開の御室桜。

  

大半が『有明』という種類らしい。

私個人としては ここまで満開の桜よりも
少し葉が出て散り始めたころが一番好きなのだが
今日は九分咲きから満開といったころで花がまだしっかり枝についている。
“桜吹雪”となるのは2~3日後だろうか。。。



まぁ ごちゃごちゃ言わずに桜ショットをいくつか。





↑この桜は「におい」の部分(花弁の根元の方)がほんのりと色づいていて色っぽい



    

↑八重桜も美しい。


もういい、わかったと言われそうなのであと一枚。





満開の桜を見ていると何故か悲しくなるときがある。
良寛の句や鶴田浩二の歌(ネットで知りましたwほんとw)ではないが、
桜好きの日本人は咲いている桜と同じぐらいはらはらと散っていく花への
思いが強いのだと実感。。。。。


来年はもう少し遅めに出掛けてみよう。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅がほころびはじめ。。。

2006年02月22日 | 京都風景
だいぶサボってしまった。

今日はほんとに暖かかった。縁側まで襖を開け放って過ごしたのは久しぶりである。
我が家の床の間はさびしかったのだが 
先日からおひなさまを飾っている。

このおひなさま、京都では内裏様の並び方が逆なのだそうである。
一般的(関東)には男雛(親王)が向かって左。京都では向かって右なのだ。
和装小物のメーカーさんの玄関に飾ってあった豪華な雛人形は当然男雛が向かって右。
検索してみると、
『プロトコール(国際儀礼)が右上位だったため、昭和天皇の即位の礼が催されたときに、プロトコールに従い「天皇が右、その左手側に皇后」が並ばれたことからきています』
とある。

我が家のお雛様は数日前に関東の実家からお内裏さまのみ連れてきていて
まだ日が浅い為に関西では逆だと知った後もそのまま男雛を向かって左に置いている。
遠い地に来てまだ不慣れなのではと気遣ってのこと。
来年から男雛を向かって右に置こうと思っている。

最近、運動不足が気になっていたので
天神さんまで買物がてら歩いていくことにした。
暖かい陽気に梅の花もほころびはじめている。



夕方行ったために人もそう多くなく、梅園は閉園(10:00~16:00)していたが
境内のそこかしこに梅の木はあるので観梅はできた。



まだやや早めだが、25日の天神さんの時にはもっと開花している木は多いだろう。

夕方だった為か『とようけ茶屋』の前に人が並んでいない
初めて見る “ひとけのない”とようけさんw
これはチャンスとお豆腐と京あげを買う。

美味しいお豆腐が入手できたので
今晩は久々に“冷奴”である 
 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

節分おばけ

2006年02月03日 | 京都風景
今日は節分。
節分といえば 柊に鰯の頭。それから豆まき。
そして『お化け』。

本来なら今日は祇園の人たちに着付けの仕事があるのだが、
今日はお休み。
何故かというと“節分お化け”といって
祇園などの花街ではあちこちでコスプレwをしているからである。

ドレスや着物で出るホステスさん達が今日ばかりは衣装を借り、鬘をかぶって
扮装するのだ。

    

「お化け」という言葉は本当は「お化髪」と書くそうである。
女の人がいつも結っている髪型をその日は違う髪形に結うことからきていて
昔は幼い女の子が大人の女性の髪形をしたりしていたとのことだ。
もちろん節分なので厄除けの意味があるのだが
今では花街で行われるぐらいになっているようである。

そういえばイタリアのベネチアでも2月には仮面フェスタなるものが盛大に行われている。
もちろん因果関係はないだろうが・・・

普段もお美しいおねえさん達が今日は見事な白塗り
少し怖いぐらいの人もいたりして・・・

昨日からお化けは行われているようだが
今日はやはり随分四条界隈は混雑していたようだ。
それでも祇園祭や他の祭りに比べるとまだマイナーな気がする。
この時期京都は寒さも厳しく、一番観光客が少ないのだから
もっとこの“お化け”を宣伝したらいいのにとも思う。

しかしお仕事とはいえ、慣れない舞妓衣装で接客するのは
さぞかしタイヘンなことだろう。

どこかから聞こえてくる・・・・
『ヅラがいた~~い!




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする