宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

油を売っているところw

2006年05月17日 | 町屋
昨日午後、雨が上がったので 久々に自転車で散策  

自転車で出動する時は、行き先が一方通行だらけや路地裏などを回りたいときである。
本日の目的地は千本下立売東の『山中油店』。油製品専門のお店である。
いわゆる油ばかりを売っているのだが
とてもいいお店でまじめにお仕事をされている

扱っておられるのは実に多種の油で
一般的な食用油はもちろん、イタリアからの厳選エキストラヴァージンオリーブオイル多種!
そして今回の目的の一つの建築工芸用油。
他にはバジルペーストやドライトマトのオイル漬けなどの瓶詰め製品などなど。

このお店のラインナップ、どうもハマりそうである・・・
イタ飯好きであるためにオリーブオイルは垂涎のものばかり。
そして最近知人のGさんに教わってマイブームとなってる野菜のナムル

ほうれん草やもやし、大根、にんじん、きゅうり
さっと湯がいたり塩で揉んだりしてしんなりしたところに
塩とほんの少しのお醤油、そして“ごま油”をたらし半ずりのゴマをまぜて出来上がり

簡単、美味しい、飽きないの三拍子がそろい、今までのドレッシング類がたそがれてしまっているw
生食のためのごま油なので香り、質ともにいいものをと思い
数種を“試飲”させていただいて一番香ばしく、コクのあるものに決定!

そして内外装のための“菜種油”とべんがら二種をGETした。



↑五合瓶のごま油と菜種油、
そして小さい瓶は将棋のツゲ駒を磨くための椿油。
一番手前が茶ベンガラと黒ベンガラ。

菜種油は木材によく滲みこみ防腐・防虫に役立つし
椿油は水ぶきする掃除の際にバケツの水に数滴垂らすだけで
木にいいツヤが増してくるらしい。

他にもオリーブオイル等欲しい物があったが、
これ以上は自転車のカゴに瓶が乗りきらず次回に。
 だったら大出費になるところだった・・・ 

帰りに山中油店さんから徒歩数秒の 築100年の町屋カフェ『綾綺殿』で珈琲をいただいてくる。
平安時代に天皇の居所だった内裏の中に舞や内宴が行われていた殿舎『綾綺殿』があり、
そのカフェの場所がそうだったらしい。
目下市内では『楽町楽家』というイベント期間中とのことで
6月2/3/4日に西陣と上七軒でライトアップもされるとのこと。
やはりその時も  がベストのようである




コメント (6)
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短所が長所に???

2006年05月10日 | 町屋
この写真、本日撮影したものである。

寒い四月・・・桜も咲く時期をおろおろ探すほど
個人差(個樹差?w)が出て、
毎年3月末には開いてたいつも見る桜も4月1週目という遅さだった。

当然生活にもその余波はある。
三部屋続く和室の真ん中でほとんど過ごすのでエアコンが届かない為
冬の暖房器具の主役はストーブ。
炬燵は嫌いではないが、元来不精な性格の為それを助長するような物はご法度。
そして、寒がりの私は灯油を切らすということに神経質になっていた。

古い家なので1階がいつもひんやりしているのは当たり前なのだが
普通の人がちょっと肌寒さを感じる気温だと部屋はそれより2~3度低い。

とうとう4月の下旬にガマンできなくなり灯油を10L買ってしまった
その灯油がまだ残っている。。。
使い切ろうと少し涼しい日を狙って炊いているのだが
これが不思議と不快感がないのである(´m`)
部屋の仕切りを開け放っているとほこっとする程度なので
今も炊いている。
今日は5月も2週目だというのにねぇ。
寒い町屋も“灯油を使いきろう!”という行為には便利なものだ(謎

密閉された住居ではないということの良さは他にもある。
湿気が入っても出るのも早い。
入ってきた虫も出て行くところがたくさんあるし・・・
魚を焼いたり、ニンニク料理の後も翌日にはニオイは残らないのだ。
生ゴミにさえ気をつけていたらいいのである。

家自体が『呼吸』しているのだ。
多少の歪みや虫たちの挨拶には大目に見てあげなければいけないなぁ。。。

これから到来する蚊のシーズンにも
この家でどう立ち向かうのか実際に過ごしてみないことにはわからない。
裏が妙心寺の竹藪なので恐怖ではあるが、
蚊遣り器を買い足してしっぽが出るほど燻してみようと企てている。

コメント (8)
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