ネットカフェ探検

先日の名古屋出張時、大きなネットカフェ(コミックカフェ)へ
足を踏み入れた。

以前に小さなお店には入ったことがあるが
この時の店舗はチェーン展開をしている大きいところである。
Mobileの端末(ZERO3)は持参していたが何せ文字が小さすぎるのと
入力がタッチペン方式or小さなキーなので
気合入れて入力するときはかなりしんどい。

滞在ホテルの同じビルにそのネットカフェがワンフロア入っていたので
部屋のキーを持ったまま
ラフなスタイルに着物の草履をつっかけてのひどい格好でふらりと行ったのだ

まず驚くのが部屋タイプの種類。
簡単な仕切りがあるだけのオープンコーナーのほか
ビジネスルームやお座敷でゴロリとできる小部屋、マッサージチェアがある部屋
リクライニングチェアの部屋などなど
『どのタイプにしますか？』と聞かれてしばし固まってしまった・・・

その店内にはシャワールームもあり
ネット族には当然の24時間営業。
こういう場所で朝まで過ごす人たちもいる気配である。

静かな店内はドリンクの自販機(フリードリンク)やコミック本の棚がずらりと並び
奥が暗く静かなPCのブース席が広がっていた。
キーボードを叩く音のみがカタカタと響く誠に不思議な空間。
ここでは携帯電話でのおしゃべりや着信音もご法度で
電車の中よりもマナーが守られているｗ

掲示板やブログのチェックをするのみなのでそれほど長居するつもりもなかったが
探検隊気分で“ビジネス席”へ納まる。
大きめの椅子にパソコンとキーボードを照らす程度の照明。
まぁ充分といえば充分であるｗ

結局1時間とちょっといて数百円なり。
こういう場所に入り浸ることはないが出張などにパソコンを持ち歩くことを考えると確かに便利ではある。

ただ、これも時代の流れなのだろうか
格安で“個人”というものが“世間”と隔離されている状態だ。
この“個室”で育っていく若者はどういう大人になっていくのだろう。。。
便利さの中に潜む影のようなものを少し体感する探検となった。

　　
　　(写真はイメージです)

今年も終わります・・・

なかなかブログ更新がままならなかった(サボっていた・・・(;^_^A)2006年・・・
締めはやはり美味しいもんだろうか。

今日のお昼ご飯は母との祇園散策ｗ
今年は実家に帰らず京都でお正月を迎える。
着物の仕事で駆け抜けていた祇園もゆっくり見るといろいろ味のある風情のお店が多い。
ふらりと立ち寄った中華やさん
暖簾の店名も不思議な『白碗竹快樓』(ばいわんじゅぅくゎいろう)



ふかひれ料理のランチがあったので大晦日につきちょっと贅沢に
そろそろ固い物がニガテとなってきた母にも食べ易い優しく美味しい中華だった。
久々に一緒に出かけるので話題は何かと言えば
携帯機能の説明ｗｗ
写真の撮り方や写メールの仕方などなにやら聞きたいことが沢山あったようだ。
“取説を読む”という作業は母の生活にはないので止むを得ないが
それでも自宅ではBSやデジタル放送などのビデオ録画を
二台のリモコンを駆使して出来ているので“聞けばわかる・・・”とばかりに
高をくくっている様子

しかしちいちゃなボタン操作のこと(ましてや70歳代)、、、
やはり一度では無理か。。。
もう一年経つからそろそろ機種変更する？と聞いたら
ぜっっっったいにイヤだと拒否された(当たり前ｗ)。
その割りには近々DVDを買おうとしているらしい様子なのだが・・・。

夜は24時近くになって除夜の鐘を聞きたくて出かけた。
この付近はお寺だらけのせいかあっちこっちで
『ごーん・・・ゴーン・・・ごぉ～ん・・・GO-N』と鐘の音の競演である。
星空も美しくオリオン座や北斗七星などなどが瞬き
月も煌々と輝いている。

冷たい夜気の中、途中で年を越えてしまって書きかけのブログ(この文章のことｗ)をUPしなければ・・・と考えながら家路へ。

“今年も終わります”のブログの最後は
“今年も始まりました”となってしまった・・・・