久しぶりに家内と一緒に映画をみました。
カンヌ映画祭でグランプリを受賞した、話題作品「万引家族」。
そして「終わった人」。
映画のはしごをしました。
話題作の映画を鑑賞しても、これといった感動の余韻は残らない。
強いて言えば、おばあちゃん役の女優の演技の上手さ。
時代遅れにならないように、話題に飛び乗っているだけ。
それでいいのかも!
家内も同意見です。
異論の挟む余地はありません。
もう一本の映画「終わった人」
何処か、10年前の自分自身のような気がした。
エリート社員が出世街道を勝ち進み、待っていたリタイヤ後の世界。
「こんなはずではなかった!」
路頭に迷った経験者が多くいるのではないだろうか?
リタイヤ後のシニアライフ
何をするのか、未確定のままその世界に突入した方は
誰しも感じることだと思う。
10年前の自分自身の姿と重ね合わせて、その映画を鑑賞しました。
一流大学を出たわけではないし、エリートコースを歩んだわけでもありません。
唯、一筋に勤め上げただけです。
映画の主人公には田舎の高校時代の素晴らしいラクビ―仲間がおります。
羨ましいくらいです。
私にはシニアライフで培った仲間たちが大勢います。
妻ともリタイヤ離婚や卒婚の話題もありません。
恵まれた環境の中で、シニアライフを満喫しております。
そこまで至る道筋、映画のいろいろな場面と重なり合います。
映画鑑賞後、お寿司屋で早めの夕食。
そして、喫茶店で豪華なケーキとコーヒータイム。
「終わった人」の映画の主人公、あなたそっくりね!
何処か、思い当たるところがあったのだろう。
家内の率直な感想です。
「でも、その後のあなたは、見違えたわ! 立派だと思う。」
地域交流仲間づくりの活動を続けていることです。
滅多に褒められることない私です。
寿司屋と喫茶店の代金の支払いが功を制したのだろうか?