これから、生牡蠣が美味しいですね。
スーパーマーケットでよく見かけるチューブに塩水と一緒にカキの剥き身が入った物は、鍋ものにすると縮んでしまってあまり美味しくなかったりします。
あれは、カキが塩水を含んで膨張してしまっているからなんです。だから、味もぼやけています。
カキフライや鍋ものにするのに「生食用」を選んではいけません。「加熱用」との違いは、鮮度ではありません。
「生食用」は、オゾン水などに数日さらされて殺菌処理されます。ですからおなじカキでも「加熱用」より水っぽくなります。
「やっぱり、殻付きのカキを買わなあかんかなぁ。剥き身にできるかなぁ。値段も高いし、ムリやなぁ。」と、あきらめないで。
時々、プラッスチックの容器でカキがびっしり入っていて、薄い円盤状のものが売っています。市場(貝売り場)なら必ずあります。
値段は、高いかもしれませんが、小さく縮んでしまったカキよりよっぽど食べ応えがあります。しかもミルキーで濃い味がします。
もちろん「生食用」も美味しいですよ。
カキの生は、ちょっと苦手なかたは、75度から80度までの昆布だしで1分茹でると、カキがぷくっと膨らんでいい食感になります。
レモン、すだち、ポン酢、たっぷりの大根おろしといっしょにどうぞ。
ワインならシャンパンみたいなもの、純米吟醸酒を冷やして、辛口の熱燗もいいぞ!! 私は、いつも麦焼酎お湯割りです。