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今週のG3ディスタンス!東京ダート1400m“広角資料”!/JRAプロフェッショナル

2018年01月24日 19時09分17秒 | 競馬予想

今週のG3ディスタンス!東京ダート1400m“広角資料”!


※今週の施行レース(1000万以上限定)
◆土曜日/「銀蹄ステークス」(1600万)
◆日曜日/「第8R」(1000万)/「根岸ステークス」(G3)

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※【資料1】
☆「根岸ステークス」過去10年/人気面からの決着傾向

◎単(勝ち馬)指標

◆1番人気〔4‐2‐0‐4〕
◆2番人気〔1‐1‐0‐8〕
◆3番人気〔0‐2‐1‐7〕
◆4番人気〔3‐0‐2‐4〕 → 1~4番人気勝率/80.00% → 【軸】推奨ゾーン!
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◆5番人気〔1‐2‐2‐5〕 → 1~5番人気勝率/90.00% ※ほぼ上位人気が勝利!
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◆11番人気〔1‐0‐0‐9〕 → 6番人気以下勝率/10.00%

※2~3番人気は体たらくだが、
これを1番人気と4番人気が補って“ほぼ上位人気からの【軸】チョイスベター”のG3!
今年のメンバー構成も“こと勝ち馬候補としてなら”上位人気候補が一歩リードの感!
まずは、その中から、どの馬を【軸】に取るかが的中への第一ハードルとなる!

○▲☆連圏指標%
★1~5番人気内決着率/60.00%!~①⑤¦④⑤¦②③¦⑤①¦①②¦①③
・うち本命決着(1~3番人気内決着)50%。
※数字上は“上位1~5番人気ワンツー”ベターの重賞だが、
次項“人気×人気薄”クロスワンツーとの差は僅かの1回のみ。決めつけれない!
★1~5番人気⇔人気薄(6番人気以下)の“クロス決着”/40.00%!
~⑪①¦④⑨¦④⑧¦①⑥
※前8年、前項の“上位1~5番人気ワンツー”と交互に出現中!
数字上は“6対4の比率”で劣性だが、前8年は互角だし、
今年は“人気×人気薄”クロス決着の順番?
いずれにしても、メンバー構成をじっくりと見極め、
いずれの決着パターンにブレるか想定して“基本スタンスとしての戦略”を固めたい。

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気。
~〔①⑤〕‐③¦〔④⑤〕‐⑦¦〔②③〕‐⑩¦ 〔⑤①〕‐⑩¦〔①②〕‐⑮¦〔①③〕‐④
※“連圏”が上位1~5番人気内で決着した場合、過半数の3着馬は7~15番人気!
仮に馬連が順当寄り決着に落ち着いたとしても、3連馬券は妙味タップリ!
★1~5番人気⇔ヒモ人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔⑪①〕‐④¦〔④⑨〕‐⑤¦〔④⑧〕‐⑤¦〔①⑥〕‐⑩
※一昨年の例外はあるものの、
“連圏”が“人気×人気薄”クロスで決着した場合、
前項とは真逆に3着は概ね上位人気。
つまり、馬券内への人気薄突っ込みは概ね1頭のみしか期待出来ないG3でもある。
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※【資料2】
●根岸ステークス/1~3着/枠順別決着構図
過去10年(2008年~2017年)

※人気の簡略表記
(例)~① ‥ 1番人気
※脚質の簡略表記
☆逃‥逃げ ☆先‥先行 ☆好‥好位
★差‥差し ★追‥追い込み

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【1着】
・1枠/★差②
・2枠/★差①/★追①
・3枠/★差④/★差①
・4枠/★差⑪/★追⑤
・5枠/★追④
・6枠/☆先④
・7枠/
・8枠/☆先①

σ(^^)∥“内枠の差し・追い込み”勢が圧倒する「根岸ステークス」!
人気面でも“上位1~5番人気”が圧倒的に強く、
こと勝ち馬に関しては人気薄の出番はなし!と云い切っても過言でない!
【軸】は、“1~5番人気の差し・追い込みタイプ”がベスト(内~中枠)!
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【2着】
・1枠/
・2枠/★追⑤/☆先⑨
・3枠/☆好③/☆好①/☆好③
・4枠/★差⑥
・5枠/☆先①/☆好⑧
・6枠/
・7枠/★追②
・8枠/☆逃⑤

σ(^^)∥2着になれば枠順不問に逃げ・先行・好位勢が優勢!
人気面でもチョイ人気薄(5~9番人気)が半数を占め、
【軸】は“1~5番人気でも、相手本線にはチョイ人気薄を組み込みたい!
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【3着】
・1枠/☆好⑩/☆好⑩
・2枠/☆先⑦
・3枠/
・4枠/
・5枠/
・6枠/★差⑩/★差⑤
・7枠/★差③/★追④/★追⑤/★差⑮/★追④
・8枠/

σ(^^)∥3着は内枠の先行~好位勢、
もしくは、外枠の差し~追い込み勢!それでも、圧倒的に後者が優勢!
なお、過去10年で二桁人気が4頭も食い込んでいるだけに、
特に!3連馬券については是非!人気薄の魅力馬を組み込みたい!
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※【資料3】
●東京ダート1400m/3歳上 1000万~オープン/1~3着/枠順別決着構図
直近1年(2017年1月28日~2017年11月26日)
◆対象レース/全25鞍

※人気の簡略表記
(例)~① ‥ 1番人気
※脚質の簡略表記
☆逃‥逃げ ☆先‥先行 ☆好‥好位
★差‥差し ★追‥追い込み

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【1着】
・1枠/☆好⑤
・2枠/★追①/★差②
・3枠/☆先②/☆先④/☆好④/☆逃①
・4枠/☆好②/☆好③/☆好⑥/☆好⑧
・5枠/☆先①/☆先⑦/☆逃⑦/★差③
・6枠/★差②/★追③/☆好②/★差①
・7枠/★追②/★差②/☆先①
・8枠/☆好⑦/☆先②/★追①

σ(^^)∥「根岸S」の出現分布とは様相が異なり、
“3~8枠の先行~好位勢が圧倒”!最内1枠は割引きが必要!
ただし、上位1~5番人気が圧倒的に強い点は変わりなく、
こと【軸】に関しては、同じく、上位1~5番人気からのチョイスがベスト!
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【2着】
・1枠/
・2枠/★追⑤/☆逃⑥/☆先⑧/★追⑤
・3枠/☆好③/☆好⑥/☆好⑦/★差②
・4枠/☆先①/★差④/☆好②
・5枠/★差⑤/☆先①/☆逃⑥/★差⑫/★差③/☆先③
・6枠/★差⑥
・7枠/★追⑤/★差②/☆好②
・8枠/★差③/☆好⑪/★差②/☆先④

σ(^^)∥2着も最内1枠の不利は鮮明!
6枠も2着1頭のみだが、1・3着共に安定した出現だけに“偶然”?!
なお、脚質面では“前有利”の「根岸S」とは異なり、先行・差し互角!
人気面では「根岸S」同様、極端な人気薄の食い込みは考えづらく、
1枠を除き、枠順不問にチョイ人気薄8番人気あたり迄を対象としたい。
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【3着】
・1枠/★差⑤/★差①/★追④/★差②/★差①
・2枠/☆好⑤/☆逃⑧
・3枠/★差⑧/★差⑭/★差③
・4枠/☆先⑦/★差⑬/★差⑩/★差④
・5枠/☆好⑥/☆先①
・6枠/★差⑥/☆先①/★差④
・7枠/★追④/☆好④
・8枠/★追⑫/★追⑥/☆先⑩/☆先①

σ(^^)∥「根岸S」とは真逆の内枠を中心に、同じく差し~追い込み優勢!
人気面でも同じく二桁人気が適宜食い込み、過半数が5番人気以下!
同じく!3連馬券については人気薄の魅力馬を組み込みたいコース!
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●軸(アタマ)向き!“旬”!の血統(勝ち馬の父)!
・キングカメハメハ/6勝
・ステイゴールド/2勝 ・クロフネ2勝 ・ゴールドアリュール/2勝
・プリサイスエンド ・ゴーストザッパー ・ノボジャック ・ウォーエンブレム
・ストーミングホーム ・ロンロ ・ヨハネスブルグ ・マッチョウノ ・エンパイアメーカー
・サウスヴィグラス ・トランセンド ・カジノドライヴ ・ベーカバド

σ(^^)∥“どのコースでも強い”キングカメハメハ産駒は此処でも強く、
以下は多様な産駒が勝っているように、血統からは絞りづらい。
ちなみに、今年の「根岸S」登録馬にキングカメハメハ産駒の名前はないが、
土曜日9R「銀蹄S」登録馬には人気薄必死のショナンカサロとペプチドウォヘッド!
1~5番人気の強いコースだけに【軸】には推し難いものの、(2~)3着付け一考!
また、「根岸S」についてはゴールドアリュール産駒サンライズノヴァの一発に注意!
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●連軸可!“旬”!の血統(連対馬の父)!
・キングカメハメハ/9連対
・クロフネ/5連対
・プリサイスエンド/2連対 ・ストーミングホーム/2連対
・マジェスティックウォリアー/2連対 ・ゴーストザッパー/2連対
・ヴァーミリアン/2連対 ・マッチョウノ/2連対 ・ステイゴールド/2連対
・ウォーエンブレム/2連対 ・エンパイアメーカー/2連対
・ゴールドアリュール/2連対 ・サウスヴィグラス/2連対
・ノボジャック ・チェリークラエン ・マンハッタンカフェ ・カネヒキリ ・ロンロ
・ナイキディライト ・ヨハネスブルグ ・ストリートセンス ・ディープインパクト
・トランセンド ・ワークフォース ・カジノドライヴ ・ベーカバド ・キンシャサノキセキ

σ(^^)∥“連圏”のコース王者は連対馬の約20%を占有するキングカメハメハ産駒!
クロフネ産駒が続き、プリサイスエンド産駒以下、多様な産駒が圏内を賑わし、
勝ち馬同様、血統面からの連対候補は絞りづらいだけに手広い対応が必要となる。
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※【資料4】
〇臨戦ハイレベルレース
■チャンピオンズカップ
/12月3日施行~中京ダート1800m/G1(15頭立て/良)
・勝ったのは、ムーアの絶妙な手綱捌き導かれて、差し一閃!ゴールドドリーム!
これにクビクビ差で続いたのは1番人気テイエムジンソク→9番人気コパノリッキー!
前者は先週の同コースG3「東海ステークス」を快勝し、
後者も次走の交流G1「東京大賞典」を圧勝で逃げ切りV!
つまり、現役ダートのトップホースが勝ち負けを演じたハイレベルG1であったが、
勝ち馬以外、前へ行った面々が2~4着を独占する中、
中団~後方から0.5~0.6秒差に差し込んだ7~9着3頭もソコソコ健闘!
中でも、明らかに距離が長過ぎたカフジテイクの0.5秒差7着は悲観する内容でなく、
最後方から、勝ち馬を凌ぐメンバー最速の上がりで追い込んだキングズガード!
両馬に関してのベストディスタンスは「根岸S」の距離1400m!楽しみが広がった!
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※【資料5】!
〇‐東京ダート1400m(左回り)‐
~ゴール前直線距離/501.6m
/ 2コーナーを回りきった地点からのスタート。
最初の3コーナーまでは442m。直線距離はタップリとありますが、
スタートして、1200mのスタート地点手前までは下り傾斜。
このためスタートからダートのコースでもテンのスピードは速くなりがち。

3コーナー手前の登り傾斜でいったんペースは落ち着きますが、
3コーナーを下りながら降りるため、再度ペースアップ!
最後のゴール前直線は501mと超ロングでスタミナの必要なコース!
脚質的には、逃げ切りも散見されますがスタミナ兼備の先行馬優勢!
上がりを要すコースで一瞬の切れ味より末脚の持続力優先!
直線501mでも、切れ身上の追い込み馬にとっては辛いコースです!

ただし、
過去10年の「根岸S」勝ち馬は大半が差すか追い込んでのもの!
上級条件ともなれば“前崩れ”が多くなる点には注意が必要となります!
枠順は、スタート後の直線が長く外枠に不利はなく、むしろ外枠ベター!
ただし、
過去10年の「根岸S」勝ち馬は1頭を除いて全て1~6枠(内枠6頭)!
2着馬も、2頭以外の全てが1~6枠でした(内枠6頭)!
※3着馬は10頭中の7頭が外枠。

なお、1400ダートは他に京都と阪神がありますが、
東京のみが“スタートから全面ダートのコース”という点は特に重要!
京都や阪神1400ダート好走(特に逃げるか先行)からの臨戦馬や、
スタートが芝の東京1600ダート好走からの臨戦馬については、
スタート地点の芝を有効に取り込んでの好走かどうか?精査が必要!
特にスタート地点の芝走路味方に先行して好走した馬の過信は禁物!
逆に、スタート地点の芝で加速出来なかった先行馬は見直しが必要!

芝不得手なダート専用馬がしばしば大駆け演じる舞台でもあります!
最後に、血統的には、近年、キングカメハメハ産駒の好走が目立ち、
クロフネ、カジノドライヴ、パイロ、ゴールドアリュール産駒等々も注意!
また、過去10年で複数勝ち馬の父プリサイスエンド産駒にも注目!
昨年からの連覇を狙う同産駒カフジテイクの結果や如何に?!
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資料作成/博多競馬シーン 合同データ班
khea@y4.dion.ne.jp
監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp