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三木谷会長「開幕どころじゃない」復興が最優先…楽天

2011年03月16日 11時49分37秒 | 日記・政治
三木谷浩史
 
スポーツ報知 3月15日(火)
 
プロ野球・楽天の三木谷浩史球団会長(46)=楽天本社会長兼社長=が14日、スポーツ報知の取材に答え、25日にKスタで予定している本拠地初の開幕戦(対ロッテ1回戦)の中止を球団に厳命したことを明かした。95年の阪神・淡路大震災での自身の実体験が楽天起業の原点だったことを踏まえ、被災者の立場で東日本大震災に臨むことや、個人で10億円の義援金を用意する意向を示した。

 楽天のトップが決断した。「プロ野球開幕どころの話ではない。やれるはずがない」。三木谷会長は、球団に開幕戦中止を厳命することを明らかにした。04年の球団創設以来、NPB(日本野球機構)やパ・リーグとの折衝は、井上智治オーナー代行、米田純球団代表に一任しているが、対戦相手のロッテだけではなく、12球団すべてのスケジュールに影響するため、中止(延期)を即断できない現状に不満がたまっていた。

 「すぐにでも被災地に行きたい」と三木谷氏はいら立ちを隠せなかった。ここまで震災にナーバスになるのは、自身の実体験が深く刻み込まれているからだ。神戸出身の三木谷氏は、95年の阪神・淡路大震災で叔母夫婦を亡くした。被災地を歩き回り、「学校に安置された何百もの棺(ひつぎ)を見て回った」という。

 「人間の命がいかに簡単に奪われるものかを思い知った。未来は不確定だ。世界は無常だ」と勤めていた興銀(日本興業銀行)を辞め、起業へと動いた。震災を機に生まれた楽天(本社)だからこそ、震災と真剣に向き合わねばならない。しかも、今回の震災が起きた11日は自身の46回目の誕生日だった。

 東京・品川の「楽天タワー」では、消費電力カットのため出社させた社員は約半数という。そもそもこの日は、午前8時30分から星野監督、田淵ヘッドはじめ、選手を集めて「激励会」を開催し、全社員で優勝を誓う予定だった。球団初のイベントで、球界としても異例の早朝壮行会だったが、震災と同時に中止を発表していた。

 04年の新潟県中越地震では、1億円を個人的に寄付している三木谷氏は「会社とは別に(個人として)今回は10億とかの単位で考えている」と義援金の用意を明かした。「人間の想像を超えたことが現実に起きているんですよ」とあらためて、警鐘を鳴らした。

 ◆三木谷 浩史(みきたに・ひろし)1965年3月11日、神戸市生まれ。46歳。明石高から一橋大商学部を卒業し、旧日本興業銀行に入行。97年に株式会社エム・ディー・エム(現・楽天)を設立し、日本最大のインターネット商店街「楽天市場」を運営。2004年11月に東北楽天ゴールデンイーグルスのオーナーとして、プロ野球新規参入。晴子夫人と1男1女。

 


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