日本遺産「龍田古道・亀の瀬」推進協議会というところが、龍田古道グルっとさんぽ スタンプラリーというのを企画されたみたいです。実際は近鉄信貴山下駅とJR河内堅上駅の間を歩きました。11月23日にありました。
土木の日企画とありましたし、ポスターは、柏原市のサイトのイベントのところで見ましたので、実際は誰が企画されたのか、私にはわかりません。
予約不要、入退場自由、参加無料とあったので、ちょっと遠いですが、亀の瀬に興味があったので、行く気になりました。
土木の日についてしらべてみると、11月18日が土木の日だそうです。
11月18日から11月24日までの1週間を「くらしと土木の週間」として、土木学会本部・全国8支部では、一般の人を対象とした各種イベント、活動を展開しているそうです。
ちなみに土木の日を決めた趣旨については土木学会が書かれたものをコピペします。
現在では、世界屈指の経済的豊かさを持つに至っていますが、道路、上下水道、住宅、公園、街づくりなど、社会資本の整備、蓄積につきましては、欧米先進国に比べ格段に立遅れているのが実情であります。(そうなんや!私は、知らなかった)
社会資本の重要性に対する国民の理解と認識が私ども土木界に身を置く者を含めて、必ずしも十分でなかったことも否めないところであります。
50年後、100年後に向けて、国民生活におけるアメニティーの向上、安全の確保、文化・福祉の促進に努力するとともに、豊かで、質の高い国土および生活空間づくりの推進が、私どもに課せられた重要な使命であると考えます。
土木技術および土木事業に対する認識とご理解を深めていただき、社会資本整備の意義と重要性について幅広いコンセンサスを形成していくことが不可欠であると存じます。
これを具体的に進める第一歩として、土木学会は関係諸官庁および諸団体の御支援を得て、11月18日を「土木の日」と定め、続く本会の創立記念日である11月24日までの一週間を「くらしと土木の週間」として、この趣旨にふさわしい各種イベントを含めた特色ある活動を展開していくことにしております。
だそうです。
「くらしと土木の週間」に。亀の瀬を社会資本整備の観点から、周知しようということだと理解しました?
アメニティという聞きなれない言葉が出てきました。
ホテル、旅館でもらえるのはアメニティグッズというそうで、アメニティは、住み心地の良さ、居住性のよさを表す概念だそうです。wikipediaからコピペしました。
亀の瀬について、社会資本整備という観点から、一般の人に周知するのは、必要なことのようにも思います。
でも、亀の瀬と龍田古道の関係は、どう説明されるのでしょうか?
龍田古道については、申し訳ないのですが、私は、聞いたことはありません。
以前から、亀の瀬については、知っていて、見に行きたいと思っていましたので、行きました。
事前に、どんなコースを歩くのか調べたいと思って、「龍田古道マップ」で検索しました。
日本遺産 龍田古道・亀の瀬ウォーキングマップというのが見つかりました。
龍田古道・亀の瀬についてまとめてあるkamenose.jpからマップを見つけようとしましたが、見つかりませんでした。
私の探し方が悪いのかも?と思いますが、マップは簡単に見つかるようにしていただかないと使えません。
でも、近鉄信貴山下駅でいただいた資料の中に、このマップが入っていました。
登山する人はヤマレコというサイトをご存じだと思います。そこには、龍田古道・亀の瀬 全5コース一筆書き歩きをしたという記録がありました。そこでは、このマップは柏原駅にはなく、柏原市役所の担当部署までもらいに行ったそうです。
私は、山に行くときは、マップがないと行きません。スマホのアプリでYAMAPというのがあります。そこに地図があれば、私は行きます。
でも、三室山の登山道は書いてありましたが、龍田古道については、書いてありませんでした。でも、案内とかの資料はくれるだろうと行きました。
スマホが壊れたら地図が見えなくなるので、スマホに頼ってはいけないという専門家もいます。そんな考えの人は、どこでも地図を持っていくようです。
ウォーキングマップであっても、地図が入手できないのであれば、人は集まらないと思います。
ヤマレコでは、市役所の人は、駅に置くと、たくさんの人が取るので、置きたくないとか言ったそうです。前提が間違っているような・・・
一方、龍田古道と亀の瀬も、あまり関係がないようにも思います。説明が難しそうです。
別個にしたら、日本遺産には、ならなかったのでしょうか?
令和2年に、龍田古道・亀の瀬で日本遺産になりました。
wikipediaでは、大和の古道という項目がありました。そこに書いてある図です。
大阪と平城京を結ぶ道は、4つあったみたいです。
詳細を知りたければ、wikipediaを見てください。
暗越は、暗峠を超える道だそうです。
龍田道が、この龍田古道だと想像します。
大津道は、ガイドの方も言っていた穴虫を通る道だと想像しました。
丹比道(たじひみちと読むそうです)は、竹内街道だそうです。
まださらに、南には、平石峠とか水越峠とか千早峠とかもあります。
ガイドの人も言っていましたが、龍田古道は、アップダウンが少ないそうです。
パンフレットによれば、4万年前から、亀の瀬は地滑りを繰り返してきたそうです。
近代以降も3回の地滑りが発生し、大きな被害があったとありました。
地滑りを繰り返したら、その地区は人が通らなくなるだけです。例えば、三室山を通るルートができたのではないかと素人は思います。
一方、近代になって人が増えたので、被害が大きくなったのかと思います。
人がいなければ、どんな被害があるのでしょうか?
でも社会資本整備というのは、そんな地滑り地帯の対策をすることだと思います。
繰り返しますが、龍田古道と亀の瀬をセットで売り出そうと思っているみたいですが、その結びつきがわかりにくいように思いました。
それはさておき、新今宮に行き、大和路快速で、王子に行き、そこから歩いて、信貴山下駅に行きました。
要所要所に係員がいて、次のチェックポイントを教えてくれるので、ほとんど迷いませんでした。
ウォーキングマップには、5つのコースがありますが、今回は、それとは関係なく、9 箇所のチェックポイントを回ることになります。
6か所のチェックポイントのスタンプを集めたら、抽選できるとありましたが、9か所すべて行きました。
信貴山下駅万葉歌碑、龍田大社万葉歌碑、犬養万葉歌碑、磐瀬の杜万葉歌碑、峠八幡神社、竜王社、旧大阪鉄道亀瀬隧道、竹原井離宮跡の9か所です。
それぞれの場所にスタンプとガイドの人を用意しているみたいでした。
直接、案内していただいたので、三室山古墳にも行きました。
旧大阪鉄道亀瀬隧道と排水トンネルに行くツアーがあったので、それも行きました。隧道のスタンプは用意されていたので、押しました。
河内堅上駅に着いて、抽選しました。
亀の甲羅(コーラです)をもらいました。
堺からでは、一筆書きで歩くことは時間的にも難しそうですが、所要時間が短い、風の力を感じる龍田山の信仰体感ルートでも、歩いてみようかな?と思っています。