AutoCAD 2009 では新しいリボンというユーザ・インタフェースが採用された。
図のようなきれいなアイコンが表示される。マウスカーソルが重なると、アイコンにブルーのグラデーションの背景が表示される。
アイコンの背景が透明になっている。
さてそんなきれいなアイコンの作り方(すべてフリーウェアで)
1) Paint.net に Icon を扱えるようにする Plug-In をいれる。
- Paint.net (http://www.getpaint.net/index.html)
- Plug-In (http://www.evanolds.com/pdnicocur.html)
2) 32×32ピクセル 32bitカラーのアイコンを作成する。32bitカラーというのがポイント、Microsoft Visual Studio 2005 でもこの手のアイコンは作成できないが、Paint.net でできてしまう。
3) アイコンの背景には色を入れない。
4) 必ず 32-bit 色を指定する
5) いくつか Ico ファイルができたらまとめて DLL にしてしまう。使うのは RsourceHacker
- http://cowscorpion.com/file/ResourceHacker.html
6) その前に拡張子 Ico は Bin に変更しておく。
7) UI を使わずにコマンドラインからスクリプトを指定して実行する。
ResHacker.exe -script script.txt
8) script.txt の内容は
[FILENAMES]
Exe=Adds.dll
SaveAs=Adds.dll
Log=Adds.log
[COMMANDS]
-addoverwrite ANSI31322.bin, RCDATA,ANSI31322,
-addoverwrite BLKCNT32.bin, RCDATA,BLKCNT32,
-addoverwrite dimali2_32.bin, RCDATA,dimali2_32,
9) できあがった DLL はカスタマイズされた CUI と同名にしておいて
10) 後は AutoCAD 2009 が届いてから試そう!