研究日誌。

大規模なグラフ処理に対してメモリ階層構造を考慮した高性能なソフトウェアを開発。

MLB との差。

2008-07-25 16:11:35 | Weblog
現在開発しているバイナリヒープをデータ構造に採用したソルバーと、Multi-Level-Bucket との実行時間の差はかなり小さいものになっている。

バイナリヒープのメモリ要求量は半分以下であるために、大きなグラフを格納することができるため、より大きな最短経路問題を解くことにできる。データ入出力など工夫によりグラフ格納時間を大きく削減することによって、ストレスなく実行することができる。

しかしながら、肝心の実行時間では優位に立っていないのでまだまだである。本当に高速になったとき、公開できればと思っている。