日中の眠気解消には? 15~20分の「昼寝」が効果的 (1/4ページ)
私だ
新年度に心機一転、仕事や勉強に打ち込もうと意気込むものの、やって来るのが日中の眠気。
十分な睡眠を取ることで解消されると分かっていても、
仕事や家事で睡眠時間を削らなければならないこともある。
日中の眠気に対処するにはどうしたら良いのだろうか。(佐々木詩)
■昼休みの時間に
「日中の眠気を抑えるには休日を含めて起床時間をできるだけ一定にし、
朝の光を浴びるのが重要です」。
日本睡眠学会認定医で、
「ますたに呼吸器クリニック」(大阪市都島区)の舛谷仁丸院長はこう指摘する。
人間の体は太陽光などの強い光を浴びると25時間周期の体内時計がリセットされ、
睡眠を促すメラトニンの分泌が止まる。止まってから14~16時間ほどで再び分泌されるため、
眠くなる。この睡眠サイクルで生活を送ることができるのが理想だ。
しかし、現実には起床時間を決めても就寝が遅くなることもあり、十分な睡眠を取るのは難しい。
そんなとき、舛谷院長が勧めているのが「昼寝」だ。
深い眠りに入る前に起きることで脳がリフレッシュするため、
「15~20分程度取ると良いですね」。
短時間の昼寝により、作業効率が上がることから
「パワーナップ(積極的な昼寝)」として同学会でも推奨されているという。
昼寝の際は横になる必要はなく、デスクで座ったままの状態でも構わない。
本来、人間の体は深夜と午後2~4時頃に眠くなるが、社会人の場合、
なかなか午後2時に昼寝を取るのは難しいため、昼休みの時間を有効に使うと良い。
「カフェインは20~30分後に覚醒効果が出てくるといわれている。
昼食後、コーヒーを飲んで少し寝ると起きやすい」(舛谷院長)。
いくら眠くても、午後3時以降の仮眠は夜の睡眠に影響を与えてしまうため、推奨しない。
■ガム、ストレッチ…
昼寝をする時間が取れない状況で眠気に襲われた場合には「ガムをかむ」という手もある。
日本チューインガム協会(東京都港区)によると、
ガムの咀嚼(そしゃく)は脳波や心拍数に影響を与え、眠気を抑制する効果があるという。
21~31歳の男女計10人にガムをかんでもらい、覚醒の度合いを調べたところ、
「カフェインなどの配合で眠気防止機能を高めたガムの場合、
口に入れた直後の高い覚醒レベルが持続し、かみ終えた後も覚醒レベルの維持が認められた」
との調査結果もある。
「どんなガムでも、かむことによって眠気を覚ます効果があることは実証されています」(同協会)
舛谷院長はまた、「デスクを離れて少し歩いたり、軽くストレッチをしたりすることも効果があります」
とアドバイスする。
ただ、昼寝やガム、ストレッチといった眠気覚ましは一時的なもの。
寝不足が続いている場合は効果が出ないこともある。
舛谷院長は「『6時間睡眠を2週間続けた人の作業効率は徹夜した人と変わらない』
という米国の研究データがある。
できるだけ十分な睡眠時間を確保するように努めてほしい」と話している。
■「快眠グッズ」もさまざま
新年度を前に、「東急ハンズ梅田店」(大阪市北区)には
心地よい眠りをサポートするグッズが並んでいる。
「快眠グッズ」は3月前後が一番よく売れるという。
香りと揺れる炎でリラックスできるアロマキャンドルは定番の人気商品。
LED(発光ダイオード)ライトでろうそくの炎を再現したタイプなら火の消し忘れもなく安心。
根強い人気の抱き枕もさまざまな素材が使われ、
「超極小ビーズ」を使ったタイプは「密着感が良い」と支持されている。
今年よく売れているのは、アロマオイルを練り込んだ「粘土」。
ラベンダーなどリラックス効果があるとされる香りが練り込まれ、こねるうちに香りが広がり、
手先を使うことで体の末端が温められ、入眠しやすい状態になるという。
夕方とか夜にうっかり寝すぎて深夜に寝られなくなる→日中眠い のループに陥る罠
午後2~4時頃に車運転してるとマジで眠くなりやすいんだが人間の身体はそういう風にできてんのか
眠気覚ましにガム噛むんだがあってたんだなこれ
私だ
新年度に心機一転、仕事や勉強に打ち込もうと意気込むものの、やって来るのが日中の眠気。
十分な睡眠を取ることで解消されると分かっていても、
仕事や家事で睡眠時間を削らなければならないこともある。
日中の眠気に対処するにはどうしたら良いのだろうか。(佐々木詩)
■昼休みの時間に
「日中の眠気を抑えるには休日を含めて起床時間をできるだけ一定にし、
朝の光を浴びるのが重要です」。
日本睡眠学会認定医で、
「ますたに呼吸器クリニック」(大阪市都島区)の舛谷仁丸院長はこう指摘する。
人間の体は太陽光などの強い光を浴びると25時間周期の体内時計がリセットされ、
睡眠を促すメラトニンの分泌が止まる。止まってから14~16時間ほどで再び分泌されるため、
眠くなる。この睡眠サイクルで生活を送ることができるのが理想だ。
しかし、現実には起床時間を決めても就寝が遅くなることもあり、十分な睡眠を取るのは難しい。
そんなとき、舛谷院長が勧めているのが「昼寝」だ。
深い眠りに入る前に起きることで脳がリフレッシュするため、
「15~20分程度取ると良いですね」。
短時間の昼寝により、作業効率が上がることから
「パワーナップ(積極的な昼寝)」として同学会でも推奨されているという。
昼寝の際は横になる必要はなく、デスクで座ったままの状態でも構わない。
本来、人間の体は深夜と午後2~4時頃に眠くなるが、社会人の場合、
なかなか午後2時に昼寝を取るのは難しいため、昼休みの時間を有効に使うと良い。
「カフェインは20~30分後に覚醒効果が出てくるといわれている。
昼食後、コーヒーを飲んで少し寝ると起きやすい」(舛谷院長)。
いくら眠くても、午後3時以降の仮眠は夜の睡眠に影響を与えてしまうため、推奨しない。
■ガム、ストレッチ…
昼寝をする時間が取れない状況で眠気に襲われた場合には「ガムをかむ」という手もある。
日本チューインガム協会(東京都港区)によると、
ガムの咀嚼(そしゃく)は脳波や心拍数に影響を与え、眠気を抑制する効果があるという。
21~31歳の男女計10人にガムをかんでもらい、覚醒の度合いを調べたところ、
「カフェインなどの配合で眠気防止機能を高めたガムの場合、
口に入れた直後の高い覚醒レベルが持続し、かみ終えた後も覚醒レベルの維持が認められた」
との調査結果もある。
「どんなガムでも、かむことによって眠気を覚ます効果があることは実証されています」(同協会)
舛谷院長はまた、「デスクを離れて少し歩いたり、軽くストレッチをしたりすることも効果があります」
とアドバイスする。
ただ、昼寝やガム、ストレッチといった眠気覚ましは一時的なもの。
寝不足が続いている場合は効果が出ないこともある。
舛谷院長は「『6時間睡眠を2週間続けた人の作業効率は徹夜した人と変わらない』
という米国の研究データがある。
できるだけ十分な睡眠時間を確保するように努めてほしい」と話している。
■「快眠グッズ」もさまざま
新年度を前に、「東急ハンズ梅田店」(大阪市北区)には
心地よい眠りをサポートするグッズが並んでいる。
「快眠グッズ」は3月前後が一番よく売れるという。
香りと揺れる炎でリラックスできるアロマキャンドルは定番の人気商品。
LED(発光ダイオード)ライトでろうそくの炎を再現したタイプなら火の消し忘れもなく安心。
根強い人気の抱き枕もさまざまな素材が使われ、
「超極小ビーズ」を使ったタイプは「密着感が良い」と支持されている。
今年よく売れているのは、アロマオイルを練り込んだ「粘土」。
ラベンダーなどリラックス効果があるとされる香りが練り込まれ、こねるうちに香りが広がり、
手先を使うことで体の末端が温められ、入眠しやすい状態になるという。
夕方とか夜にうっかり寝すぎて深夜に寝られなくなる→日中眠い のループに陥る罠
午後2~4時頃に車運転してるとマジで眠くなりやすいんだが人間の身体はそういう風にできてんのか
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