尾崎 慎 の 彫刻ライフ

石彫刻家尾崎慎の作品の紹介や、展覧会情報、これまでに起こってきたエピソードや日記など様々な事を綴って行きます。

尾崎 慎 略歴

2009-07-10 07:00:15 | 略歴
1985   多摩美術大学彫刻科卒業
     神戸具象彫刻大賞展’85入選
    
     多摩美術大学大学院彫刻科合格
     4年間一緒にやってきた連中と同じ試験、面接を受けなければならない
     辛い試験だった。
     結果は直ぐ出たのだが、私だけが先生に呼び出しをされた。
     「本当はお前はここに居れない人間なんだ!」
     ショックだった。
     その次の日から朝6時から夜10時近くまでひたすら石を叩き続けた。
     一年近くほとんど誰とも口を訊かない位だった。
     


     その時制作した作品。
     当時荻原守衛の「女」という作品が好きでそれを意識して作った作品。

1986   大学院2年 ようやく先生が私と口を聴いて下さった。
     「この一年よく頑張った。ここまで石を叩いや奴は私が20年間見て来た中で誰も居なかった。」
     本当に嬉しい言葉だった。
     
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