尾崎 慎 の 彫刻ライフ

石彫刻家尾崎慎の作品の紹介や、展覧会情報、これまでに起こってきたエピソードや日記など様々な事を綴って行きます。

旅の終わりは

2011-08-31 11:48:38 | ホビー
毎年行われます「石彫のつどい」。この期間中早朝から仕事に入り、午後5時過ぎに仕事を終えて、夕方の小一時間程近くの付知川に鮎釣りに行き、ここに一緒に泊っている仲間達に天然鮎を食べさせるというのが私の毎年の行事の一つとなっています。
しかし今年は時間が短かった事と、夕方になると必ずのように夕立になって、川の増水でとても釣りなど出来ませんでした。
初日前に足をのばし、わざわざこの一週間ちょっとの為に鮎釣り年券12,000円は購入したのですが、全く釣りが出来ず、とても勿体ない。
仕方がないので、何時も行くおとり鮎の吉村さんに言って、おとり鮎を購入し、皆さんに鮎めしをご馳走しました。
ここのおばちゃんも、私の事をとても気の毒がって、かなりサービスして下さいました。
ここにお手伝いに来ている方のご家族も途中私の事を応援に来てくれたり、最終日に出来た作品を見に来てくれたりして下さいました。
何処に行っても、皆さまに可愛がって頂いて有りがたい事です。

ファイナルセレモニーの次の日は大抵釣りをして帰りますが、この日も川が大増水で全く釣りが出来ず、仲間達の道具を纏めて自宅に送るお付き合いをしたり、栗の寿やでスイーツを食べたりして時間を過ごしました。
ところが、だんだん釣りが出来なかった事の不満が募ってきて、どうしても鮎釣りがしたくて仕方なくなってきました。
大増水した付知川から近くの白川を覗き、飛騨川の大増水から馬瀬川を見てから長良川水系の和良川へと車を走らせます。
ここでは竿を出している方がいて、暫く見ていましたが、あまり芳しく有りません。
和良川の道の駅に観光案内が有ったので、宿を探そうとした所へ釣り仲間のジュンちゃんから電話が入って、「長良の和合橋なら竿が出せそう」との嬉しい知らせです。
宿にも泊まれるとの事なので早速車を走らせました。
夕方の4時に到着で微妙な時間。2時間位は竿が出せそうだったのですが、仕事の疲れと運転の疲れも有ったし日券を買うのも何だか勿体ないような気がして、ビールを一気飲みしてしまいました。
久しぶりにお会いするフィッシング和合橋の親父さんとおかあさん、常連さんとの会話も面白く、最近の様子や、明日の釣りの事などワクワクする様なお話し内容。





釣り宿の朝は早く、ガタガタと音がしたのが早朝4時10分。
まだ辺りは真っ暗。お客さんがいつ来ても良いように準備です。
5時頃起きて行ったら、親父さんに「まだ2時間位寝てて良いよ。」と言われましたが中々寝られず、そうこうしていますとお客さんもポツポツと来られ、朝から鮎釣り談義です。
早めの朝食を取って、ジュンちゃんの到着を待ちます。
今日はガッツリ鮎釣りが出来ます。
去年は全く鮎釣りが出来なかったので、こんなに長い時間出来るのは2年ぶり位です。
でもこれだけブランクが有りますとかなり腕が落ちていると予測出来ます。
繊細な部分と豪快な部分を併せ持つこの釣りには魅力が有ります。

ジュンちゃん到着で一気にテンションも最高潮。

ポイントのアドバイスを受け早速釣り開始です。開始20分位で1匹目ゲット。好調な滑り出しです。
2匹目も直ぐに来ました。ここまでは良かったのですが、取り込みの失敗で、リズムを崩しました。
おとりも大分弱ってきて、釣れる気配がしません。
そんな時の救世主ジュンちゃんが来てくれて、「あそこのガンガンの落ち込みを錘で引き摺り回してみなよ。」とアドバイス。ジュンちゃんの横で掛かったのはかなりの大物です。
「デカイのが来たねぇ。」ジュンちゃんのお陰です。
後で計ったら25cm手前の大物でした。



この後も何本も釣りましたが、取り込みミスを連発し、最終的には7匹でした。
久々に鮎釣りを堪能し、楽しい時間を過ごしました。

この蛭川と鮎釣りのセットが終わると夏も終わった気分になります。

また来年もこんな時が過ごせると良いです。

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