尾崎 慎 の 彫刻ライフ

石彫刻家尾崎慎の作品の紹介や、展覧会情報、これまでに起こってきたエピソードや日記など様々な事を綴って行きます。

手紙

2010-08-01 12:10:04 | 略歴
先日美術館に来て下さった方にお礼の手紙を折り返し出しました。

実際この手紙を読むまでこの記事を読む機会が有りませんでしたので、とても嬉しかったからです。

もともとこの美術館では、地元の作家中心で成り立たせ、特別に有名な作家を扱っている訳では有りませんが、去年ここの美術館で行われた「響♪間」というグループ展が切っ掛けで、ここにお世話になる事になったのですが、このような機会でもない限りこの美術館との繋がりは出来なかったのだと思います。
都会で華々しく行われる個展、グループ展には無い、本当の意味で芸術に触れる事の出来るとても良い空間がそこには有ります。
「非日常」という言葉には特別な響が有るような気がします。
緑に溢れたテラスでゆったりと時を忘れ、コーヒーとたばこを燻らせ、普段決して味わう事のない空気を感じ取ることが出来ます。
また来年もここで個展が出来るかと思いますと、そこに訪れる方々の姿が目に写ります。

ここで発表する事は、僕の本来の姿を見せられるような気がします。

今回のこのコラムはその時の感想を見事に綴って下さいました。

もしこれをお読みなった方の中で、この美術館を知っている方や、私の今回の展覧会を見て下さった方がいらっしゃいましたら、その時の感想などを聞かせていただければ嬉しく思います。

さあ来年に向けてまた制作頑張ります。


これは普段私が使っている手紙を書くときの一式です。ボールペンは14年使い続けています。


ワックスと印で最後に手紙の締めくくりをすると、気持ちも引き締まります。こちらも使い続けて16年になり、お気に入りの一つです。

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