尾崎 慎 の 彫刻ライフ

石彫刻家尾崎慎の作品の紹介や、展覧会情報、これまでに起こってきたエピソードや日記など様々な事を綴って行きます。

個展二日目 画廊、作家のおはなし。

2011-10-21 20:36:15 | デッサン・クロッキー

昨日は作品の写真を載せるのを忘れました。

初日を終えてホッとした事も有りました。

そして今日のその二日目です。

豊橋丸栄に最初にお世話になったのが15年前。その時からずっと画廊の企画運営を中心になって私を受け入れて下さった今泉さんが、去年退職をされて、新たな方が企画担当となっていました。

今日はその今泉さんが画廊に来て下さって、久しぶりにお話をしました。

この時代での画廊運営はとても大変だと思います。そんな中でも作家たちは必至でしがみ付きながら作品を作り、発表の場を求めています。しかし作家も画廊も生き延びなければならないですし、かといって一番売れやすい物を求めていても作家たちは育ちません。そこのバランスをどうしてゆくのか?どんなにこの世の中の経済状態が落ち込んでも芸術の世界がこの世からなくなってしまう事は有りません。そんな中での作家達の育成と画廊の生き残りはとてつもなく難しい問題でも有ります。

今泉さんが今日ここにきてお話をされた事は、「僕がここで尾崎先生の担当をさせていただいて、これは先生に限らず作家さんたち全体に言える事かもしれませんが、作品を世の中に送り出して、その作品を見て感動を与えているという事は、とても責任の有る事だと思います。その作品を見て涙したり、話題に上ったりするだけでその作品はその方の心に残った事ですから。」・・・と

私も実際に作品を持って下さった方や見て下さった方が、涙ながらにしてお話をされた事や何時見ても何かを語りかけるよう。と言って下さった事を思い出します。確かにこの事を思い出すたびに自分自身のエネルギーにしています。今泉さんがおっしゃられたように責任を感じます。その方々に応えて行けるような作品を作り続けなければなりません。

 

 

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