彫刻・街角ギャラリー

街角に展示されている彫刻をはじめとしたアート作品を案内します。
あなたも探してみませんか?

上杉鷹山公

2008年04月24日 20時18分25秒 | 作家名 タ行




設置場所 宮崎県高鍋町 高鍋町美術館
制作者  田中 等 HPはこちら

最初に見たときはこの像の完成度に仰天する。
実際に人がいるみたいと言うか、話しかけたくなるくらいにリアルだった。
J・F・ケネディが尊敬する日本人と言ったそうだ。
ほんとにきれいな像にしばし見とれる。

家族

2008年03月10日 18時10分58秒 | 作家名 タ行




※ 私にとって、この作品はそれぞれ家族がもつ伝統的な教えを一つの世代から次の新しい世代へと教え伝えてゆくことを意味します。
しかし単に家族の絆のみを象徴するばかりでなく、お互いの伝統と愛(相互理解)とをわかちあう姉妹都市(名古屋とロスアンゼルス)を象徴していると思いますが如何でしょうか。 チャーナ・リッキー 米国 ロスアンゼルス

設置場所 伏見ヒルトンホテル前庭

真ん中の大きなハートが象徴的かな!姉妹都市を記念して制作されたんだろうか?ほんわかした素敵な作品。

大地の鼓動

2008年02月27日 06時13分31秒 | 作家名 タ行






設置場所 愛知県刈谷市誓満寺
彫刻家  竹内淑浩 
撮影日  2007年4月21日

第1回刈谷現代彫刻展のために作られた作品。
誓満寺の境内によく合っていると思ったら、この寺のために作ったと。
最終日に初めて竹内氏とお会いすることが出来た。
氏の作られたネパールカレーを御馳走になった。
さっぱりとしていて美味しかった。

2月25日にアップした作品と同じ作家さん。

飛びたつもの

2008年02月25日 20時08分43秒 | 作家名 タ行




設置場所 愛知県三好町三好ヶ丘歩行者専用道路
素  材 大理石 台座黒御影石
製作者  彫刻家 竹内淑浩 愛知県生まれ

製作意図 大空を自由に飛び回ってみたいという空への憧れの想い は、誰しも心のどこかに持っている様に思います。
空に向かって飛び立とうとするエネルギーを石という素材を用いて表現してみました。
重い石が飛び立とうとするとき、それ自体の重さは一瞬無の状態になり、軽やかさへと変化していく様に思います。
重さと軽さ、相反するものを同時に存在させてみようと思いました。

アートヒル三好ヶ丘' 91彫刻フェスタ(特選受賞)を受けた作品。とても大きいです。

MOON DANCE

2008年02月12日 19時13分26秒 | 作家名 タ行


作家名   田中等(宮崎県高鍋町在住) プロフィールはこちらから
設置場所 兵庫県上月町上月駅前ロータリー(西播磨石彫シンポジウム)
設置時期 1995年9月
素  材  白御影石
撮影日   2007年3月3日雨

 三日月が二つ並んだような作品は、電車ごっごでもしているような楽しさの感じられるものでした。写真を撮っている間に友達はロータリーをぐるっと回りながら、この角度がいいねーと言うので、私もシャッターを押しながらひとまわりしました。彫刻のまわりの、交通標識・電柱・自販機すべてが彫刻の価値を下げているような気がします。が、屋外に設置されたものは景色を借景にしなければならないのでしょうか。

 見る角度によって、表情が随分違って見えます。寄り添っているように見えたり、大きいはずの石が逆に小さく見えたりと・・・。友達は、絶妙なバランスだねと言っていました。彫刻を見ているだけなら、背景をシャットアウトできますが、写真にするとそれではだめかなと思い何枚も撮ってみました。最後に「95西播磨石彫シンポジュウム MOON DANCE 田中等 1949生」 の石のプレートを確認しました。


 帰りのタクシーの中で、運転手さんに「なんにみえるの」と聞いてみると、「離れようとしている二人をロープで無理に縛っているように見える」と言われました。横の石の彫り方が、丁度紐にみえるそうなんです。「運転手さん、離婚でもしようと思っているんですか」と聞いてみるがそうではないと言われた。人生経験が違うと思いも様々ですね。作家さんに何を意図して作ったか聞いておいて、また上月に来て教えてと言われた。また・・・来れると嬉しいですが。毎日、何をか思いつつ見て下さる人があることを知りました。ロマンチックな想像をする時は、恋しているときだったり・・・するそうです。

 運転手さんの言葉を田中氏に確認したところ、意図は連帯感だそうです。また、当時の私の感覚としては大きい月が男、小さい月が女という感覚があったように思います。ということでした。そして、シンポジウムというものに初めて参加された時の作品だということですから、思い入れは深いことでしょうね。私も作品を手で触ったり、思いを知ったことで、彫刻も上月も好きになりました。