あひる町の住人~兼業画家ライフ~

兼業画家をしています。高知在住。にゃんず・釣りやギター・ハシビロコウネタ、など、悲喜こもごもの土佐日記です。

モノをつくるということ~ハンドメイド考

2015年06月03日 | 【エッセイ】
このところ、「ハンドメイドマーケット」に行く機会が増え、全国的にもトレンドになっているようなので、ちょっと書いてみます。



僕は「ハンドメイド品を作ること」に関心があり、クリエイティブな方々にものすごく憧れているのです。



僕の住んでいる高知県は、特にそのような方が多いように思います。

「ハンドメイドの良さや魅力」について僕の主観でお話しすると、どこにでもあるかのようなデザインかもしれませんが、こだわって作った人の姿が浮かぶ、味わい深い一品物というのはそれだけで唯一無二。ハンドメイドの魅力はそれだと思います。



販売しているひとのキラキラ感が素敵 


ハンドメイドマーケットに伺うと、販売している方は「目がキラキラ」しています。
売れても売れなくても、お客さんとの会話を楽しんだり、出会いを大切にしているように感じます。

僕はしごとで「モノづくり」に関わっています。製造業の職種によるのかもしれませんが、僕も含めて従業員のほとんどの方にはクリエイティブ感はありません。「作業」としてやっているのが現実です。できて当たり前の世界、ミスをしたら原因を追究され、始末書。そして個人のレベルで追究されれば「次はこうしよう」ではなく「いかに関わらないか」という考え方。モノづくりの会社のほとんどではないかと思うほど・・・おっと脱線しましたね、すみません。そうなんです、目は輝いていないんです(苦笑)


だから、ハンドメイドの品物も輝いてみえるのはもちろんのこと、
作家さんの目の「キラキラ」が、更にまぶしく思えるのです。
同じモノづくり・・・でも全然違う世界に思えます(当たり前ですが)。



出展者との会話も魅力 


「マルシェ=市場」は、高知では非常に盛んで、代表としては毎週「日曜市」が開催されております。

平日も場所を変えては路上で市場があります。 僕は「日曜市」が大好きで、野菜などが安くて新鮮なのはもちろんのこと、生産者との会話も楽しんでいます。
ゼロから「作りだす」という点で、一次産業は究極のモノづくりかもしれません。



こうちの街中では「おびさんマルシェ」が定期的に行われて、いつも楽しみにしています。


先日、かるぽーと展示場でもハンドメイドマーケットが開催されていて大盛況でした。



製作者さんから「どのように作ったのか」などの工程は興味深々で聞いてしまいます。
ハンドメイド品は正直高額のものが多いのですが、その苦労を考えると「安い」と思えます。
あとは財布と相談(笑)一点ものだから次に出会いはない!と思うと買ってしまいますよね。



そして、出店している方々の笑顔がなによりのその日の思い出になるんですよ。





「作ってみる」がオリジナルになる 


さて、僕の妻もよくモノを作っています。なにかアイディアがあればやらずにはいられないようです。
料理はもちろんのこと、アクセサリーや革製品など、つぎつぎ作ってみて「次はこうしよう」と言っては楽しんでいるようです。
いい趣味だなぁといつも感心しています。夜中までやっているときもあります。
そして「試作品」と呼ばれているものを僕がちゃっかり愛用していることが多いのです。

なんでもあるこの世の中、あえて「自分でつくる」こと。
いや、逆に欲しいものがないから作ってしまおうということなのでしょうか。
僕にとって「作ってみる」というハードルがめちゃめちゃ高いので、いつも感心します。

作ってもらった「オリジナル品」を使う喜びを日々感じます。
そして、誰かに見せては自慢したくなるものです(笑)




作ってみるきっかけの「ワークショップ」 


「ワークショップ」なども人気なようなのですが、主催者・参加者のほとんどが女性。男性が開催、参加というのはあまり聞いたことがありません。
その点、女性にとっては『手芸屋さん』が全国規模でチェーン店があるぐらい、ハンドメイドが身近なのではないでしょうか。「とにかく作ってみよう」というハードルが低いのかもしれません。
ワークショップが盛んなのも頷けます。


僕のお気にいりのハンドメイドのご紹介 


ミュージシャンの友人・やまゆうさんが「harenchi」
というブランドを立ち上げました。

「harenchi」
のフェイスブックページ

「harenchi」の僕が書いた記事はコチラ

彼はもともと自分で衣装を作っているのですが、ある熱い想いから「ふんどし」を作り販売しています。
「女子力・男子」ですね!

僕も数着持っています。非常に快適です。


イラストレーターの「おわバード」さんの作品♪



まさに「女子力・男子」かわいらしい小物がいっぱい!!

なんとも癒し系なおわバードのLINEスタンプ
も販売していますよ(^_-)


僕が購入したブローチ。なんともいい味わいです。



こちらの作品は・・・なんとプラ板!!

Swan'feeのボーカル・ロミコさんの作品。「Swan'feeの雑貨屋さん


(インスタグラムより)

もはや芸術作品です。
「Swan'feeの雑貨屋さんのフェイスブックページ
あの「沢田マンション」で個展もあるようですよ♪

実物を見たいですよね!!


本当にすばらしい!

他にもすばらしい作家さんが多数いらっしゃいます。
機会があればまたご紹介いたします。




ユー!ハンドメイドやっちゃいなよ!という話 


男性にも自分で作る人はおりますが、かなりマニアックで、道具にお金をかける傾向ではないかと勝手に思っています。
それに男性は「コレクション」する傾向ではないかと思います。


僕もこんなものを集めてしまっています。まぁ、ある意味手作り?品w

男子は、車やバイクを改造するにも自分で作るというより「専門の業者」に作ってもらったり取り寄せたりしている方は多いです。
僕は何かを作るにせよ、「道具を持ってないからできない」「道具が高額だからできない」という言い訳が続いていきます・・・
ああ情けない。「女性ばかりのワークショップに参加するのがこっぱずかしい」という言い訳も(苦笑)
あるものでいいから、まずはやっちゃいなよってことですよね。

・・・という訳でつらつら書きましたが、やってみる前の心構えとして文章にしてみました。

キーワードは、なんども書きましたが「女子力・男子」ですね。
「おねえ系・男子」ではありません(笑)

さぁ、何をハンドメイドしようかな・・・(^_-)


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