筒窓会・神戸市立筒井台中学校・昭和44年卒業生+宮本小学校、上筒井小学校41年卒業生集まれぇ~ブログ

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祭りだ、まつりだ、10月は。

2017年10月19日 14時21分31秒 | 同窓会
秋本番の10月は、どちらも収穫祭のお祭りでにぎわっております。
行楽の秋、お天気の秋のはずなのに、どうも今年は雨模様の日々。
梅雨の再来かと思う日が続いております。
「わたし」さんの長崎も雨だったもよう。
そんな日、神戸、三宮でたまたま御輿行列を見かけました。
三宮駅の南、さんパルで出会いました。
若い人たちがこじんまりと、声だけは、「やっせ、やっせ」と張り上げて、行列しておりました。

そして、小さなお店の前で、整列し、神主さんが、御幣をはらい、皆で拝礼しておりました。
きっと、祭りの大スポンサー?なのかな?
珍しいのでパチリ!







それから、これは、高砂市に住む、店の子の実家のお祭り風景です。
播州曽根秋季例大祭です。







店で一緒に働く彼女が、10月11日から15日まで休むと言うので、「旅行?」と聞くと、「いいえ、祭りですから」というのです。
「はあ?あなた御輿をかつぐの?」
「いえいえ、家のパパは親分ですから、祭りの間は、子分達8人が寝泊りするので、食事やらなにやらその世話で大変なんですよ。ママ一人では面倒見切れませんから手伝わなくては、ご飯だって5升炊くんですよ、、。」
「はあ?」一瞬、何の話かわかりませんでした。常日頃、パパは脱サラしての自営業、ママは近所にパートに出ていると聞いていましたから、、、。
[親分って、なにさ?」
「親分って、知りません?町内の男の子は、16になったら、『僕の親分になってください』と頼みに来るんですよ。それで、いいよ。と返事したら、8人までOKなんですけど、毎年祭りの間その人たちは家で寝泊りして、祭りで御輿を担ぐんですよ。朝一番にお風呂に入って、身を清めてさらしを巻いてから始まるんですよ、、、。」
「ひえ~~!知らなんだ~~。」
正直、カルチャーショックでした。
「ふ」の田舎は、上郡。曽根の直ぐ近くです。夏休み、冬休みには、2週間ほど、一人で田舎に預けられておりました。歳の近いいとこも多かったし、楽しい思い出がありますが、祭りの季節に帰った事はなかったんです。お米作りの共同作業から始まる、田舎の絆。祭りはその大家族主義を支える大きなお楽しみであったのですね。サラリーマンの都市神戸には、そんな大家族主義的お祭りなんてありませんでした。せいぜい、氏子がお神輿を担ぐ程度。地域みんなで支えているという空気は感じなかったなぁ。そして、今の若い子達が、そのお祭りを支え始めていることに、頼もしさを感じました。

無事祭りを終えた彼女からお祭りの写真あれこれを見せてもらいました。

子分と言うから子供かと思うと、もうすでに30を超えたおっさんばかり。
子分が新たな親分となって、歴史がひきつがれていくんですね。
町ごとの御輿を毎年組み立て、町内を練り歩き、最終的には神社でもみあい、倒れなかった御輿の町が勝ちなるそうです。京都の祇園祭と一緒ですね。というか、まだまだ地方には、昔ながらの祭りが生きているんだと言うことに驚き、地方の地縁人縁の結びつきの濃さを知りました。

祭りが終わって、そんなにしんどい思いをした二十歳そこそこのうら若き彼女、今は『祭りロス』で、来年の祭りまでどうやって過ごそうかとうつろでした。
そうだ、網干のみっちゃんに高砂の田中君、あなた達の地域のお祭りはどんなですか?
また教えてください。、
コメント (19)
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