
日吉台地下壕見学の記
~ 同じように「伝える」ことをテーマにした活動に学ぶ ~
~ 同じように「伝える」ことをテーマにした活動に学ぶ ~
2011年6月25日
主催:日吉台地下壕保存の会
慶応大学日吉校舎 にて
主催:日吉台地下壕保存の会
慶応大学日吉校舎 にて

そもそも今年の総会の開催場所に慶応大学日吉校舎を選んだのは、この見学会に参加するためでした。
3月にいただいたかながわボランタリー活動奨励賞の授賞式で、私たちは、「日吉台地下壕保存の会」のみなさんとご縁をいただきました。
「保存の会」のみなさんの活動は、私たちの活動の倍、20年以上にわたり、年間3000人近くの方をご案内されているそうなのです。
慶応大学日吉校舎が海軍総隊司令部となっていたこと(総隊司令部、というのは、つまり、本土決戦の備えての全海軍のそれこそ総合隊員体制のことなんですねぇ)、まったく知りませんでした。大学の地下に、その司令部の地下壕が眠っていることも、初耳でした。
「水俣」のこともそうですが、みんなで記憶にしていかければならないこと(こういう記憶をコレクティブ・メモリーと呼ぶそうです。社会の姿を決めていくのに不可欠な集合的な記憶、と呼べばいいのでしょうか)が、刻まれていかないことは何故でしょうか? ひたすら、私が物知らずなのかなぁ・・・。
総会も早々に片づけて、「伝える」活動の先達による地下壕見学会に参加してまいりました。


左は、見学会参加者に資料として配布されるパンフレットです。
見学会の参加費用は、保険とパンフ代として800円。
毎月第四土曜日に一般の方のための見学会を実施するほか、夏休みなど特別の見学会もあるようです。

