秋田 子ども図書館 がんばれブログ

秋田イトーヨーカ堂子ども図書館が閉館することになりました。すばらしい司書さんと蔵書を子どもたちに届けたいです。

ペーパーさん 絵日記

2009年03月11日 | 子ども応援団

ペーパーさんと王様の 旅の過程を
絵日記?にしてみました。
おうちで作る時の参考になれば、うれしいです

もっともっとペーパーさんと王様に会いたいって?
う~ん、私の力ではこれ以上は・・・むずかしい。
え?どうしても会いたい?

それならば

どうぞ、こちらへ

おはなしのとぴぱらさんのブログ

 「ペーパーさんの冒険」



第三回 「絵本の時間」 ご報告

2009年03月08日 | イベントのご報告

 お・ま・た・せいたしました。
第三回 たまるおねえさんの 絵本の時間 ご報告です。

さて、今回の場所は遊学舎。
木の雄大さ・優しさを感じる気持ちの良い建物でした。

別棟で洋ラン展がおこなわれておりまして
とてもにぎわっておりました。

  さあ、それでは さっそく応援団による ステージの紹介です。

いつも一番乗りのお嬢さん。
まっさきに黒板にプログラムをかいてくれました。
「おねえさんってかんじでかくの?」
「ひらがなでいいと思うよ」

応援団のNさん、Sさんが作ってくださった おりがみうさぎは
はやくにやってきた みんなの手で お山にぺたぺたっとはって 完成!

きりがみうさぎは なかよしお嬢さん達の手で黒板に レイアウト。
他にもおえかき いろいろ にぎやかなステージができあがりました。
みなさんそれぞれに 得意分野があるのですね。

じぶんから「やるっ。」って
目をキラキラさせながらの おしごとでした
 

 そして 会場には 前述したとおりにたくさんのお客様、テレビカメラと新聞記者さん
もうすぐ始まるね、わくわく 。
木の香りにつつまれて 、
さあ いよいよ 絵本の時間がはじまりますよ。


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「みなさ~ん、こんにちはぁ。」
たまるおねえさんだ!みんなの顔がぱっと明るくなりました。

・・・あれ?でも ステージにあがったおねえさんは3人いるよ?
   

 ふふふ、そうです。
子ども図書館の スタッフさんお二人がかけつけてきてくださったのです。
あちらこちらで「あ~」「うわ~」っと 声が聞こえました。うれしいね。そうだよね。
だって、みんなの 子ども図書館だったんだもん。

おねえさんの歌、Sさんたちの鈴の音、
そしてゆ~らゆ~らウサギのダンス。

ぐるぐるまわるよ こぶた・たぬき・きつね・ねこ

なんてかわいいオープニング・セレモニーでしょう

     


 そしてたまるおねえさんが披露したのは  
白ウサギのかわいい親子。
指人形 「ぼく、にげちゃうよ」



次は てあそび 
「一本と一本で」
両方の一本ゆびをあわせて とんとんとん
2本3本と指が増えて 音は大きくなっていきます
おまちかね5本指!大人のみなさん大はりきり
肩も鳴らしてパンパンパン。

さいごは1本指に戻って 「し~」
    

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そうして、絵本の時間 第一部、
スタッフさんたちの絵本の時間がはじまりました。

もと スタッフSaTさんは、ビロードの様な紫色のワンピース。
選んだ本は 「私のワンピース」
しっとりとやさしく歌うような声。
 うさぎのワンピースがが あたたかな色にそまります。


うっとりとしたところで
次は SaSさんの出番です。
選んだ本は 「しろくまちゃんの ほっとけーき」
愛情たっぷりのあかるい声で 
ほら、ほっとけーきが焼きあがってきました。 
 
いただきま
~す

この絵本の選択は、お二人の素敵な人柄をを反映しているようで
おもわずうんうん、とうなずいてしまいました。

すごく楽しくて うれしかったです。
お二人ともありがとうございました。
  
さて、舞台は再びたまるおねえさんに。
机のうえに出てきたのは 鉛筆くん
鉛筆にかじりついたのは・・・ なんと ね・ず・み?
 
そう、『こねずみとえんぴつ』 の人形劇でした。

「は がむずむずしてるんだぁ。」 と、ねずみくん。かじる気満々。
「観念するから最後に絵を描かせておくれよ。」 

そうして えんぴつくんのおえかきがはじまります。
○ △ いろんな絵がかかれていくたび、
ねずみ君は絵のあてっこをします。
「ソーセージかい?」 「そうかもねっ」
そうして最後にできたのは・・・・?



「きゃーーーーーー」といってねずみ君は逃げてしまいました。

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さあ、絵本の時間第二部です
たまるおねえさんの 選んだ本は
「あおくんときいろちゃん」

みんな 真剣に聞いています
なかよしなふたりの きもちがはじけてまじりあっている間に・・・
  

舞台のそででは こんな作業が行われていました。
なにをしているのかな? 
せわしなく分けられていく新聞紙。
まるで、新聞朝刊の仕分け作業のようです。

    

舞台では次の おねえさんのおはなしが始まっていました。
お題は 「密林―きれいなひょうの話」

ひょうの はんてん模様、 どこにいっっちゃたの?
ひょうは探しに出かけます。
そのおはなしに刺激を受けて いっしょに探しにでかけた
小さなおともだちがいましたよ
    


さあ、絵本も終わりましたし
これでお話し会は終了。参加のあかし、シールをもらって
好きな色のおりがみウサギを一羽ずつもってかえって
みなさん笑顔で帰路につきました。
おつかれさまでした。





・・・・、ってそんなわけはないのです。
だって、さっき用意していた新聞紙はなんだったの?

ふふふ、そう、それはお越しくださった皆さんが一番楽しんでいかれた 
「ペーパーさん」 

前回の「北の工作会」で 一番のもりあがりを見せた「ペーパーーさん」
あまりの盛り上がりぶりに 、たまるおねえさんは決めました。
「今回は みなさんに つくってもらいましょう!」

みんなとってもたのしそうでしたね。
見ているこちらも わくわくしてしまいました。
こちらのペーパー(記事容量)も たりなくなりましたので、ちょうどいい。
次の記事では ペーパーさん特集をくむことにしてみますね。

そんなわけで、ご報告第二弾、もうしばらく待ちくださいませ
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さて、今回はどれくらいの数のウサギが 登場していたでしょうか?

   
 


私も わかりません。
とにかくたくさん、たくさん ウサギづくしのおはなし会でした。

うさぎは 1わ
・2わってかぞえるんですって


「絵本の時間」おつかれさまでした&秋田さきがけ新聞

2009年03月08日 | Weblog

 第3回 たまるおねえさんの絵本の時間 in 遊学舎 
無事に終了したしました。

 今回は 82名ほどのお客様がきてくださいました。
会場は 舞台前に マットを敷いて、子どもたちが座れるように、

そのうしろのほうには 椅子をならべて大人の方々もすわれるように
そんな作りになっていました。
 もちろん 会場は満員です。
 前のいすで お父さんのおひざのうえに、抱っこしてもらっている赤ちゃん、
うしろのいすで おかあさんのうでにだかれて 幸せそうにゆらゆらしてもらっている赤ちゃん。
ちいさなお友達が多かったですね。
「北」からは いつものおじょうさんたちのほかに、前回のおはなし会で
お会いした おじょうさんが いらっしゃっていました。

 そして 今回はテレビカメラが2台。
ABSさんと NHKさんです。
NHKさんのカメラマンさんは・・・、ふわひな工作会の時にお会いした
あのかたかな?

  ふとみれば こどもとしょかんのスタッフさんが 絵本を手にしていらっしゃいます。
「ひさしぶりだからきんちょうするわ」
なんて声も聞こえてたりして

 さてさていったい どんな おはなし会が 開かれたのでしょう?

 近日中に アップ(できたらいいな)するよていです。
どうぞお待ちください。

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すでにご覧になっていらしゃる方も
多いかと思われますが・・・  

本日(3月8日)の 
秋田さきがけ新聞 30面  中央あたり 
に 子ども図書館の記事が掲載されています。

 絵本の時間の記事ではありませんよ。
 「ヨーカドー子ども図書館 県立図書館に 機能移転へ
 という見出しです。
 県が司書さんとヨーカドーの蔵書をひきうけてくださる・・・、
という話し合いをしてくださっていて、 ちかぢかその 結果が
発表されるのではないか、ということでした。
  
 今はまだ、意見を述べられる段階ではありませんので
みまもることにいたしましょう・・・。

ただひとつ、いえることは
「たまるおねえさん」
という素晴らしい司書さんの存在を
なくさずに済みそうだ、ということ。

その最低ラインさえクリアできるのならば
いくらでも発展していけると思うのです。

 さてさて 今宵はここまでにいたしましょう。
みなさん おつかれさまでした。


子どものためだから

2009年03月04日 | Weblog

  先週の金曜日に斎藤惇夫さんの講演を聞く機会に恵まれました。
高校生向けの、わたしにとってはとてもわかりやすい貴重なお話でした。
斎藤惇夫さんの代表作は 「グリックの冒険」「冒険者たち」「ガンバとカワウソの冒険」です。
 
 ロマンス・グレーに眼鏡をかけたおだやかなお顔つきの斎藤さん。
話す相手のことを思いやりながら、手振り身振り そしてところどころ
辛口の冗談を交えてのお話ぶりです。 
楽しくてすぐ、ひきこまれてしまいました。

 1時間弱の講演会のなかで、印象に残ったお話をご紹介いたします。
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   斎藤惇夫さんが、海外のある児童図書館を訪れた時のお話です。
  ある図書館員が言いました。
   「『ナルニア国物語』をこの図書館に加えるか否かで、
   図書館員の間で6年間、議論が行われました。」

  斎藤さん 「Why?----なぜ6年間もかかったのですか?」
    
  図書館員 「ナルニア国物語は子どもたちの本だからです。」

   そうして図書館員は6年間の議事録の内容を見せてくださいました。
  そこには話し合いの内容がびっしりと細かく記載してあったそうです。

      英語として美しいか 物語の展開はどうか 登場人物はリアルか
      目に見えるように鮮やかか キリスト教文学として正確か などなど
  
     「子どもたちの未来のために
     子どもたちの今に、選ばれた本を手渡す」
      
それこそが、図書館員の責任だ。とのことでした。
         
   
   ・・・感動しました。しかし話はそこで終わりません。
 その話を聞いた 赤羽末吉さん・・・代表作は「つるにょうぼう」 はおっしゃいました。
   
  
   「そのくらいあたりまえでしょう。
     自分が今書いてる絵本は6年かかっている
     やっとできると 編集長がなおし、さらに色を校正する。
      そこでじぶんがだめ押しをして修正。
      結局その絵本は 7年間もかかって 出版されるんですよ。
     それを考えれば 図書館員が6年間検討するのは当たり前ですよ。
      相手は子どもなんですから!!
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  すこしわかりづらい表現もあるでしょうが、あえてそのまま 載せさせていただきました。
 みなさんのなかで思うままの形で受け止めていただけるとうれしいです。
ほかにも石井桃子さんのお話など、たくさんありました。斎藤さんの熱弁が絶好調のところで学校のベルが鳴ってしまいした。とても残念でした。

       子どもこそ、子どもの未来こそ
    私たち大人が真剣に育まねばならないもの・・・

  その責任を一身にひきうけてくださっていた 
  司書さん・スタッフのみなさんに感謝してやみません。
   
  
  今週末にある おはなし会、いったいどんな絵本が子供たちに贈られるのでしょうか?
  春の風が感じられる今日この頃。
  みなさんが元気なお顔で 訪れてくださることを楽しみにしております。