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日々の気になるニュース。ただし某NGOのお仕事が忙しい時はしばらく更新されないことも…。

ECOWAS視察団、トーゴ入り (BBC)

2005-05-01 03:19:56 | アフリカ関連
ECOWASの代表団が、選挙後の混乱が続くトーゴを訪問している。ECOWASは選挙に関する暴動を非難し、与野党の話し合いを求めている。暴動を避けるために数千人のトーゴ人とトーゴ在住の外国人が隣国のベニンに逃れている。野党勢力は、フォーレ・ニャシンベ氏が60%の得票を得て当選して以来、約100人が殺害されていると述べている。
ECOWASのMohammed Ibn Chambas事務局長は「暴力は民主主義を実現する手段ではない。トーゴの将来へ向けて対話こそが必要だ。交渉の席につくべき」と述べている。
ECOWASは、選挙は公正だったとしているが、野党連合は、死去したニャシンベ・エヤデマ前大統領の息子を当選させるための不正選挙だったと主張している。
国連のジャン・エグランド特使は、暴力は次第に制御出来なくなってきていると、国を二分する内戦の可能性も否定できないとの見方を示している。
国連のUNHCRの担当官は、11500人以上のトーゴ人が30日までに隣国のベニンやガーナに逃れていると述べている。ベニンのUNHCR職員は、治安は回復しつつあるようだが、夜の間に400~700人が非難してきていると述べている。(BBCのサイトから)

野党側の不満は、やはりちょっとやそっとでおさまりそうもない。
写真は、トーゴから脱出するガーナからの移民。

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