多数の雑誌編集者らが治安維持法違反の罪に問われ、戦時下最大の言論弾圧事件とされる「横浜事件」で、有罪判決を受けた元被告5人の遺族が裁判のやり直しを申し立てた第3次再審請求に対し、東京高裁は10日、再審開始を認めた横浜地裁決定を不服とする検察側の即時抗告を棄却する決定をした。
高裁決定は、地裁決定を「にわかに是認できない」と否定したうえで、新証拠として「当時取り調べを担当した元警察官3人の有罪確定判 . . . 本文を読む
1945年3月10日の東京大空襲から60年が経った。日本の各紙のサイトは、追悼式典のもようなどを伝えたが、AP通信やBBCのサイトにも、この未曾有の悲劇について記事が掲載された。
東京大空襲ではおよそ10万人の人々が亡くなったと言われている。しかもそのほとんどは非戦闘員であった。これほどの悲劇だが、国や都が毎年きちんとした形で慰霊を続けてきたわけではない。60周年の今年も、いくつかの慰霊の行事 . . . 本文を読む
強制わいせつで現行犯逮捕された自民党の中西一善衆院議員(東京4区)は10日午後、議員辞職する意向を自民党執行部に伝えた。同日中にも河野洋平衆院議長あてに辞職届を提出する。
ある住民は逮捕について、「あいつならやるかも。選挙に出ることになって急に愛想よくしてきたし、表裏がありそう」と語った。近所の主婦は「奥さんは本当に庶民的でいい方だから、本当に気の毒」と話す。中西容疑者については、「ひたすら調 . . . 本文を読む
9日午後1時40分ごろ、那覇空港内駐車場で、自動小銃M-16(ライフル銃)を所持した米兵が確認され、空港員の通報で同空港警備派出所の警察官が任意同行した。豊見城署によると、米兵は別の拳銃も所持、聴取に対し、「民間機で関西空港向け出発する上司に拳銃を届けに来た」と説明。
日米地位協定では、米兵が銃を携行して基地外へ出る場合、事前に日本側へ連絡することになっている。今回は県警生活安全部に同日までに届け . . . 本文を読む
八日夜、青森県岩木町如来瀬大久保平、農業熊谷春男さん(70)方で、雄のゴールデンレトリバーが雄のカモシカにかまれて大けがをした。
熊谷さん方の家人によると、同日午後十時半ごろ、犬の異常な鳴き声で外に出てみると、犬が犬小屋の屋根の上で血だらけになってぐったりしていた。
近くにはカモシカがじっと立ち、なかなか立ち去らず一時間余りたって、近くの山の方に入っていったという。犬は、前足や脇腹を数針縫うけがを . . . 本文を読む
ネパールの複数の政党関係者は、8日の反ギャネンドラ国王デモで、権力側が少なくとも200人の活動家を逮捕したと述べた。目撃者によれば、逮捕者には、前議員や閣僚経験者も含まれている。
「我々は、民主主義を愛する者が、2月1日に出された国王の違憲・非民主的独裁統治宣言を非難する我々の運動に加わることを訴える」と8日のデモで出された声明で述べられている。
国王に反対する初めての統一デモであったにもかかわら . . . 本文を読む
「普天間(の辺野古移設)なんかやめろ」。首相は先月16日、2プラス2の事前説明のため首相執務室に入った外務省の河相周夫北米局長と防衛庁の飯原一樹防衛局長を前に、こう着状態にある普天間問題へのいらだちを爆発させた。飯原局長らは共通戦略目標のポイントをA4版1枚の紙にまとめ、橋本内閣で普天間飛行場の移設方針を決めた経緯を説明したが、首相は「そんなものは関係ない。進んでいないものはやめるのが小泉内閣の方 . . . 本文を読む
フィリピン南部のボホール島マビニで9日、油で揚げたキャッサバと呼ばれるイモの揚げ菓子を食べた小学生が学校で腹痛や吐き気を訴え、近くの病院に運ばれたが、27人が死亡したほか、AP通信によると、約100人が入院した。マビニの町当局者が明らかにした。
原因は不明だが、町当局者によると、地元警察は、故意に毒物などが投与された可能性は低いとの見方を示した。キャッサバは、適切な処理をせずに食べると有害な青酸を . . . 本文を読む
中西議員は10日午前2時5分ごろ、東京都港区六本木3の路上で、江戸川区の自営業女性(20~22)にいきなり抱きつき、建物の壁に押しつけ、服に手を差し入れて左胸をわしづかみにするなどし、強制わいせつで警視庁麻布署に現行犯逮捕された。中西議員は「酒に酔っており、覚えていない」と供述しているという。
憲法五〇条は「国会会期中は国会議員は逮捕されない」とする不逮捕特権を定めているが、議院の許諾があった場合 . . . 本文を読む
牛海綿状脳症(BSE)の発生で禁止されている米国産牛肉の輸入の再開問題をめぐり、大統領は早期の輸入再開を要請。首相は「自分も早く再開したい気持ちだ。いつ再開できるとは言えないが、日米関係を害することがないよう努力したい」と語り、早期再開に向けて努力する考えを示した。
今回の電話協議は、牛肉問題がこれ以上こじれないよう首脳間で意思疎通を図る狙いがあったと見られる。 (毎日新聞、朝日新聞のサイトから) . . . 本文を読む