リニュ―アルされたミニホームセットを購入してみました。
従来製品はスタンドアローンな使い方をするホームでしたが、今回は水平展開を続ける都市型ホームシリーズの一員という位置づけの製品になりました。
中でもパッケージにあるような支線ホームや頭端式ホームを再現できるようになったことが特筆できます。
もっとも、これらは対向式ホームを加工した幅広ホームに接続するという大前提がありますが、レイアウトの幅が広がることは間違いなしです。本線エンドレスから延びる支線の発着駅に仕立てたり、車両基地へ接続するための折り返し用のホームにしたり…実物の駅でもちょくちょく見られる構造なのでリアルさもしっかり味わえます。
残念ながら対向式ホームを持ち合わせていないので新規アクセサリーを中心に見ていきたいと思います。
レールと組み合わせる車止めは4種類あり、お好みの終端部を選択することが可能です。
(行き止まり壁や車止め標識、終端架線柱は1個ずつしか入っていないため、ホームの両側を同じ行き止まり構造にするためには2セット必要です)
まずパッケージと同じ車止めAとエンドレールE(LEDタイプ)を組み合わせてみました。
スロープの先には幅広ホームがあるという想定ですが、駅舎を直結にして棒線の終着駅に仕立てるというのもありだと思いました。
車止めの上には終端架線柱を付けてみました。機関区レールセットに付属する予定のパーツと同じものだと思います。これが欲しくて買った人もいるはずです笑
また、列車防護装置も付属していました。フィーダー口の凹みに取付脚を落とし込みます。未塗装だと味気ないのでゼブラカラーに塗らなくては。
続いて車止めBとジョイントレールS35-Jの組み合わせ。正直、車止めを名乗っていいのはレールに被せるBだけだと思います。A、C、Dは車止めの先のコンクリート土台に過ぎないので…
今回は車止め標識を立てて非電化路線風にしてみました。
手前にはこれまた付属のトロッコを配置。連結棒もありますがトロッコは1台のみです。
標識部分はモールドで表現してあるので塗り分けも可能ですが、お手軽に再現するなら付属のシールを使う手もあります。
しかし九州用の大サイズも収録されているとは…全国のホームを調査したのかな?
次に車止めCとエンドレールE(LEDタイプ2)の組み合わせをと思いましたが、これはワイドエンドレールEが正解だと思います。
下写真のように、車止めDとエンドレールE(LEDタイプ2)の組み合わせと、車止めCとワイドエンドレールEの組み合わせの長さが同じなるからです。
この組み合わせの場合、行き止まり壁を足した全長が70mmとなりレールの規格に収まります。
というわけで、改めて車止めCとワイドエンドレールEの組み合わせから。
ワイドエンドレールEは片側のバラストをカットする必要があります。
レールの接続部がちょうどホームの接続部と同じ位置にあるのが分かると思います。
ホーム端にスロープを付け、終端架線柱は地上用の土台に交換してみました。
ミニホームセットにはスロープの他、階段状のエンドステップや片側がカーブしたホームエンドL・Rも付属していますので単式ホーム、対向式ホーム、島式ホームのいずれも再現することが可能です。
ワイドエンドレールEのバラストに架かる部分には十字の突起がありますのでカットしています。
機関区レールセットではエンドレールE(LEDタイプ)とどう組み合わせるんでしょうね。
最後に車止めDとエンドレールE(LEDタイプ2)の組み合わせを
車止めBとジョイントレールS35-Jの組み合わせ以外の組み合わせはレール側の柵を70mmに変更した方が良さそうです。
その他、ホームの成型色が都市型と同じグレーに変更されていたり、上面の取り付け穴塞ぎパーツが新たに収録されたりといった変更もあります。色々楽しめそうです。
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