50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

岬への途中で押し黙った間にこんなことも。・・・

2015-09-07 21:37:51 | 小説

岬への途中で押し黙った間にこんなことも。
「こうして市内をくまなく走っておりますと」
と運転手がハンドルを回しながら言って、
「宇礼もようよう発展段階ですな、望月さん」

(つづく)


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