50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

あの宇礼岬、桜の満開の下で、理恵と肩を寄せあい、

2016-03-03 21:04:10 | 小説
あの宇礼岬、桜の満開の下で、理恵と肩を寄せあい、真新しい岬ホテルへと続く桜のトンネルを潜っていった。花に照る頬の理恵だった。桜色の頬。生きいきしたセーターの胸乳・・・・・・。
海を見つめていた理恵、その理恵をぼくはいつまでも見つめていた・・・・・・いい思い出に。

(「おしのび」つづく)


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