50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

そうクモがウガッテみて・・・

2015-03-09 20:12:41 | 小説
そうクモがウガッテみていたのかも知れなかったが、砂漠の花が外にもいると思い、クモは若かったせいによる激し易さから、
「ぼくも哲学を学んだことのある人間だ。認識力はあるつもり、ああよかろう」
「あなたを少なくとも今夫を認めていないから、いうんだけれども、私のあそこだけが夫婦関係というような、そんなのは誰かさんにお似合いね」

(つづく)


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