50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

劇場の出入口に・・・

2015-03-20 21:45:49 | 小説

劇場の出入口に曽根崎心中のポスターが見え、独白めかしてぶつぶついっている若者で、
「ぼくはなまいき、少し高慢ちき、おじさまといって甘えているわけじゃありませんが、このロビーがお話しよいと思ってきてました」
と若者がいった。

(つづく)


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