50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

パチンコ店の華やかな歩道に佇み、

2015-12-16 20:32:34 | 小説
パチンコ店の華やかな歩道に佇み、幼時の幸男を花曇りの下で思い浮かべる。嘘の同情から道江に疚しいと言って、夏子は見すごしにできない習癖、つまり幼時から幸男おせっかいを焼かずにすませられないでいた。

(つづく)


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