おはようございます。
最近密かに遂行している仕事があります。
材料を見れば分かるでしょうか?
自作のマキエ杓作成です!
自分は身長171cmなんで、磯の地形によっては多少なりとも腰を屈めたり、右に重心を掛けたり(右手投げなので)するシチュエーションがあります。
その中で1日何千投とマキエを投げていると腰周りが筋肉痛になったり、重心をかける脚に負担がかかります。
それを打開するのはシンプルに長い杓なんですよね!
先ほどの写真の材料をメインに今回は
90cmの杓を作りたいと思います。
まずは杓のグリップ部分となるパーツにシャフト(折れた竿)を差し込むために穴を拡大します。
タカ産業のグリップに、穴を開けるやつ(名前は知らんです笑)を使って穴を拡大していきます。
そして、このようにシャフトが入ることを確認したら、次はエポキシで接着していきます。
万能な百均エポキシでグリップ内部と境目をしっかり接着剤していきます。
ちなみにタカ産業のグリップにはグリップエンドにこのようなパーツもついているのでついでに接着していきます。
そして、グリップが乾けばカップの取り付け作業になるわけですが、カップの差し込み穴とシャフトの太さが合いません(^^;)
そこで、シャフトの先端にタコ糸(太く感じるようならばハリスの細い号数で応用可)で太くし、瞬間接着剤で固定してからサンドペーパーで微調整していきます。
そして直径がちょうど良く収まったので、接着剤を付けてカップを接着していきます。
今回はベルモントのカラーエンボスチタンカップのSSサイズ(9cc)を取り付けました。
最近はめっきりSSで数多く撒くことが多いですかね。
その方が同調しやすいので(^^)
狙うタナが深くなるならばカップのサイズは少し上げます。
そしてカップを安定して取り付けることが出来たら、仕上げのグリップ調節です。
このように自分の握りやすいポジションのグリップをカッターで削ぎ落としていきます。
握っては微調整、握っては微調整を繰り返してこうなりました。
かなり手にしっくりくるように出来ました!
しかし、まだ、これで終わりではありません。
このままでは握った時に滑りやすかったり、削った部分から素材のスポンジがボロボロと落ちてしまうので、伸縮チューブで補強します。
適度な長さにカットして、ガスコンロの熱で縮めていき、こうなります。
これで全ての過程が終了です。
正真正銘、90cmのSSチタンカップマキエ杓が出来上がりました!
握った感じも、振り抜け感もよく出来たと思うので、かなり満足度は高めです。
あとは折れた竿を利用しているので、シャフトの柔らかさが実用でどうなるかが気になるところです。
今回初めてのマキエ杓制作チャレンジでしたが、手をつけてみると簡単に出来上がりましたので、みなさんも折れた竿があったりもう1本自分に合った杓が欲しいという方は挑戦してみるのもいかがでしょうか。
自分好みの杓が出来た時の達成感はハンパじゃないです。
土曜日はこれで釣りをしようと思います。
それではみなさん、SeeyouNexttime