みんな、ダブルトラッキングって知ってる？大したことじゃないんだけど、これなの。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ADT_(%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E6%A9%9F%E5%99%A8)
要するに一人でユニゾン(ハモるんじゃなくて同一旋律を歌う)をする録音。生では出来ない、当然よね。昔録音機が出来たすぐにこのテクニック技術は生まれたらしい。初期には、最初に一回歌って、それに合わせてもう一回同一人物がテープの録音と一緒に歌う。それをミキシング、オーバーダビングする。トリプルってことも出来るんだけど、あんまりやらないのよね。３声になると合唱団になっちゃうからかもしれない。なぜこんなひちめんどくさいことをやるのかというと、メロディラインを充実させたい時や、ソロで歌うと旋律が寂しく感じる時などにやると、ラインが豪華に輝きだすわけよ。ビートルズの初期の作品に多いけど２回歌うのがめんどくさくなって、テープレコーダーを２台連動させて一回だけ歌えばいいことになった。少しレコーダーの連動をずらしてやるわけよ。アビィロードスタジオのエンジニアがビートルズの要求に答えて開発したって書いてあった。
確かにソロで歌うよりも、いい感じになる。詰まんないメロディが出来てしまった時それをカバーするのにも使う。歌手が下手くそな時にもカバーして少し上手く聞こえる。
だから昔、下手なアイドルに無理やり歌わせるときに大抵これは使われていたわ。例えば浅田○代子、それでも外れていたけれど。
完全にトラックが同期して同一発声になると、ソロになっちゃうのよ。微妙にズレるのでユニゾンだ、と聴き手の脳は判定して、それが豊かな旋律、歌唱に感じられる。録音機が無い時代にはどうしていたか？こんな発想すらなかったのか？そんなことなくってよ。双子の歌手、ザ・ピーナッツみたいなのが昔もいてユニゾンすると巧く聞こえたとか、そういうこともあったろうけれど、身近な楽器でユニゾンするものがあったのよ。
例えば、マンドリン。マンドリン族の楽器はみんなダブル弦なのよね。ダブル弦を上から垂直に叩くと、発声は完全に同期してズレは起こらない。澄んだ音がする。ツイッターなんかはそんな音。ところがマンドリンは前後に弦をピッキングするから微妙に発声のタイミングはズレる。そして複雑な音波を合成して音色が豊かに独特のものになる。
これを昔の人は知っていたから、人間でやればどうなるだろう？と発想したのがダブルトラッキング録音の事始めではないかな？と夢想する。ダブル弦の楽器ばかりではなくて、音色を豊かにするには共鳴も使われた。例えばシタール。あれは弾く弦とは別に、弾かない共鳴するだけの弦を持っていて、弾弦のエネルギーを少し遅れて感知し、違う音色で発声させ、弾弦の音と複雑に絡み合い独特の音色を奏でる。ピアノもペダルを踏めば全弦解放のフリー状態になるから共鳴してエコーがかかった音みたいになって音色が豊かになる。もっとも踏みっぱなしだと、ずーと強く共鳴が続きっぱなしだから、メロディもなにも分からなくなってしまうわ。昔と違って今はみんな金属フレームだからね。あんまりエネルギーが減衰しない構造なわけ。
ズレを心地よしと思うのはタイミングばかりにではないわよ。例えばホンキートンクピアノ。西部開拓時代にカウボーイも英気を養うために町の酒場に行って酒を飲む。そんとき音楽が無ければ始まんないわ。都会から駅馬車に揺られてピアノが田舎に運ばれてくるんだけれど、舗装道路じゃないから、道中の振動で少しチューニングがズレてきて、弾いてみると独特のうなり感、輝き感のファンキーな音がする。これがその当時流行ったブギなんかには最高だったわけよ。現在でもロック音楽なんかで使われている。
結局人間の感性って単純な音波、例えばサインカーブの波、では魅力を感じずに、複雑で少しズレて干渉し合うような波に、豊かさを感じるのではないか？
今夜は長くなったのでこれくらいにするけれど、この本質的な事象はオーディオにも応用が効くし、共通するところもあると思っている。次回はそのことについて書いてみたいの。
さあて今日はもう寝るとするかな。え～、だれよ！あたしのウイッグずらせて、頭にバーコードリーダー当ててんのは！あたしのへァスタイルにはね、大事な個人情報が隠されてんだから勝手に読みとらないでくれる！なに笑ってんのよ、なに？やっぱり突いたさんは男だって？あたりまえじゃないの、最初からそんなこと公言してんだからさァ。
それにしてもあんたのサーチャーも大した性能ではなくってよ。そんなことしか分かんないのかしら？解像度０ね。フン！ ・・・・なに見てんのよ！
http://ja.wikipedia.org/wiki/ADT_(%E9%9F%B3%E9%9F%BF%E6%A9%9F%E5%99%A8)
要するに一人でユニゾン(ハモるんじゃなくて同一旋律を歌う)をする録音。生では出来ない、当然よね。昔録音機が出来たすぐにこのテクニック技術は生まれたらしい。初期には、最初に一回歌って、それに合わせてもう一回同一人物がテープの録音と一緒に歌う。それをミキシング、オーバーダビングする。トリプルってことも出来るんだけど、あんまりやらないのよね。３声になると合唱団になっちゃうからかもしれない。なぜこんなひちめんどくさいことをやるのかというと、メロディラインを充実させたい時や、ソロで歌うと旋律が寂しく感じる時などにやると、ラインが豪華に輝きだすわけよ。ビートルズの初期の作品に多いけど２回歌うのがめんどくさくなって、テープレコーダーを２台連動させて一回だけ歌えばいいことになった。少しレコーダーの連動をずらしてやるわけよ。アビィロードスタジオのエンジニアがビートルズの要求に答えて開発したって書いてあった。
確かにソロで歌うよりも、いい感じになる。詰まんないメロディが出来てしまった時それをカバーするのにも使う。歌手が下手くそな時にもカバーして少し上手く聞こえる。
だから昔、下手なアイドルに無理やり歌わせるときに大抵これは使われていたわ。例えば浅田○代子、それでも外れていたけれど。
完全にトラックが同期して同一発声になると、ソロになっちゃうのよ。微妙にズレるのでユニゾンだ、と聴き手の脳は判定して、それが豊かな旋律、歌唱に感じられる。録音機が無い時代にはどうしていたか？こんな発想すらなかったのか？そんなことなくってよ。双子の歌手、ザ・ピーナッツみたいなのが昔もいてユニゾンすると巧く聞こえたとか、そういうこともあったろうけれど、身近な楽器でユニゾンするものがあったのよ。
例えば、マンドリン。マンドリン族の楽器はみんなダブル弦なのよね。ダブル弦を上から垂直に叩くと、発声は完全に同期してズレは起こらない。澄んだ音がする。ツイッターなんかはそんな音。ところがマンドリンは前後に弦をピッキングするから微妙に発声のタイミングはズレる。そして複雑な音波を合成して音色が豊かに独特のものになる。
これを昔の人は知っていたから、人間でやればどうなるだろう？と発想したのがダブルトラッキング録音の事始めではないかな？と夢想する。ダブル弦の楽器ばかりではなくて、音色を豊かにするには共鳴も使われた。例えばシタール。あれは弾く弦とは別に、弾かない共鳴するだけの弦を持っていて、弾弦のエネルギーを少し遅れて感知し、違う音色で発声させ、弾弦の音と複雑に絡み合い独特の音色を奏でる。ピアノもペダルを踏めば全弦解放のフリー状態になるから共鳴してエコーがかかった音みたいになって音色が豊かになる。もっとも踏みっぱなしだと、ずーと強く共鳴が続きっぱなしだから、メロディもなにも分からなくなってしまうわ。昔と違って今はみんな金属フレームだからね。あんまりエネルギーが減衰しない構造なわけ。
ズレを心地よしと思うのはタイミングばかりにではないわよ。例えばホンキートンクピアノ。西部開拓時代にカウボーイも英気を養うために町の酒場に行って酒を飲む。そんとき音楽が無ければ始まんないわ。都会から駅馬車に揺られてピアノが田舎に運ばれてくるんだけれど、舗装道路じゃないから、道中の振動で少しチューニングがズレてきて、弾いてみると独特のうなり感、輝き感のファンキーな音がする。これがその当時流行ったブギなんかには最高だったわけよ。現在でもロック音楽なんかで使われている。
結局人間の感性って単純な音波、例えばサインカーブの波、では魅力を感じずに、複雑で少しズレて干渉し合うような波に、豊かさを感じるのではないか？
今夜は長くなったのでこれくらいにするけれど、この本質的な事象はオーディオにも応用が効くし、共通するところもあると思っている。次回はそのことについて書いてみたいの。
さあて今日はもう寝るとするかな。え～、だれよ！あたしのウイッグずらせて、頭にバーコードリーダー当ててんのは！あたしのへァスタイルにはね、大事な個人情報が隠されてんだから勝手に読みとらないでくれる！なに笑ってんのよ、なに？やっぱり突いたさんは男だって？あたりまえじゃないの、最初からそんなこと公言してんだからさァ。
それにしてもあんたのサーチャーも大した性能ではなくってよ。そんなことしか分かんないのかしら？解像度０ね。フン！ ・・・・なに見てんのよ！
