≪はじめに≫
新芽が芽吹き始め、楠木の葉も変わり始めたこの初夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
父の後を継ぎ宮司となって、早いもので二度目の新年度が始まりました。昨年は何もわからぬまま行事に追われた一年となりましたが、今年は地に足をつけて一歩一歩着実に歩んでいきたいと思いますのでこれからもお力添えをよろしくお願いいたします。また、壺井通法寺の氏子の皆々様のおかげをもちまして、無事に火災保険をかけることができました。誠にありがとうございました。
壺井八幡宮 宮司 木大明
≪神道のあれこれ≫
神社には必ずと言っていいほど鳥居があります。鳥居は神社の入り口に立つ一種の門であり、神様の聖域と人間界との境界を示した物であると言われています。鳥居の起源はよく分かってはいませんが、一説によると天照大御神様が天の岩戸にお籠りになられた際、長鳴鳥を止り木にとまらせて鳴かせたということから、神前には止り木を作るようになり、それが鳥居となったと言われています。実は神社によって鳥居の形は違いますので、その違いを見てみるのも面白いと思います。
≪お宮さんの今≫
昨年より総代会や各区の総会において協議していただきました「火災保険」ですが、氏子の皆様のおかげをもちまして無事に掛けることができました。この百年に一度という不況の中、決して安くはない保険料ですが、皆様の温かいご支援を頂けるということで、私をはじめ、役員、総代一同大変感謝いたしております。今後もより一層の発展を目指して頑張っていきますので今後ともよろしくお願い申し上げます。
≪今月の標語≫
至誠天に通ず
内田魯庵(明治期の評論・翻訳・小説家)
真心をもって事に対処すれば、その気持ちは天に通じて必ず良い結果をもたらします。
≪壺井八幡宮 祭典予定≫
4月29日 昭和祭
5月 1日 月次祭
3日 憲法記念祭
5日 こども祭
5日 壺井八幡宮 例大祭