２試合共にＰＫ戦

　決勝トーナメント2日目の2試合が行われました。決勝トーナメントでは引き分けはなく試合時間内で同点の場合は延長戦、更に決着がつかねばＰＫ線で勝敗を決定します。
　2日目の2試合は熱戦で２試合とも延長戦からＰＫ線へと進みました。延長戦に入るまでに勝ち切ればそれでよいのですが・・・ロシア対スペインの戦いは圧倒的スペインが有利で展開し、ボールポジェッションも70％は占めていたでしょう。ロシアは殆ど全員守備で数多くのシュートを身体をはって防ぎました。延長でも決まらず、ＰＫ戦ではロシアのＧＫが２名のシュートをファインセーブして勝利を呼び込みました。ロシアは予想外のGint Killimgを果たしました。敗れたスペインのパスサッカーは素晴らしく、優勝候補にふさわしいチームでベスト16で去るのは惜しいチームでしたが、これがサッカー、ワールドカップでしょう。
　第２試合はＰＫがよく止められというかＧＫが活躍されたのでしょう。クロアチアが辛勝しました。ＰＫ戦は各チーム順番を事前に決めており、練習もしているはずですが、キーパーの正面を狙ったのではないかと思われるようなシュートもありました。
今回の試合ではＶＡＲを採用されその効果が表れたのか、ＰＫの数が多くなっています。ＰＫの成功、不成功で勝敗の帰趨が決まるケースが多くなっております。各チームは戦略的に時間をさいてＰK対策をすべきでしょう。