夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

猫が嫌いなわけ

2015年11月06日 02時01分05秒 | 日記
猫が歩いている。偶然拙者もその数メートル後ろを歩く。すると猫のヤツ耳を後ろに捻って歩く。拙者が少し急ぐと猫も少しトットと急ぐ。『このオーチャクな四足めが!』と怒りがこみ上げる。

可愛がる人には何故かスリスリする。キタナイな!と思って見ているがあの下心有り気なスリスリを見ると蹴っ飛ばしたくなる。偶然、『アタシも嫌い』と言う奥さんが居た、気を強くした。

ゴロゴロとのどを鳴らしながらそろーりそろーりと布団にもぐってくる、キタナイ、汚らわしい、あっち行け、と蹴飛ばす。・・・ところが、である、そういうのを見ると『癒される』と言う変人が居るのには驚いた。

夕方外でニャーと鳴く。我が奥様はいそいそとミルクとおさかなカリカリビスケットを持って出て行く。『君はネコに命令されていることに気が着かんのかね?』と言うと戌年の彼女は犬のような顔で拙者を見る。癪に障る、最近癪にさわることばかりだ。

こんなのを飼う人の気が知れない。土足で上がり込んでくる、餌をもらっても感謝のしみちを知らない。それどころか一旦味をしめると次から同じものをよこせと言う、横着である。そう思いながら見ていると後ろ足で耳の後ろをこちょこちょこちょと掻く。それがまた拙者を小ばかにしているようでさらに気分が悪い。

もう亡くなった会社の同僚が『かかと娘が猫好きで迷惑しとっとばい』と言っていたが同感!


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