ブルキナファソから帰国して☆

西アフリカ内陸国での協力隊活動を終えたつこの、結核闘病記!

学校植林計画始動

2010-10-16 02:35:39 | 協力隊活動
活動の方向性を変更してから約2カ月。

あれから、小学校で苗木育てたり植林したりなど環境教育できないかと動いています。



ちょうど教育識字省の県局(県の教育委員会みたいなところ)に新隊員が配属されたので、そのコネを利用して、

小学校紹介して~ とお願い




バカンス(夏休み)が終わって学校が始まるのが10月だから、それまで待てと言われたので、

とりあえず、学校苗畑&植林のフラ語計画書作成して、活用される日が来るのを待つこと1ケ月




で、いきなり今週に入ってから進展が早かった

まさに、教育省ウィーク



月曜日
視学官と呼ばれる小学校を管轄する人たち(要するに市の教育委員会の人たち)が集まる会議に出席させて貰い、
5分くらい時間を貰って自己紹介&自分のやりたいことの紹介

市内全ての視学官に名前を覚えて貰う。


火曜日
CEBと呼ばれる市の教育委員会は地区毎に6つ(CEB①~⑥)に分割されているらしく、
県局でどの地区の小学校をどのCEBが管轄しているのか情報をもらう。

さらに午後、そのうちの1つの事務所を訪問(CEB③)。
10月中に開かれる校長先生の会議に呼んで貰えることになり、そこで改めて校長先生に対して学校植林する学校を募集する予定。


水曜日
3つのCEBを訪問(CEB①②④)。応対も様々だったが、そのうちCEB④では担当者4人が出席してくれ、
苗木生産に必要な物品の確保などについて白熱した議論。
興味を持ってくれている証拠?

ここも、やはり校長先生の会議日程が決まり次第呼んでもらうことになる。

CEB①では、翌日話し合いの場を設けて貰う。

CEB②では、日本の支援が入った(校舎を日本が建てた)学校↓の校長先生を紹介して貰う。




木曜日
CEB①で、校長先生5人と市の教育委員会担当者を交えて活動紹介&意見交換。

苗木生産に必要な物品の確保などを協議した結果、5つ全ての学校が苗畑を試してみてくれることに

来週、各小学校を訪問し、必要なものや対象学級などを協議する予定。


金曜日
CEB②に紹介して貰った小学校校長先生と会い、学校まで連れて行って貰う。

学校は、クドゥグ市内から5kmくらい離れた村の学校。

日本の支援で建設中の校舎は予定を大幅に遅れて進行中


現在は、仮の校舎↓で授業を行っている。






でも、生徒は街中に比べ少なく(多すぎず)いい感じ。

そして、校舎の周りに木が少ないので、植林をするにはもってこいの土地。



そして、近くに井戸もあり、



何より校長先生の意欲も高い(↑井戸のポンプを踏んでいるのが校長先生。)


てなかんじで、来年はこの学校で苗木の生産&植林する予定です。





やっぱり、教育委員会や学校との話し合いで一番議題に挙がったのは、植林に必要なポット、種、動物除けの囲い、水をどうするかということ。


市内の学校には水道が通っているけど、水道代が払えないために子供たちですら自由に使えないのが現状


それでも、①ポットや種は水の袋と落ちている種を拾えば買わずに済むこと、

②せいぜい100個くらいの苗木を作るのに多くの囲いは必要ないこと(1㎡くらい)、

③水も子供1人がペットボトル1本の水を家から持ってくれば事足りること、

④一番の目的は子供たちが苗木の生産方法を学ぶことであり、立派な木を作ることではないこと

などを説明すると、皆やる気になってくれる。



このままいくと、沢山の学校がやる気になってくれて、全部の学校に対応しきれないかも


嬉しい悲鳴




来年の3月、何校の小学校と苗木を生産しているのか??

乞うご期待です


来週も、小学校訪問ばりばりしてきます


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2010-10-16 06:18:22
やってるねー!!
モリンガって木はその地域にある??
何かモリンガについての資料さがしてまーす。
tsune
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Unknown (tsuko)
2010-10-16 20:43:02
<tsuneさん
あるよー。どんな資料がほしい?
団体もあるから貰えるかも。
メールください。
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Unknown (tsuko)
2010-10-21 04:35:23
モリンガあるよー。
詳しい人知ってるので、どんな情報が欲しいかメール貰えれば聞いてみます。
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