僕の知っている島田紳助

2011-08-24 08:15:07 | Weblog

以前の僕のブログを読んで居られる方は御存じだと思うのだが
昔　島田紳助　と言う人と　紳助・竜介　と言うコンビの方と　大阪でラジオ番組に出させていただいた事が有る
昨日突然に引退発表された　島田紳助　さんである
向うさんは　僕の事など一切いや殆ど覚えては居られないだろうがその話を少し

当時僕達は　「ある君セカンド」　と言うバンドで二人で活動していた
マネージャーも付いてくれてて　櫛田と言う同級生のマネージャーだった
櫛田のお陰で　仕事はたくさん入って居て　一週間に三回以上はライブもしていた
今で言う敏腕だったのかもしれないが　先日の大阪の見習い中に　櫛田の話が出たのだが・・・僕達以外の周りでは　敏腕ではなかったという話では有ったが
僕達にしては最高のマネージャーだった　彼の名誉の為に言っておくと　僕達のマネージャー辞めた後は　土居まさるとか　大物のマネージャーをしたんだから
その櫛田がある日　大阪の毎日放送だったか　朝日放送だったか　ラジオのレギュラーが決まったから　と
僕達は指定の日にち・・・確か毎週日曜日の午後６時だったような記憶・・・に　ラジオ局へギターを持って行った
櫛田と僕達は　控室の通された後　その部屋の中で　紳助・竜介　と初対面であった
彼らはファンの女の子の話でもちきりで・・・気さくに僕達にも話しかけてくれていた
一週目は何気に番組も終わって　三か月出演だったので　翌週の日曜日も又ラジオ局へ僕達は行った
因みに　番組終了時に（確か・・・１８時５５分頃から）　お客様からのリクエストを僕達が歌うと言う内容で
その後１９時には番組が終了するのだが　放送の流れて居ない間に僕達のライブをするという内容だった

二週目控室の方へ「おはようございます」と　挨拶をしながら入室そして　本日の打ち合わせをするさなか・・・彼達二人は・・・
先週からの引き続きで　ファンの子と　やったのやらないの　あいつはこんなんやでぇー　あの子はこんなんやでー　と　さながら品評会
そして　番組終了後　僕達に声を掛けてくれた　それがこの一言だった　「なあ？兄ちゃん達ＭＣ面白いやんけ！もし良かったら俺等の付き人にならへんけ」　と

僕達は二人とも口を揃えた様に　「幾らくださるんですか」と聞くと　尽かさず「三万でどないや」と紳助
僕達「一回ですか」
紳助「うんにや、一カ月や」
僕達「じゃあ六万ですねっ」
紳助・竜介「うんにや、二人でやっ」　と　口を揃えて言われた
しかし僕達は当時一人頭で　敏腕マネージャーのお陰で　十五万位の収入が有ったので　「安ぅ～」と　御断りをした　未だ漫才ブームの前だった

良い話には落ちはつきものであるがあ　その後番組プロデューサーから　もっと衝撃的な話が有った　それは・・・
「最初三か月と言って居たけど　来週から来なくていいからはいこれ今日のギャラ」と言われてしまったのである
櫛田も僕等もどうしてですかと　聞くのに・・・又一言　「先週から今週まで　君等の歌に視聴者からお客さんからリクエストが一件もないから」と
番組は公開放送と言うか　局内で椅子を並べてお客様に公開録音生放送だったのだが
番組中は売れてる人の曲をお客様のリクエストで歌う　確か・・・一回目はオフコースの「さよなら」だったように記憶している今週は「ダンシングオールナイト」
番組が終わって放送の流れない時に僕達の売れても居ないオリジナルを歌って　何がお客様からのリクエストじゃあ　と思ったが
翌週　通算三週目から行かなかったというか　行けなかったのは言うまでもない
話を元に戻して　その時紳・竜のオファーを受けていたら　今頃どうなって居たのかと言う話
まっ　夢を見た一瞬だったのかもしれない

さて長くなるのだが　紳助が引退するのは本人の意思で有ろうから致し方ないところもあると思うのだが
僕は一つの疑問が残った　それは何かと言うと・・・過去の事を今更言う奴と言うか　記者会見でも紳助が言ってた様に
暴力団関係者との繋がりは有ったかもしれないが　お付き合いなどは相手も良く解っててくれてしていません
と言って居た内容を　過去の事で有りながら今更リークしたと言うか　チクッタ奴がいると言う事
僕の言わんとしてると解りますか　要するに　紳助が引退したのは自分の意思で有っても　きっかけは他人の暴露ではないかと
充分なお金は　当時三万円どころでなく沢山儲けられたようには思いますけど　悔いはないと言ってられましたが・・・
汚い奴らがゴロゴロしているんだなあって　思った考えさせられた引退劇と　僕の知ってる紳助の話でした