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 「Around the world 」 感じた事を徒然なるままに・・・

世界各地の徒然、音楽、美術、時空をワープしてぼんやり世界の呟き。思ったこと、感じたことを徒然なるままに。

クロアチア「シベニク」

2014-02-23 00:02:29 | 旅行

クロアチアのアドリア海に面した小さな街、シベニクを紹介したい。

 

海岸から続く斜面に作られたシベニクには、教会が点在する。その中の一つでクロアチアの中でもルネッサンス様式の世界遺産のヤコブ大聖堂がある。

 

ヤコブ大聖堂は、1432年から100年以上に渡り数多くの建築家が建立に携わった。最初はゴシック様式、1441年からはユダイ・ダルマティナッツが設計を引き継いだ。そして。ゴッシックプランがルネサンス様式へと大幅な変更がされた。1475年、ダルマティナッツの死後、ニコラ・フレティナッツが後継し、1555年に完成した。

 

ダルマティナッツは、聖堂の壁面に様々な表情の人頭を刻み込んだ。聖人の姿ではなく、当時の一般市民の顔をモデルとしたと言う説が有力的である。

 

四角い土台の上に八角形のドームが乗っている。これを作ったのは、ニコラ・フランティナッツである。1991年に損傷し、その後修復された。

 

此処は洗礼室の天井。繊細な彫刻は、ユライ・ダルマナッツ、ニコラ・フォレンティナッツ等が手掛けた。この真下に洗礼盤が置かれている。

 

身廊は両側に側廊を持ち(ゴッシック様式の代表的特徴で、上部から見ると教会全体が十字架の形を作っている)、ゴシック様式のアーチが続く。屋根はルネサンス様式で二つの様式が融合している。

西ヨーロッパのゴシック大聖堂で見られるバラ窓から見ると、シンプルだがステンドグラスが美しく、白色ガラスが多いので光が入り込んでいる。

 

大聖堂西側がファサード((正面入口)、祭壇はその反対側の東で生地エルサレムの方向であるのは、ヨーロッパ大聖堂の姿)で、左右対称のシンプルなつくり。

 

正面入り口前には、イヴァン・メシュトロビッチの像がある。彼は、クロアチアを代表する偉大な彫刻家(1883年~1962年)で、第一次世界大戦後に、ザグレブとスプリットを中心に活動した。

 

旧市街は散歩していると、狭い路地と石畳の階段が巡らされた姿に、思わ

ずシャッターを数多く切ってしまい、詩が浮かんでくるようである。

 

雨上がりの旧市街を散歩していて、狭い路地を抜けると虹が見えた。心が洗われたひと時だった♪ ロマンチックぅ~~♪

 

アドリア海の畔も美しい。

 

人物や生物写真は、順光が好まれるけれど、私は逆光で風景写真を撮るのは好きなのよねぇ~。

 

 

 

一艘のボート。描きたいモチーフと光景。

 

随分前にもアップしたかな・・・油彩F6号。^^

 

 

次回は、同じくクロアチアの世界遺産トロギールを紹介したい。

 

 

 

 

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クロアチア「プリトヴイッツェ湖群国立公園」とソチぶつぶつ

2014-02-14 02:41:35 | 旅行

クロチアのプリトヴイッツェ湖群国立公園を紹介したい。

ここは、クロアチアの首都ザクレブから南に約110キロ、マラ・カペラ山脈とリチカ・プリッシャヴィッツア山脈に囲まれたリカ地方の端に位置する。大小16の湖と92か所の滝を抱える国立公園で、1979年にユネスコの世界遺産に登録された。

ここから遙か眼下の湖のほとりや滝の落ちるすぐ側まで、降下していく。かなり望遠で撮影。自分の立っている山が日陰を作り、太陽の動きと自分の動きで微妙に向こう側に影ができて、滝の音と水しぶきで、マイナスイオンを全身に浴びて幸せな時間だった。

足元は手すりなどなくて不安定であり、写真を撮るのに夢中になっていると転げ落ちてしまいそう。距離は歩けれど、写真に夢中になってしまわなければ、ゆっくり歩くと素敵なハイキングレベルかしら?

 

水場はトレイル(木の桟橋)が掛けられているが手すりはない。水しぶきがトレイルに吹き上げていて、滑りやすいが何とも言えないダイナミックさに、しばし、足元を見つめた。

 

クロアチア国内最大の滝、ヴェリキ・スラップ。約78メートルの高さから落ちる。プリトヴィッツェ川を源流として、コラナ川に注いでいる。凄~~いマイナスイオンが溢れていた♪ 浴び浴び♪

 温暖な冬と言う事で、4月にならないと見られないはずの春を告げるフキノトウや、成長したフキがところどころに見られた。

透明度の高い湖の中には、石灰華が付着した植物をはっきりと見ることが出来る。

 すぐ左側は岩肌で麓の細い道を歩くと、右手には間近に小さな滝と川の流れを見ることが出来る。

段差に植物が生えていると、まるで網目のような細かな滝を鑑賞できる。

 

 大自然の中に身を置き、マイナスイオンを沢山浴びると、写真に収めるだけではなく、自分なりにキャンバスに表現したいと思う・・・

 これは、以前にもアップした絵であるが、自作のカナダのイメージ。F6号油彩。^^

旧ユーゴの大自然は、沢山描きたいものが一杯!!♪

 

 春と季節を間違えたお花に出会えてラッキぃ~♪

クリスマスローズ。可愛いよねっ?

プリムラにも出会えたぁ~♪

 小さくて、健気で、可憐で・・・・

プリトヴィッツエ湖群国立公園を後にして、ランチを頂いたレストランに小さな動物園があったので、動物達を眺めた。

風景画もお花も、そして、動物も描くのが好きなので、彼等も描くことが出来たら良いなぁ~。

 

 これは以前に描いた野生の鹿。油彩F10号。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ソチオリンピックの男子フィギュアを見ながらアップしたので、集中力が無くて文章は少な目でした。^^

何というのかなぁ~。こんなことを書いたら日本男児総てを敵に回す台詞かもしれないけれど・・・

いやぁ~。時代は巡ったし、世界は広いとは言えど、少しずつ狭くなっているような気がする。私と同年代より少し下から、同年代、上の年代の日本男性のタイツ姿は、目を覆いたくなってしまったけれど。過去のお話ね?

つい先日も、ローザンヌバレエコンクールで、長野の高校生である二山雄さんが優勝しましたし、これから放送されるフィギュア選手の羽生結弦さん、高橋大輔さん、町田樹さんにも期待している。ワクワク。早く演技が見たいなぁ~。日本男性が、スポーツとは言え「美」を競う演技で活躍するなんて、時代が変わったのねぇ~。皆さん、美しいです!!

羽生結弦さんは、被災地出身の選手なのですね。19歳という若い彼の活躍がどんなに被災地の方を励ますでしょうか?高橋大輔さんは、怪我の克服で苦しい思いをしたでしょう。十分、過去のオリンピックで活躍しています。ソチはご本人が諦めていたそうですが、これまでの実績が評価されての出場ですね。

アメリカのジェレミー・アボットさん、転倒で思い切り腰を強打して演技中止かと思われたが、タイムラグの後に笑顔で演技を続けて、凄みを感じさせる美しかったですねぇ~。ウットリ。

ノルディック複合で銀メダルの渡部暁斗さん、スノボーの平野歩夢さん、平岡卓さん、素敵な夢をありがとう。

体力面ではどうしても外国人選手に追いつかなくても、日本男児の精神力の高さに喜びを感じます。

 

それと、ロシアのプルシェンコさんの怪我が早く良くなりますように・・・あの金髪が銀盤で揺れるたびに、私の乙女心を何度も揺さぶってくれたもの。きゃきゃ!

日本人として日本人選手がメダル獲得をすると嬉しいけれど、どこの国の選手も応援しているのです。色々な国へ行って、外国人とも多く付き合っていると、大袈裟かもしれないけれど「人類は皆ワンネス」という感じがするから。

人の喜びや悲しみ、苦しみ悩みなど、様々な感情は民族や人種に関係ないものね。旧ユーゴの戦争の爪痕を見た後は特にそう感じる。

様々な感情の中で、恋や愛の感情の喜びなんて、本当に皆同じ・・・な~~んて、そんな経験などないけれどぉ~。^^

 私なんぞ、「自分に優しく(我儘放題)、他人(男性)に思い切り厳しく!!」だもんね。でも、オリンピックで活躍する選手の頑張りを見ると(比較したりしては失礼だけど)、自分のマイナス点を克服しなくてはいけないなぁ~と自省する気持ちと、頑張ろう!という勇気が貰える。

あ~早く羽生結弦さんの演技が見たい!!こうしてはいられない、TVの前に張り付かなくっちゃ・・・

 

次回は、世界遺産のヤコブ大聖堂を抱える、クロアチアの中でもアドリア海に面するシベニクの街を紹介したい。

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スロヴェニア「ポストイナ鍾乳洞」

2014-02-13 04:25:06 | 旅行

スロヴェニアのポストイナ鍾乳洞を紹介したい。

ここは、ヨーロッパ最大規模を誇るカルスト鍾乳洞である。

 

中世から付近住民には、存在を知られていたが初めて調査隊が入ったのは、1818年である。それ以来、スロヴェニア有数の観光地となった。

岩山の左手には、ピウガ川が流れ、山の静けさの中に、川の流れる清々しい音が聞こえていた。

 

この地底トロッコに乗って、鍾乳洞徒歩コース入口まで10分間走り抜ける。映画「インディージョーンズ」の世界みたいで、もっと乗っていたかったなぁ~^^

 

 

この洞窟は、10万年ほど前から少しづつピウガ川の水を吸収し、石灰岩が削られていってできたものである。

 

長さ27KMの洞窟は、とても神秘的。鍾乳石が一滴、一滴と水に浸食されて、摩訶不思議な形状を作り出している。

洞窟の高度、広さにより微妙に色と形が違う。人の手では及ばない、自然の猛威は言葉が出ない程の芸術を生み出したのだ。

 

洞窟内を歩いていると、ピシャ、ピシャ、シト、シト・・・と水の滴る音が耳に響き、それが、まるで人の心の様にさえ感じた。一滴、一滴と一回一度の水の量は少ないけれど、確実に水が滴ると必ずや、岩山さえの形も変える。人の心も同じであろう。そして、そのバランスがとても重要だ。なぜなら、お玉の様な小さな所に、いきなり大量の水を注ぎいれようとしても、お玉に溜まるどころか総て跳ね返してしまう。また、大きなプールの様な所に一滴一滴水を注いでも、一体いつになったら満水になるのだろうか?満水にならない内に干上がってしまうかもしれない。しかし、湿度や気温のバランスさえよければ、時間が掛かっても確実にやがては満水になる・・・

 

私の心、つまり器はどうだろうか?

七変化八変化して、相手の注ぐ水の量や注ぎ方に寄って、自分を自由自在に対応出来るかしら?或いは、自分らしさを無理に変える必要もないのかもしれない。いや、一滴一滴注ぐ相手には、貴重なその雫を溢さないように確実にキャッチできる小さめの器で受け止め、勢いある流れを注ぐ相手には、跳ね返さない様に大きく深めの器であれるようにするべきだろうか?

最近は、こんな事も思慮できるようになり、少しは大人になったのだろうか?

昨年までは、自分の器に蓋をしていたような気がする。もう、その蓋は外そうと思っている。

 

などなど、湿度の高い薄暗い中を歩いていると、色々な思いが心をよぎる。

 

スパゲッティと呼ばれる細い純白の鍾乳石、カーテンと呼ばれるドレープが波打つ美しい流れる様な巨大な鍾乳石等など、色々な形状を眺める事ができる。

 

音響効果が抜群なコンサートホールもあり、最近ではクリスマスコンサートが開かれたようである。

 

そして・・・

その肌色から類人魚と呼ばれる、両生類ホライモリを水槽で見る事ができる。暗闇の世界に適応して目が退化してしまい無い。えらと肺呼吸で生きている。左の小さな丸い6個は卵。エラのところについている赤いヒラヒラは、赤いリボン飾りの様に可愛く見えた。^^

 

 

 

暗い鍾乳洞から出てくると、足元の雑草の緑が美しくて、色彩の瑞々しさを感じた。この小さな雑草は、日本でもよく見られるハコベですね?子供の頃、セキセイインコを飼っていた時、食べさせてあげるのに、いつも摘んでいた。暗いところでは、哲学者になり明るいところでは無邪気な子供に戻り、忙しいぃ~~^^

 

 

 

 

さて、次にスロヴェニアからクロアチアにむかう途中に立ち寄った、スルニ村を紹介したい。

 

 

ここは、滝の中に民家が在る村。

かなり望遠で撮影している。向こうの川岸の民家から煙が立ちのぞり、犬の鳴き声も耳を澄ませると滝の爆音の合間に聞こえる。

 

スルニ村の住人は、この水音の中で生きているのですねぇ~。生まれてからズ~~っと。でも、まるで真夏の蝉の声が聞こえる静かさと同じ、静けさを感じる世界なのですよ。

 

人間は、実に様々な土地に住んでいるものですねぇ~。

 

砂漠の乾いた土地に住む人々も見てきた、永久凍土で暮らす人々も見てきた。

ヒマラヤの麓に暮らす人々も見てきた・・・

人間が様々な言語を話すようになった出来事を、改めて旧約聖書の中に見出したいと思った。

 

世界は広い。

「初めてみた光景や、そこで聞いた音楽などは、自分にとって初恋のように、いつまでも美しく残っているのです。それは自分だけの宝なのです」

 

・・・・・と、語った兼高薫さんの言葉が私の中に響き渡った・・・

 

次回は、クロアチアの世界遺産の一つである、プリトヴィツェ湖群を紹介したい。

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旧ユーゴ「番外編」

2014-02-10 03:34:30 | 旅行

 

旧ユーゴから帰国して、写真と共に現地の事を書きたいと思いつつも、毎度の事ながら写真数が多くPCに取り込むのが面倒で、中々、ブログをアップ出来ないでいる。それらの旅日記を書かない内であるが、今日は旅の番外編を一つ書きたいと思う。

 

二日続けての東京の雪は、寒く冷たい。北国生まれの私でも、東京の雪の方が心が重たくなってしまう。旧ユーゴではアドリア海の温暖(と言っても冬だったのでやはり寒かったが)な気候と、内陸部の標高のある雪景色を両極端を短い間に経験してきたが、ここ数日は体調を崩した後だったので、余計に心と体に寒さが沁み渡ってしまった。

で、昨日、一昨日と一歩も外に出ないで、家の中で暖かく今回の旅の思い出作りをしていた。

 

その前に・・・・甘いもの大好きな私は、ゆっくりと午後茶を楽しむべく・・・チョコレートケーキを焼きました!と言っても、ケーキミックスを使用しての簡単なものですけれどね。

 

電動ミキサーで、ブ~~~ンとミキシングをして

 

型にパラパラとスライスアーモンドをばら撒き

 

40分焼いて出来上がり♪ 焼いている間は、室内に甘くて良い香りが漂っていて、外は凍える寒さでも温かい室内です♪

 

 

焼いている間に・・・・

「僕が持っていても宝の持ち腐れだし。レマンさん(旅行でもアート素材としてでも)使って・・・」

と、旅先で出会った方で、現地のコインを下さった方がいた。そう言う一寸した、お心ってとても嬉しい~♪ だから、私もそのお気持ちにお応えをしたいと思うのね。それで、そのコインを取り出して、細やかなミニミニアート作品を作る事にしました!

 

お金は、色々な人々の様々な怨念?(思い)のエネルギーを宿している(と思う)ので、クレンザーを付けてブラシを掛けて磨き洗いをして、そして、各国の銀行で生み出されたときのピカピカ状態にするべく、薄い塩素で消毒兼強力洗浄。

 

そうこうしている内に、ケーキが焼き上がり・・・・♪♪♪

 

 

お茶は、クロアチアで購入してきた洋ナシのお茶♪程よい酸味が在って、香りもよくってとても美味しいのぉ~♪ 甘~~いチョコレートケーキには、酸味のあるお茶がさっぱりして美味しいですヨン。美味しい午後茶とケーキを頂きながら、しばし、コインを使ってどう表現するかデザインを検討。

 

旅行日記をこのブログにアップし終わり、3月にでも入ったら、こちらから連絡でもしようかと思っていたら・・・。「もう帰国してから10日」、「その内、食事(お酒)にでも行きましょう、同窓会しましょう」と数人から連絡が入り、皆さん、行動が早い!

私だけが鈍間な亀なのか?多分何をするにも、私だけが鈍間な亀なのだろうけれど、今年はそんな自分のマイナス点を克服するべく、周囲のスピードについていけるように行動しようと思っている。(実際、私のようにその内などと言っていたら・・・その内は永遠に来なくなってしまう懸念があるから。それに行動力、実行力のある人は、やはり清々しいです!その内などと言うのは、単なる社交辞令になり白ける事が多い)。

 

 

…などと思いながら、デザインを決めて制作を開始。

何処の国のコインで、幾らなのか解るように、コイン自体を変化させないで・・・・長らく手元に置いておけるもの。と言う事で、透明度の高いレジンの中にコインを埋め込んで、ストラップかキーホルダーかアクセサリーにする事に決定!

 

時間が掛からなくて、直ぐに完成するように、シリコンの型を使用することにした。ついでに、1個作るのも、10個作るのも同じ手間なので、私自身のアクセセサリーパーツも同時に制作。

 

お守り袋(ネームタグ)型にコインを埋め込んだもの(上段)。切手型のデザイン型に埋め込んだもの(2段目左三つ)。今回の旧ユーゴの旅には関係ないけれど、昨年3月にドバイのアラビア海で拾った貝殻を埋め込んだ香水瓶型ものも(3段目左二つ)。

 

それと、昨年秋にイヤリングの頂き物をした。「お似合いだと思って・・・」と言って頂いたのは、アンティーク調の土台にピンクのキャッツアイが配置されたイヤリングで、自分でなら決して入手しないタイプの物だった。頂いたお礼と礼儀として、その場で身に付けたが、次回にその方にお会いするときも、やはり、礼儀として身に付けていくべきだろう。そうなると、手持ちのアクセサリーのどれともバランスが悪いので、同じような感じのアンティーク土台にキャッツアイを使って、ネックレスやブレスレットパーツを作ってみた。

 

ようやく、各パーツが出来た所で、これから、チェーンや金具を付けて完成させる。何かを作るのって、無心になれるから大好きな時間なのです。

お菓子作りは無心にはなれませんけれどぉ~。美味しそう~♪いい香り~♪と、無心どころか、早く食べたいなぁ~♪♪と心が躍ってしまう♪

 

雪の日の私の一日の行動でした・・・^^

 そう言えば・・・・世界中の硬貨が、引出の中に沢山。ペーパーウエイトでも作ろうかしら?

寒い日々、皆さまに置かれましてはお風邪などを召されませんように・・・

Good night !

 

 

 

 

 

 

 

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スロヴェニア「ブレッド湖」

2014-02-02 23:40:18 | 旅行

日本の四国と粗同じ国土のスロヴェニアの、最も美しい景勝地であるブレッド湖を紹介したい。

 

 

 

スロヴェニアは、1991年6月25日に旧ユーゴスラビアから独立を勝ち取った。時の初代大統領は、ミラン・クーチャン大統領である。2004年EUに正式加盟、2007年よりユーロ導入。今回の5か国の中では一番物価が高かったが、ユーロが使用できることは、在り難い。

 

ブレッド湖の美しさは、「絵の様に美しい」「まるで絵葉書」など、言葉にすると陳腐であるが、その様な形容が最も当て嵌まるように感じる。本当に美しい。今は静かなこの湖も、夏場には湘南海岸のような人混みになるが、冬の厳しい季節だからこその、澄んだ空気で天高い様は、本当に言葉が出ない程に美しい。

 

ブレッド湖とユリアン・アルプスの最高峰、トリグラフ山(2864m)、そして、湖に浮かぶ小島に建立された聖母被昇天教会の組み合わせ、あるいは、湖面から約100mの断崖に建つブレッド城の組み合わせは、幾ら眺めていても飽きない。ブレッド湖は東西2120m、南北1380m、周囲6km程の大きさで、散歩しながら一周できる。

 

小島に建つ聖母被昇天教会は、8~9世紀にすでに建立されたが17世紀に現在の姿のバロック様式に改築された。この教会で結婚するには、新郎は体力をつけ、新郎はダイエットに励まなければいけないと言う。なぜなら、船着場から教会まで100段の階段(実際は船着場を1段とすると99段)を、新郎が新婦を抱きかかえて登らなければいけないと言う。

 

いや~~~ん♪ ロマンチックぅ~~♪

でもねぇ~。新郎は大変でしょうね?でもでも、それくらいの体力がない新郎じゃ、それから先の長い結婚生活が心配。新婦もお姫様抱っこして教会まで運んでもらった時の、初々しさと体重を長い結婚生活で維持していくのは、非常に努力が必要でしょうね。結婚生活と言うのは、一時の情熱がそのまま維持されるものでもないでしょうし。

 

でもねぇ~。この100段の階段を、40数キロある自分を抱きかかえて運んで呉れたなら、一生その腕枕で夢を見られる様に、努力するわ・・・。だって、そう思ってしまう程結構急できつい階段だったもの。

 

教会内部には、鐘楼のロープがぶら下がっており、その鐘を3度鳴らすと願い事が叶うと言う。鳴らしてきました・・・

今回の旅の間中、訪れた総ての教会で二つの願い事を祈ってきました。一つは、私のとても個人的な事。そして、被災地の方の事。

 

その鐘楼は、1534年に時のローマ教皇が寄贈したと言う。それは、当時ある女性が城から小さな鐘を湖中に投じて、最愛の夫の蘇生を願ったという逸話からなる。しかし、その女性の願いは叶わず、彼女は尼僧となり一生を修道院で終えた。人々の願いの奇跡を叶えるためにローマ教皇の計らいである。

 

 

チトー大統領の別荘は、ユリアン・アルプスの山々やブレッド湖に浮かぶ小島と聖母被昇天教会と、断崖に建つブレッド城の総てを眺める事ができる。存命の頃には、この美しい景観は一般人には閉鎖されていた様である。現在、この別荘は、ホテルとして利用されている。

 

 

 

次に、湖面から100mの断崖に建つブレッド城を紹介する。

 

 

 

ブレッド城から見下ろす湖と小島、そしてレンガ色の街並みや、山の美しさにしばし息を飲んだ。

 

 

ブレッド城は、ロマネスク様式の城壁とゴシック様式の建物から成り、場内にはレストランや博物館がある。

 

博物館内は、青銅器時代からのブレッドの歴史を見る事ができる。

 

 

ナポレオン時代の家具やその他、銃器などの展示物などが展示されている。

 

 

歴史学者で学芸員の先生から、直接お話を伺う事ができました。

Face bookをしているか?との問いと、日本女性に対するお世辞の言葉も頂きました。ハハハ・・・外国人男性のお世辞は、「天気が良い」レベルなので、余り真に受けてはいけませんね?^^

残念ながら、face bookはしていない旨を告げると、写真を一緒に撮らせて欲しいとの申し出に、ついでに私のカメラでも、ご一緒に撮らさせて頂きましたヨン。^^

 

 

場内では、ワイナリーもあり。記念にワインを一本購入。

 

スッキリとした辛口でした。

 

 

 

 

次は、同じくスロヴェニアのポストイナ鍾乳洞を紹介したい。

 

 

 

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今夜は新月

2014-01-31 20:13:49 | 旅行

今夜は、2014年の2回目の新月の夜です。今年最初の新月は、なんと1月1日でした。新月と満月の日は、私にとって特別な夜です。

新月の日に願い事をすると叶うのですよ! 2個以上10個までの願い事をしています。ただし、最後の一つの願いは、「新月の願い事をしている人総てのひとの願いが叶いますように」で締めくくるようにしています。自分の願い事の内一つを削って、皆の為に願うと、それは、一つ減ってしまうのではないのです。

 

自分を含めて新月の願い事をしている人総てが、同じように自分の為にも祈ってくれていると思うと、何と壮大な数なのでしょうか?他人が見ず知らずの自分の為にも、その人の願い事を削ってでも願ってくれていると思うだけで、心が温まります。

   

スロベニア(白)とモンテネグロ(ロゼ)で購入してきたワインを開けました。2本一度に?そうなのです。一本一本開けるよりも、まとめて開けて並行して飲み楽しんでいます。^^(欲張りですねぇ~)

 

綺麗な色でしょう?ウットリ・・・ワインは白でもなく赤でもなく、ロゼが一番好きッ♪

 

コルク栓を開けるのに苦労しましたが、コルクの形を留めたまま開ける事ができてラッキィ~♪ なんと!開けてみたら、私の誕生日の日にボトリングされたワインでした。偶然の出会いを神様に感謝です。

 

そして・・・

モスクワからの成田便で、選んだ方の機内食にフオーチュンクッキーが付いていて(別な方は付いていなかった模様)、割ると中から、素敵な御神籤が・・・♪

私が最も欲しい言葉でした。内容は恥ずかしいので、ロシア語の方を写真に写しました(裏側はきちんと読めます)。^^

 

偶然と言うのは、神様からの匿名のプレゼントであり、その偶然の状況を作り出したのは自分自身かもしれませんね?

 

自分にとって苦しい事は、我が身から出た錆びで、嬉しい事は、周囲へ感謝すべき事なのでしょうね?

 

其の事を座右の名にして、今年1年を過ごしたいと思います。

もう、1月も終わり。明日からは2月です。

 

あなたも私も、周囲の多くに感謝できる残り11カ月でありますように・・・・

 

Good night!

 

 http://www.youtube.com/watch?v=valLnKOge7k

 

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ただいま~~♪^^

2014-01-30 19:05:27 | 旅行

ただいまぁ~♪

旧ユーゴスラビア諸国から、帰国いたしました。

 

海外に出る度に思うのですが、日本は本当に良い国です。日本人に生まれて幸福であると共に、感謝の気持ちで一杯になります。

 

出発する頃、大学入試のセンター試験についてTVで放送されていましたが、「ゆとり教育」世代が終りだとか。この「ゆとり教育」は、私たち日本人にどんな貢献をしたのでしょうか? 旧ユーゴを歩いていて、そんな疑問も至る所で多く考えさせられました。

 

ソチオリンピック前と言うことで、どこも空港セキュリティーが厳しく、閉口しました。女性として、機内の化粧品持ち込みが制限されるのは、一寸きつかったですね。それよりも、自分でも信じられない事に、ベオグラード(セルビア)から、モスクワに飛ぶ前に非常に嫌な思いをしてしまいました。

 

つい、うっかりしてしまっていたので全く自分の責任なのですが・・・・

薬莢を持っていたので、絞られてしまいました。トホホ・・・

いつもなら、しっかりと土産品は持参して帰国していたところですが、ちょっとベオグラードで飲みすぎました。(恥)

 

 

旧ユーゴからの独立国の一つ、セルビア人によるチトー大統領礼賛は凄かったですね。まるで、外国人である日本人に、チトーの偉大さを伝えるのが使命のような印象すら受けました。しかし、自分の国の代表者を心から尊敬できるのは、とても大切なことかもしれません。

 

コロコロと一国の代表者が、直接国民が関与せずにいつの間にか交代をしている国は、お人よしの国民なのかもしれません。ですが、そのおっとりした民族の一人一人が、国の信用度を築きあげてきたのでしょう。

 

 

 

さて、1945年にユーゴスラヴィア人民連邦共和国が建国された。後の1963年には、ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国に改称されている。この国は1991年まで続き、その崩壊と共に紛争が泥沼化しかたのは、誰の記憶にも新しい事だろう。そして、各独立国が誕生する。

 

その独立国である、スロヴェニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテヘネグロ、セルビアの各国を順次、徒然なるままに紹介したい。

 あくまでも私個人の視点による、呟きになります・・・・

理路整然とした俯瞰的視野による、旧ユーゴの分析なのではなく、ポワ~ン♪ とした、風景写真中心になります。だってね?クールでアカデミックさが漂うのは、私には余り似合わないものね?ボ~~~ッとした雰囲気で、ポワ~ン♪ としているのが、どうも私らしい様です。^^

怠け者なので、ボチボチとね・・・

 今夜は、2本持ち込んだワインの一本、モンテネグロ産のロゼワインを開けて酔おうと思います。^^

ポワ~ン♪

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

まなさん。

御返事がおそくなってしまいごめんなさい。ネット環境が余りよくないところに居りましたので御返事がおそくなってしまいました。

私も、頂き物なのです。ごめんなさいね。

でも、何とか入手して、お母様に喜んで頂けると良いですね? 

お役に立てなくてごめんなさいね・・・

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クロアチア

2014-01-26 07:26:05 | 旅行

皆様、こんにちは。

わたしは、いま、旧ユーゴのクロアチアにいます。

明日は、ボスニア-ヘルツェゴビナに参ります。

今は、ドブロヴニクですが、スロベニアを経て此処までに来るまで、弾丸により穴だらけの民家や、黒焦げになった林などを目の当たりにしました。しかし、とても写真を撮れませんでした。ですが、ドヴロウニクの旧市街でのお店で、店主が戦時下の写真と復興後の写真を並べて、自らの姿も写しているお店の宣伝ポスターは、写真に収めてきました。

 

黒焦げ後の木々の足元に、新しい木々が生えている姿に、希望を感じます。

美しいアドリア海の写真は、沢山撮りました。石畳の隙間から生えいる雑草もね。

何時もの事ですが、雑草の生命力の強さには、本当に元気と勇気を貰います。(*^^*)

帰国したら、写真で色々とご紹介しようと思います。

それでは、またね。。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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シェレメチボ空港

2014-01-21 02:11:46 | 旅行

皆様、只今、モスクワのシェレメチボ空港です。

これから、ウィーンに飛びます。

長い1日です。ウィーンに一泊して翌日より活動開始です。

成田からの機内では、ロシア人医師の方と御一緒させて頂きました。

とてもジェントルマンで、偶然の出会いを神様に感謝です。

[偶然]とは、神様からの匿名のプレゼントかもしれません。

あっという間の、十時間半でした。

北欧では、9000枚の写真を撮りましたが、どうしてもその時の自分の気持ちが、写真を見るたびに思いだしてしまい苦しいので、多分、暫くは自分でも見ることがないと思います。

いつか、あんなこともあったのだと、完全過去として受け止められるまで、封印です。すべて、データーを削除してしまおうかと思いましたが、思いとどまりました。

サラエボは紛争があった場所です。

色々と学びがあると思います。涙が流れるかもしれません。

 

 

今、こうしてモスクワで過ごせて居ることを、神様に感謝したいとおもいます。

おやすみなさい。(*^^*)

 

 

 

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ごきげんよう~♪

2014-01-19 03:44:14 | 旅行

五感を磨くには、旅が一番ですよね?

実際の旅もそうですし、すぐ近所の公園の散歩もそうです。

明日から、少々、サラエボに行って参ります。今回の旅はギリギリまで出発するかどうか迷いました。

昨年は、海外国内とキャンセル料を支払って、直前で取りやめにしたこともありました。しかし、新年を迎えて、「GO!」と行動する事に致しました。

昨年は余りにも色々な事が重なり、精神が逝っちゃったのですが、「逆境は天からの贈物」で、自分を見つめ内省して自己改革すべき時期なのだと悟りました。また、「総ては最幸になるためのプロセス」であると思えば、何とか乗り越えられます。

今年は大いに人間関係について考えてみたいと思います。ラジオのチューニングもそうですが、自分の周波数に乱れがあると、同じ周波数の物をキャッチできなくて、間違えて不要な物を引き付けてしまいます。仮にそうであっても、修正の仕方を身に着けるべき時期がやってきたようです。

 

実は・・・

10月に北欧で素敵な出会いがあったのです。ですが、受け取る器が無くてね・・・

ベルゲンからオスロに飛んだ時、ボーディングブリッジがなく、ゲートから階段を下りてタラップで搭乗しなければいけなかったのですが、その時、私の手荷物を持ってくださると申し出て下さった方がいたので甘えてしまいました。階段を下りて、お礼と共に荷物を受け取ろうとしたとき、再び、タラップを登るので機内の席まで運んで下さったのです。その様子を見ていた、機内で乗客を出迎えた乗務員が「貴男はなんて紳士で親切なんだ!」と、我々二人を迎えて彼に言っていましたね。

目を見張るハンサムでした。高身長でスマートな物腰。5カ国語が話せて、彼の知性を物語っていました。ですが、日本文化にとても興味があるようでしたが、日本は遠い異国の位置付けの様でした。私は彼と話していて、自分の未熟さに恥を感じましたよ。最後は、オスロの空港のターンテーブルで、片言のノルェー語で「さよなら」を告げて、笑顔と共に別れました。

まぁ~しばし、短いフライトの間を、本の少しだけ夢を見ました。美しくて気品がある紳士だったなぁ~。

かつては、そのような場でも名刺の交換などに至る事も多かったのでしたが・・・・兎に角、次から次へと人との出会いだった・・・なぁ~。まぁ~そんな事もありましたね。今は昔。^^

つまらない事を書いてしまいました・・・・

旅は、色々な学びがあります。大人になった今は、取捨選択を自分で明確にすべきなのでしょう。そのためにも、自分のチューナーに磨きを掛けておかなくてはね?

今回の旅の道ずれは、可愛いテディー子ちゃんです。

頭と手が動きますので、私が感動で動く度に一緒に動いて、キラキラと喜びの意思表示をしてくれるようです。^^

それでは皆様、ごきげんよう~♪

直ぐに帰ってきます。

 

 

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シャングリラホテルと「陰陽の和」

2014-01-16 18:52:23 | 旅行

昨日の午後は、東京駅八重洲口のシャングリラホテルでランチとアフタヌーンティーを楽しんだ。

 

 

シャングリラホテル28階ロビーより携帯にて。

 

シャングリラホテルと言えば、何といっても真っ先に香港九龍のシャングリラホテルが心に浮かぶ。そこで楽しんだアフタヌーンティーの時間は、何時でも私の記憶に鮮やかである。ある時期の1年間、毎月香港に飛んでいた。そして、帰国すると胸が締め疲れる思いを何度も経験した。香港から東京に戻るならば感じないが、札幌に飛ぶと気候の違いから空しさを一気に感じる事が多かった。夏の香港は、暑く湿度が高く、北国育ちの私には拷問にすら感じる。しかし、新千歳の降り立つと、乾いて冷涼な気候は、香港とは対照的で同じ夏とは思えない悲しさに襲われることが在った。

 

それがどうだろう?タイやシンガポール、マレーシアから帰国するとそんなことは感じないのである。その理由を考えてみると、体と魂の在り方と各都市の距離に、その答えが見出される。東京~香港間の距離が2890Km、バンコクが4620Km、シンガポールとクアラルンプールが5330Km(資料によると香港間は2887Kmとしているものもあり、上記の距離は10キロ単位で換算した物のようであり、また、球体の最短距離で、実際の飛行ルートによる距離の算出ではない模様)である。ちなみに、札幌が830、ソウル1160 、台北2110、マニラ3000Kmである。

 

飛行機は最速で移動できるが、しかし、体だけが現地に飛び、魂がそのスピードに付いていかないのである。各個人差があると思われるが、私の場合、3000Km以上になると、体と魂の分離を感じる。それ故、自分の体から離れてしまった心と魂は、ズレや歪が起こり、ある意味すんなり?現地に溶け込んでいるような錯覚を覚える。だからこそ、香港から帰国しても心は鋭敏のままに感じるのである。そう言う意味では、体と魂が一緒に移動できる電車の旅は好きかもしれない。最も、ある距離になってしまうと飛行機を利用せざるを得ないが。

 

さて、1年で一番寒い大寒のこの時期、東京駅八重洲口のシャングリラホテルで過ごして、心は一時、あの蒸し暑い灼熱の香港に飛び、「中庸」の精神について思いを巡らせた。「中庸」とは、両端や両極の真ん中を歩くことではないのであろう。

 

世阿弥の言葉で、何が成功で、また美であるかを示す言葉がある。

 

「そもそも一切は、陰陽の和するところの境を、成就とは知るべし」

 

喜びや悲しみなど相反する感情を知り、苦しみの中で思いやりが育ったり、また、月の美しさは、暗闇と、今その時は目にすることは出来ない太陽の光の相反するものが在ってこそ、輝きを増す。明かりは美そのもので、光は美しさの基本である。そのことは、教会建築のステンドグラスから通してみる美しさを目の当たりにすると、無宗教の人間ですら、美を感じるのは否めない。


世阿弥は、陰の場では陽で行動し、陽の場では陰で行動すると良いと言う。それを自覚的にできると人生は軽やかなのかもしれない。例えば、寒いときに暖かく過ごし、暑いときには、あたかも涼しげに過ごす。深刻なことは軽やかに扱い、軽いことは重く扱う。これが、「中庸」であり「陰陽の和するところ」である。

シャングリラホテルの御化粧室で、そのヒントを得て自省させられた。

 

 

自覚的に「陰陽の和」すれば、調和と一体感と美しさを日常生活で、どう取り入れるべきかを小さな空間が示唆してくれたのである。

タオルなどを、きちんと心を込めて畳む。揃えられたおしぼりの美しさを見て、自宅でも、いや、自分の日常空間であるからこそ、そういった些細な事を美しく整えるのが、美であり心の平安を作り出すのだという事に改めて気が付いた。

 

最近の私は、忙しくて「陰陽の和」を自宅では、おざなりにしていた。「陰陽の和」の効果の絶大さを知っているはずが、いつの間にか・・・・・

2014年は「陰陽の和」で自覚的に日常を過ごすことを、自分に誓った・・・・

 

あなたも私も誰でもが「陰陽の和」を自覚的に意識できますように・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

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無題

2014-01-08 00:00:07 | 旅行

これを頂きながら、ワイン3杯も飲んでしまいレロレロになってしまった・・・・本当は、正気を失うくらい飲みたかったけれど

そんな勇気なし・・・・後が怖いもの・・・・

 

う~~ん。全く私の趣味ではないなぁ~。どれも、繊細さが足りない。女性たる者、もっときれいで可愛いのを身に付けなくっちゃ・・・

 

これでもお花よ! 私は脇役でこそ、全体を引き立てる美しさなの。

 

針葉樹の香りは好き・・・ バイオリンの弓は松脂でお手入れ・・・

今にも落葉しそう・・・でも、凛!として綺麗・・・・

ここはね?

ムンクも「叫び」を描くのに、お散歩した所なの。

 

カサカサの絨毯。

寒くて、私たちは開花しないうちに枯れてしまうわ。誰か私達を摘んで頂戴・・・

雨に濡れて一枚。しっとり悲しい美しさ・・・

木葉が散って・・・

でも、来春には土になるのよ。冬至前までは暗いけれど、それ以降は少しづつ明るくなるの・・・

 

やっぱり、薔薇は美しくって香りも良くって、心が癒されるのよね・・・・

色とりどり。目が覚める美しさね・・・

抱えるのが大変なくらいの真紅の薔薇を2回。抱えられる位の色々な色の薔薇を数えきれないほど・・・

そして、一輪の薔薇なら、いつも頂いたわ・・・・。それは、ピンクが1輪、真紅なら数えきれないほど・・・

日本人は、たった2人だけ・・・でも、抱えきれないほどの1回は、日本人だった・・・

可愛い~。綺麗~。ウットリ・・・・。美しい・・・・香りに酔ってしまう・・・・

 

気品があるのぉ~。香りは白バラが一番好き。

 

一番好きな薔薇はこれ・・・・中心に淡いピンクで白い花弁。つぼみの内は、薄いグリーン。

綺麗!綺麗! 散しの花弁は、日本では殆ど見られないですね・・・・

薔薇は本当に素敵・・・・。黄色は元気一杯ね? 

 

自然の色は、なんて美しいのでしょう・・・・

王子を刺したら、人魚に戻れるのよ!

でも、私ならやっぱり人魚と同じように、涙しながらも、相手の幸せを祈って身を引く方を選んでしまう・・・・

 

 

 

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謹賀新年、パワースポットで参拝

2014-01-02 00:42:10 | 旅行

皆様、新年あけましておめでとうございます。

とうとう2014年になってしまいました。昨年はどんな一年だったでしょうか?私は、恐らくは人生で一番苦しい1年だったと思います。5年前、こんなに人生で苦しい年があっただろうかと、随分涙をした年があり、それは、2013年に大きな喜びで返ってくるのだと言い聞かせた年がありましたが、その来たるべき2013年は衝撃の1年で終わりました。5年前に、色々な状況やサインを見逃さなければ、そこで食い止められたのに、最悪の結果を迎えました。しかし、それ考え方ひとつで状況を変化させられることも、痛みより学習しました。

何もかもが神の采配なのだと思える様な出来事があり。しかし、それは、原因があるからそこに結果があるのだと、自分の心の苦しさよりも原因追究、探究の年でもありました。2013年の最後3か月は、もう二度と思い出したくないというのが正直な気持ちです。

次から次へと色々な事が起こり、でも、夜明け前が一番暗いのだと言い聞かせて、あとは夜明けがヤッテ来るのだと、更に自分に言い聞かせました。だから、普段の私ならばしないような大胆な行動もしてしまいました。正気だったら二の足を踏むことも一歩踏み出し。まぁ~なるようになれというヤケもありますし、そのヤケの行動も直ぐに自分で否定して、なかった事にも出来る。まだ、そんな冷静さも少しは残っています。

 

それで、本日2014年1月1日は、富士山参拝に参りました。

富士浅間神社と富士五湖に参りました。朝6時からお出かけをしてきましたよ。大晦日から元日に掛けては睡眠していません。やっぱりどこか精神が逝ちゃっている。体内時計が完全に狂っています。

5年前、毎日泣いて過ごしているとき、助けて下さった方がいました。夜中中電話で話したという事もありました。傷心で旅に出るとき、行先を告げなかったのですが、海外か国内か?の質問に国内とだけ答えたら、羽田に飛んで来ました。でも、会えませんでした。何故なら、羽田到着ギリギリで国内であることを告げたので、もう、その方が到着する前に、私はゲート入りをしていました。ゲートまでも追いかけて来る心積もりの様でしたが、その方も旅客としてまでしか入れないターミナルを離発着する便に乗ったからです。

何に苦しんでいるか一切話しませんでした。あの時、申し出を受けて心の叫びを聞いてもらえばよかった。そうしたら、昨年も躓くことはなかったのに。しかも、結果として、申し出て下さった方を滅多打ちに突き落としてしまった、後味が悪い。今思うと、穴があったら入り込んでしまいたい。なんという残酷な事をしてしまったのだろうと。自分の愚かさに恥ずかしさで居た堪れなくなってしまうのです。

青空に飛行機雲を見ると、苦しくなります。「紅の豚」を思い出します。

ず~~~~~っと心に引っ掛かっていたけれど、今日(2014年1月1日)、富士山の麓に吹く風に総てを流してきました。もう、その方の記憶の片隅にも私の事は残っていないでしょうし・・・・その方の幸せも、私の幸せも、周囲の皆の幸せも願って・・・・風の吹くままに総てを流してきました。

この5年、並行して色々なことが在ったなぁ~。

只今、酔っぱらって書いています。

寒かった・・・・でも、富士山はやはり美しかったですね。

山中湖から見た富士山。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

河口湖から見た富士山。

河口湖の写真を撮る前に、余りに寒いので甘酒を2杯飲んだら、ちょっと酔ってしまい・・・・写真が撮れませんでした。甘酒で酔ってしまうなんて・・・・

少し酔った位では文章は書けると思っても(ブラインドタッチで打っている誤字脱字が凄いけれど)、やはり、写真は正直で、まともに撮れないですね・・・、良い写真はないのです。どれも駄目で絵になりません。やはり、酔った構図です。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

西湖から見た富士山。西湖では酔いも冷め、なんとか自分を取り戻しました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

精進湖から見た富士山。

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本栖湖から見た富士山。

千円札はここの写真でしたよね?鏡(逆)富士を撮ったりするには、時間や日照が問題になりますので、今回はそのような写真は撮れませんでした。

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

富士浅間神社で参拝。

杉並木の参道を杉の香りを楽しみながら歩いていました。

とっても新鮮な木々の香りで、神泉な言葉が心に浮かんできました。杉の間から零れる日差しが美しいです。

 

周囲を明るく照らすには、先ず自分自身が光輝く存在でいないと、誰も照らしてあげることは出来ませんよね?

「健康で心身共に美しくあれますように・・・」御利益を信じて♪

でもぉ~、今私は、日本酒を飲み、エイヒレをつまみながら、恐ろしい姿でこれを書いています・・・・(恥)

乙女でもなく(乙女という年齢ではありませんが、こころはいつも清く乙女のつもり)、淑女でもなく、レロレロした状態です。^^

 

そうそう・・・・

富士山に向かう途中、知人が八ヶ岳から甲斐駒ヶ岳の朝焼けの写真を送ってくれました。パステルカラーの3色入り混じった美しい空模様だったので、ここに一緒にアップします。絵を描く時の勉強になります。白い雲や雪を描くのって、とても難しいですから・・・・

 

 

迎えた2014年が、あなたにも私にも誰にでも、素敵な一年でありますように・・・

そして、私自身においては、自分のマイナス点を克服して自己練磨できる1年でありますように・・・・

 皆様、素敵な初夢を・・・・

 

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ブルガリアの首都ソフィア

2013-12-24 00:00:02 | 旅行

ブルガリアの首都ソフィアを紹介したい。ソフィアは、ヨーロッパの首都としては、マドリッドに次ぐ高所にある。標高550メートルの高原都市で、人口は149万人で、ヴィシャト山の麓に位置する。旧ソ連やブルガリア共産党の関係する建築物や銅像などは一掃された様子で、民主化から20年経過したことをうかがわせる。しかし、街中はロシア語と同じキリル文字が目に飛び込んで来る。

 

 

これは、旧共産党本部である。非常に威圧的な建物である。

 

これは、バーニャ・バシ・ジャーミヤ。オスマン朝時代の1566年に建立されたイスラム寺院である。この周辺にはトルコ系の住人が多く、他の地域とはとがった独特の雰囲気を持つ。共産党時代には、彼らがこの寺院を信仰のよりどころにするのを禁じていた。

 

これは、聖ゲオルギ教会。4世紀にローマ帝国により建立された、現存するソフィア最古の教会。教会背後には、ローマ時代の浴場跡が見られる。周囲にはビルが立ち並び、長い歴史を見守ってきた風情がある。

 

これは、アレクサンダー・ネフスキー寺院。

ブルガリアで最大で最も美麗の5000人を収容可能な寺院である。ドームの高さ60メートル。ブルガリア独立をなした露土戦争(ロシア帝国もしくはその前身帝国とオスマン帝国(トルコ)との戦争)で殉死したロシア兵を慰霊する目的で建立された。1882年着工、1922年完成。

 

これは、聖ニコライ・ロシア教会。聖ニコライを祀る為に建立された教会で、1913年に、ロシアの外交官セモントフスキー・クリロの命による。

 

これは、大統領官邸。

う~~~ん、ハンサムぅ~♪

 

官邸近くの道路で見かけた不思議な車。車種をご存知の方がいらしたら教えてください。^^

 

これは、ロシア皇帝アレクサンダル2世(1818~81)の騎馬像。何故ロシア皇帝の銅像があるか?それは、アレクサンダル2世は、露土戦争の勝利により、ブルガリアをオスマン朝支配から解放した英雄だからである。よって、この像は解放者記念像と呼ばれている。高さ14メートル。右側には、オスマン朝に対する宣戦布告書を持っており。台座には、「我が兄弟、解放者のために」の碑文が刻まれている。

 

そうそう、ブルガリアでの食べ物を紹介するのを忘れていました。ブルガリアと言えば、ヨーグルトですよね?

 

日本で、ブルガリアの国名がそのまま商品名なったヨーグルトがありますが、全く別物です。多分、そのヨーグルトのホエー(上澄み液)を取り、更にカーゼか何かで濾したら出来上がると思います。硬く、クリームチーズの様な感じで喉が詰まってしまいますね。ギリシアヨーグルトとほぼ同じかしら? これは、手を付けていない写真です。ツボのふちに盛り付けの時の汚れ?を付けてしまっても気にしないと言う事でしょう。スプーンも突き刺した状態でサービスされました。個人的にはヨーグルトは大好きなので、とてもおいしかったです。

これを食べただけで、お腹がズシリとして胸一杯になってしまいました。琴欧洲さんは、ブルガリア時代に、これを毎日2キロ近く食していたと言う事ですから驚きです。

 宿泊したホテルは、とても素敵で、お菓子の家のクリスマスディスプレーが可愛らしかったです。お部屋のベッドカバーは薔薇柄でとてもムードがありました♪

さぁ~、この辺でルーマニアとブルガリアの紹介は終わります。写した写真のほんの一部でしたが、何時も、お読みいただいている方、ここにお越しくださりありがとうございます。

 

さようなら~ソフィア。

 

しばし、雪の白い世界に浸った。寒かったぁ~。

でも、帰国して少しボ~っとしていたら、冬至を迎えました。今日から少しずつでも、昼の時間がながくなりますね?

さようなら~ビトシャの山々よ・・・・

 

 

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世界遺産ボヤナ教会

2013-12-22 00:00:07 | 旅行

世界遺産のボヤナ教会を紹介したい。

ボヤナ教会は、ソフィアの中心部から南西8キロのヴィトシャ山の麓に位置する。

 

ヴィトシャ山は、標高2000メートル級の山々が連なる。最高峰は標高2290メートルのチェルニ・ブラウ山(黒い頂きの意味)である。この辺一帯はスキーリゾート地である。

 

ボヤナ教会は、10~11世紀に建立された。そののちに、13世紀と19世紀の二度増築を重ねている。

 

毎回、数千枚の写真を写しているが、私自身の写真は全くない場合もあるし、あっても5枚以下である。しかも、自分の手足を写したものが多い。今回は珍しく、全身写真が在ったのでアップ。。。(恥)^^;

この煉瓦だけで組み立てられた部分が最初に建てられた聖堂である。

世界遺産に登録されているのは、1259年に描かれた、教会内部のフレスコ画である。ここでも「最後の晩餐」が描かれている。

世界各地の「最後の晩餐」を随所で見てきたが、比較すると面白い。南米ペルーで見た「最後の晩餐」を思い出しながら、頭で比較しながらボヤナ教会のものを鑑賞してきた。絵画としての「最後の晩餐」について、各国各所を取り出して論じると、それだけで本が一冊書けてしまうので、ここでは割愛する。

 

目にするもの総てに、愛おしさを見て眺めていると、多分、写真の好きな人や画家は、私と共通する目を持って、物事を眺めているのだろうけれど、何かを見たときに、その観た光景以上に、自分がこれまで経験したことのフラッシュバックがマザマザと怒涛のように脳裏によぎる。

子供の頃。屋根から垂れ下がる氷柱に太陽が当たり、少しずつ解け始めて、ポツポツと氷柱の先から雫が零れる様を見たときには、何もかもが雪で覆われた銀世界にも必ずや春が来るのだと、微かな季節の移り変わりを感じたものだった。冷たく寒い冬は苦手でも、「雪は天からの手紙」という、中谷宇吉郎博士の事を思い出すと、溶け始めた氷柱と引き換えに、美しい雪ももうおしまいなのだと、終わりと再生を感じていた。

 

よく旅行が好きなのですね?写真が好きなのですね?と尋ねられるが、実は、人間が好きなのだと思う。かつては、多くの人と世界を旅していたから・・・・

そのころは、写真など取る暇も風景の美しさと対話する時間もなかったから・・・・

今は、自由にのびのびと心の赴くままにシャッターを切っているのである。

 

次回は、ソフィアを紹介したい。

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